おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

官僚のシナリオ

2012年03月24日 | Weblog

午前7時の気温は、マイナス2度。曇り空でござる。きょうこれからは雪だそうな。春の足音はどうにも遅いです。

きのう日中は5度ほどもありましたでしょうか。そんな中、おぢとハニーさんは、仕事を兼ねて余市町へ行きましたです。

余市町まではちょうど50キロ、我が倶知安町を出ると、道路も乾いておって快適ドライブでござった。

で、昼食は、かねてから気になっておった余市町の「Jijiya・Babaya」という何とも辛気臭い名前のお店でいただきましたです。役場近くのお店で店頭には三色旗のあるイタリアン。

ようはピザとパスタのお店。ガス窯で焼くピザはともかく、お勧めのパスタ「ヘラ蟹のパスタ」は美味でござった。食後に周りを見回すと、おばばっか。

余市町のおば御用達のお店らしい。ピザのチーズは、どうにも残念でござったけどね。ピザのチーズはひらふ地区のニセコピザが頭一つ抜けておる。

そのあと、少し遠回りしをして、赤井川村に寄りましたです。ここでのお目当ては、2月にできたばかりという「カフェ リンフォレスト」。

このカフェ、「納屋のキット」を基にした建物で、農家が経営するカフェでござる。食器や店内のイス、テーブルなどにこだわったお店で、ここでおいしい紅茶をいただきましたです。

薪ストーブの温かさが心地よく、長居してしまいそうなお店でござった。余市方向からだと、道道36号線沿いの赤井川診療所から右折して200~300メートル先の右にありまする。

とってもいい音楽が流れておって、うだうだするにはもってこいのお店。お勧めでござる。

さて、財務省と経産省の官僚どもが、あれこれ画策しておるのだそうな。自民党と公明党に働きかけて、税と社会保障の一体改革の成立と引き換えに5月初旬に解散するシナリオだそうな。

さらに、解散前には東電幹部全員の退職金なしの総退陣と引き換えに原発再稼働。農水予算の大幅拡大と引き換えにTPP参加宣言だそうな。

どもこもならん。

そもそも、野田どじょうは「政治判断で原発再稼働」という、世界をあ然とさせる「非科学論理」で原発再稼働を強行しようとしておる。

官僚さまは、東電幹部の首に鈴をつけて、これを後押しだそうな。

ここは御用学者と揶揄されたあの斑目原子力安全委員長ですら危惧しておるように、ストレステストの2次審査をクリアしないで再稼働などあり得ないのではないのかね。

フクシマ第一原発の事故も、津波以前に地震で建屋内部が破壊された可能性が大きいことを、民間事故調に証言した作業員がいる。何しろ建屋の内部は配管でぐちゃぐちゃ。

地震で配管が壊れないなど、考えられませぬ。

さらには、電源が喪失し、電源車など電源が確保できない深刻事故の際、手動でベントはできるのかね。屋外でベントができないと、水素爆発の再現、フクシマの二の舞じゃ。

そして、斑目さんご指摘のように、テロ対策はどうなのか? 北朝鮮の工作員が、原発を標的にした場合の対策はどうなっておるのか?

まことに大甘の対策というのに「政治判断」で再稼働。おぢは散々書いておるけれど、これでは世界の笑いものでござる。

いや、世界は怖くて笑えんだろう。キチガイに刃物、デタラメなニッポン人に原発でござる。

サルでも反省するというのに、まるで反省のない「人でなし」が野田の本質でござろうか。

フクシマは、世界中に放射性物質をまき散らしましたです。その反省もないままに見切り発車で再稼働するというニッポンの原発行政、何度でも言いますけど、恥知らずでござる。

消費税値上げで歴史に名を遺したとでも思っておる野田どじょう、予想される首都圏大地震で、原発が再び深刻な事故を起こしたなら、くどいけど、ニッポンはアジャパーでござる。

それでも再稼働に突っ走る野田どじょうと枝野経産相、この際皆さんは「国賊」だと申しておきましょう。

あれこれ画策する官僚さまが、いま一番恐れておるのは、橋下徹のブレーンを務める、元経産省の古賀茂明さんに元財務省の高橋洋一さん、そして元国交省の上山信一さんだそうな。

この皆々さま、なにより官僚のやり口を熟知しておる。彼らが政務三役として、永田町に乗り込む日が、おぢは待ち遠しいです。

教育問題など、どうやら橋下徹にはあれこれ問題もあるようじゃ、とはいえ、既得権益者がばっこする腐ったニッポンをなんとか変えるのは、劇薬・橋下徹ぐらいでござる。

いま原発をとめることが出来そうなのは、大阪市の橋下徹と東京都の石原慎太郎のふたり。おぢとは主義も主張も違うおふたりではありますが、脱原発の一点で支持をいたしまする。

とりあえず次の選挙、維新の会メンバーを原発推進派議員の選挙区に必ず立ててほしいものでござる。応援しますぞ、維新の会!!

原発止めることができるなら、悪魔とでも手を握るのが、この先100年、200年を見据えたおぢの結論でござる。

スマンね!!