現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

九月十三夜

2009-11-02 16:19:42 | 虚無僧日記
11/2 早朝4時に家を出て「朝起会場」へ。向かう途中
西の空に、月が煌々と輝いていた。今朝はこの秋一番の
冷え込みとかで、いっそう冴えわたって見えた。こんな
月を愛でることができるのも「朝起会」の効用か。

11/4 が満月。さすれば今日は 旧暦「9月13夜」の月か。
旧暦では、8月15日と、9月13日の月を愛でることになって
いたらしい。

上杉謙信に『九月十三夜陣中の月』と題する詩がある。

  「霜は軍営に満ちて 秋気清し  数行の過雁 月三更
   越山併せ得たり 能州の景   さもあらばあれ家郷 遠征を憶ふ」

天正5年(1577) 謙信が能登に攻め入り滞陣した時に詠んだ詩だ。
すでに「霜が降り、秋気清し」と。戦国時代は「寒冷期」だった。
雪も多かった。今私は、まだ夏服のまま。


 「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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