写真は 昨年2月に能楽堂で開催された『つるの恩返し』。
主催は、一路会の女性グルーブで結成された「姫ローズ」。
語りと詩吟に 筝、三絃、鳴り物、笛などの演奏が加わる。
単なる伴奏ではなく、それぞれが それぞれの場所で主役となる。
来聴者は40代50代の方が数百名。子供連れの若いママさんも。
「詩吟も邦楽も初めて」という方がほとんど。
全国コンクール優勝の肩書をもつ澤田千鶴香の語りと詩吟は圧巻。
敬遠されがちな詩吟だが、「初めて聞いたけれど、すばらしい」
「詩吟がこんなにすばらしいものとは思わなかった」
「ぜひ、次回は友達を誘って来ます」との絶賛の声。
詩吟や邦楽の衰退に歯止めとなるか。
ご要望に応えて、今年10月14日、能楽堂公演。乞うご期待。