おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

2号機は「廃炉困難」だそうな

2012年03月28日 | Weblog

午前7時の気温は、マイナス4度。晴れておりまする。

きのう結構な雪が降ったためか、羊蹄山にハイクしてスキーやスノボを楽しむ人が大勢いたようでござる。

羊蹄山の斜面には、数多くのシュプールが描かれておったです。世間は山スキー、山ボードの季節。

けっこうな量の新雪もあったゆえ、きのうはたいそうよかったに違いない。最近のおぢ、ちょいと腰が重い。歳のせいってことでござろうか…

写真は、内釜のコーティングが剥がれて、ボロボロ状態の我が家の炊飯器でござる。買ってまだ4年足らずで、このありさまじゃ。

新品に買い替えようと思いましたけど、ここで3~4万円はちょいときついので、あれこれ調べたりした挙句、見送り。

ネットで内釜だけを買うことにいたしました。その代金7350円也。3万円近い値段で買ったわけですけど、本体はいまも何の異常もない。

これを捨てるのは、あまりにもったいない。ってことで内釜だけの購入になりましたです。

過日札幌のヨドバシカメラで炊飯器をみたときに、内釜はそれぞれ1年保証、3年保証、5年保証などとなっておったです。そんな簡単にダメになるコーティング、何とも納得がいきませぬ。

次回、新品を買う時までに、剥がれることにないコーティング炊飯器ができて欲しいんだけど。

それにしても、なんでそんなことが我がニッポンの技術でできないのかねぇ。

海外からも炊飯器を買いに来る時代に、こんなことでは日本製品のブランド力、地に墜ちると思うけど…

さて、新聞各紙によろと、フクシマ原発2号機が、とんでもないことになっておるそうな。東電の発表によると「格納容器内で毎時72.9シーベルトの放射線を観測した」そうな。

東京新聞によると、この72.9シーベルトとは人間が6分で死ぬ高濃度の汚染状態だそうな。

で、困ったことに、この値では廃炉のためのロボットさえ、壊れてしまうという。つまり、現在の技術では、廃炉もかなわぬ異常事態。

当初から廃炉には40~50年といわれておるけれど、高濃度の放射線でも動くロボットから開発しないことには、どもこもならんわけ。

廃炉などと、一口で言うけれど、いったいいつのことになるのか見当もつきませぬ。

野田どじょうよ、なにが「冷温停止状態」じゃ。本来の「冷温停止」にする方策さえ、いまはないというのに、冷温停止状態などとのたまうのは笑止千万。

でもって、科学的根拠など横に置いて「政治判断で原発再稼働」。世界に放射線物質をばらまいておいて、何の反省もない。まことに恥知らずな総理でござる。

きのうソウルで開かれた第2回核安全保障サミットでは、原発事故を踏まえ「わが国は安全神話にとらわれていた」などと反省の弁を述べたそうな。

ではありますが、事故から得た教訓として(1)「想定外」を想定する(2)現場をおろそかにしてはいけない(3)安全確保は不断の取り組み-を挙げたそうな。

であるなら、「政治判断で原発再稼働」など、この段階でありえんではないのか?

とりあえず、「現場をおろそかにして再稼働」に突っ走っておるのではないのかね。

外国で言うことと、国内で言うことが、丸きり違う二枚舌。野田総理、あなたには総理の資質などない!! と申し上げておきましょう。

腐れ野田、悪いけど、人間としてクズですな。