午前7時の気温は、マイナス5度。きのうは酷い荒れ模様の天気でござった。強い風と雪で、シーズン中にもなかなか経験できない猛吹雪。
今もちらちら雪が降っておって、完全に真冬でござる。こういうの、「彼岸荒れ」と申すのだそうな。
「お彼岸は荒れる」と予想しておったのは、真狩の義母。今月初めのことでござる。歳とったババ、占い師か、はたまた霊媒師か。
ま、どうやらこの時季、毎年、荒れることになっておるらしい。ようはおぢなんか、覚えてないだけ。年寄りの言うこと、よく聞くに限りますです、ハイ。
さて、円安がドンドコ進んでおりまする。現在、豪ドルは1ドル88円台半ば、90円に向けてジャンジャン進んでおりまする。
ちょいと調べたら、豪ドルは2007年10月31日に1ドル107円82銭の高値をつけている。同じ07年の10月はじめ、ニューヨークダウも14000ドルを超える高値を付けておったです。
で、チョーびっくりなことに、1年後の2008年10月27日、1豪ドル55円80銭の最安値でござる。
一年で豪ドルの価値は半分でござる。為替、怖いです。
この2008年は、9月にリーマンショック。で、同年10月は、6~10日に暗黒の一週間というような株価の大暴落。
豪ドルのこの時の安値は、リーマンショックの影響、ってことでござる。でもって世界的な金融危機、世界同時不況でござった。
そんなこんなで今回の円安、どうなるんだろ? と考えた。
まず、円高が一転して円安に動き出したのは、1月末から2月にかけて。
ユーロは1月末から円安へ。ついで米ドルが2月初めから。いずれも「ギリシャ問題」が落ち着きを見せてきてからでござる。
ところが、豪ドルは、なぜか昨年11月からいち早く円安に振れ出し、その後は完全に右肩上がり。
世界経済が不安定な中、資源国としての豪ドルが注目されたってことだろか???
一方、野田どじょうが消費税導入を世界に公約したのは昨年11月。G20の席上でござる。
「2010年代半ばまでに段階的に消費税率を10%まで引き上げる」と明言。引き上げ時期などを定めた消費増税法案を「2011年度内に提出する」と表明しておる。
つまり今月末までに、消費税法案を提出するとしておる。ってことで、今回の円安、チョー目先は、ここがキモでござろうか?
つまりは、今月末までに消費税法案が提出できない→さらなる円安→国債暴落? って、世界あちこちのファンドが仕掛けておるのか?
逆に今月末の消費税法案提出→一転円高→株安…
いずれにせよ、ここんところの円安、まもなく胸突き八丁でないかと、素人のおぢは想像たくましくするでござる。さて、どうなるんだろ???