おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

朝の気温は零度!!

2012年03月06日 | Weblog

午前7時の気温は、零度。時おりみぞれが降っておりまする。これまで、延々マイナスの気温が続いておったわけですが、今朝はとうとう零度。春でござる。

きのうの朝、マイナス20度でひっくり返りましたが、それに比べりゃ今朝は天国でござる。ニャンも早朝から外でウロウロしておる。

もっとも、いまはみぞれですので、軒下にうずくまっておるけれど、伸びをしたり、欠伸したり。厳冬を乗り切ったニャンにとっては、まことに心地よい気温零度なのでござる、たぶん!!

さて、このところ、野田どじょうと谷垣総裁が、ホテルで会ったとか、会わなかったかと、たいそう喧しい。消費税導入をにらんだ動きだそうな。

それもこれも、例の陸山会事件で、小沢一郎が無罪となる可能性が大きいことが背景にありまする。小沢無罪となれば、消費税に反対しておるわけで、民主党は一気に分裂含み。

そこへ降って湧いたように民主・自民の両トップ会談でござる。次回選挙でのいわゆるガラガラポン、政界再編へむけて動きが加速した、ってことのようでござる。

その大前提となる「小沢一郎無罪判決」について、長年、裁判を追いかけておるジャーナリストの魚住昭さんは、週刊現代「ジャーナリストの目」で、小沢の判決について以下のように書いておる。

「証拠に照らせば無罪でしょう。でも裁判官の中には『推認』だけで判決を書く人がいるからまだ分からない。あえて言えば7対3か6対4で無罪」としておる。

なぜか? つまりは昨年9月の東京地裁、小沢一郎の元秘書である石川知裕衆議院議員に対する「判決のショック」で、歯切れが悪くなったとしておる。

石川議員の裁判では、検察による石川調書を証拠採用していない。不当な捜査が明らかだとしておるわけで、これなら当然「無罪判決」となる。

ところが、証拠の欠落した部分を「推認」で埋めて、有罪判決とした。魚住さん、「判決の要旨を読んだ時の背筋の凍るような思いを今も忘れない」としておる。

そして、こう結んでおる。「証拠に基づくまともな裁判が言い渡されるのを心から願う」

この国は、裁判までも怪しいことになって来ておる、どっかでしっかりリセットしないとどもこもならんではないのかね。