おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

不動産は「負の遺産」!?

2012年03月25日 | Weblog

午前9時の気温は、プラス4度。起床した午前6時はマイナス5度でした。なんだかんだ言いつつ、春でござる。

昨夜の就寝は、午後9時とお子ちゃま時間でござった。なんだかとっても疲れてしまって、週刊文春を読みながらそのまま寝入ってしまいましたです。

で、午後10時過ぎ、気が付いたら喉が痛い。ハニーさんがさっそく風邪薬を持ってきてくれて、これを飲んで朝までぐっすり寝ましたら、今朝はスッキリでござる。

一方、ハニーさんは朝になってから風邪薬を飲んでおったです。おぢの風邪、うつったのかしらん???

ここんとこ、週刊現代がたいそう面白いことになっておって、一方の雄、週刊文春の影がなんだか薄い。

それでも今週号は、なかなか見どころ豊富でござる。

まずは「小沢一郎『完全別居』次男と暮らす和子夫人を直撃!」は、たいそうなスクープだけれど、文芸春秋4月号の「小沢一郎秘密の多すぎる家族」の広告かしらん。

で、総力取材の「止まらない地震」が凄いです。「自衛隊の東京救出作戦の深刻な障害」やら「警戒すべき場所、時期、震度」やら盛りだくさん。

東京山の手に高級住宅地が多いワケも含めて、都民必読でござる。

さらに「ルポ 売れない、借り手もない 親が遺した『実家』をどうするか」は、おぢ世代には差し迫った問題でござる。

なにせ、バブル期に亡父が買った伊豆の別荘、当時5000万円がいまや何の利用価値もないわ、売れもしないわだそうな。

でもってやむなく放置して、固定資産税に温泉権利金の更新料も請求されて、ため息だそうな。

そういうのは地方の問題かといえばそうではなくて、東京都内でも2008年時点で75万戸もの空き家があるそうな。

で、「最近は90代の親の家を70代の子供が相続することも珍しくない」そうな。

さらには「子どもの方が認知症でとても管理しきれない」など「老老相続」で有効活用どころではないそうな。

不動産が資産だったのは、人口が増えて土地のニーズが高かったからに過ぎないと、思い知らされますです。

でこの企画はこう締めくくっておる。「団塊世代や、さらに若い世代は、今住んでいる家をゆくゆくどうするか、家族間で話し合うことが重要だ。…中略…誰も住まない家を遺したところで、子どもにも地域にも重荷になることを自覚し、元気なうちから『負の遺産』対策をしたいものだ」そうな。

このままでは、2035年だかには、7000万人だか、8000万人だかに人口が減ってしまう我がニッポン、不動産を持つ意味はないのかもしれませぬ。

地価狂乱だったバブルは、二度と返らないどころか、不動産はいまや負の遺産になりかねない。

「生めよ増やせよ」の時代にしないと、ニッポンの未来、暗澹たる有様でござる、、、トホホなニッポンでござることよ。