午前6時の気温は、マイナス20度。昨夜、TVを観ておったら「水道凍結に注意」とか出ておって、「あすは冷えるんだぁ」と思ったけれど、まさか3月というのにマイナス20度とはねぇ。
この冬、とっても異常です。そんな中、きのうからかつての東山プリンスホテル、現ヒルトンニセコに世界の航空会社30社の皆々さまが600人だか集まって、スキー大会だそうな。
昨夜はホテル周辺でパレードが行われたそうだけど、そんときすでにマイナス15度。夜の花火なんかも上がってましたけど、寒さに震える諸外国のスッチーさま、どうしてるかしらん…
用もないけど、ヒルトン覗いてこようかねぇ。美人スッチーいるんだろか???
きのう日中は気温もプラス。なもんだからスキー場も雪が融けてカリカリ。この先は、パウダー滑れる日が1日、2日あるかないかですかね。
パウダーシーズンもおしまいじゃ。これからは、ぽかぽか陽気の中で、のんびり春スキーでござる。
ところで、ご当地にとうとうヘアカット1000円のお店が出来ましたです。札幌では駅なんかにあるヤツで、おぢも一度行ったことがありまする。
確かに早くて、忙しい時なんかには便利ですけど、なんだかせわしない。で、イオンのバックスバリュー店にあるので、オープン初日にのぞいたら、行列して待ってるのは、おばちゃんばっか。
ビックリでござった。たぶん、タマゴ20個プレゼントに魅かれたんだと思うけど、床屋におばの行列は驚きました。
田舎では、都会で想像できないことが起きるのでありまする。
さて、今週号の週刊文春じゃ。先週号で福島から札幌に避難している「4歳児と7歳児に甲状腺がんの疑い」の続報でござる。
「私はこう考える」として医療ジャーナリストの伊藤準也さんとジャーナリストの青沼陽一郎さんが寄稿しておる。
先週の記事については、「あの発表だけでは良性とも悪性ともいえないが、より注意深い検証が必要だ」「記事は甲状腺がんについて正確な知識を欠いていたのではないか」と2人とも批判的でござる。
それよりなにより、こうした週刊文春に対する批判的な意見を、文春自身が掲載したことを高く評価いたしまする。
黒を白と言いくるめることなく、他のジャーナリストの意見を掲載したことで、おぢは文春への信頼を新たにいたしましたです。
その両ジャーナリストは、国の放射能対策のシステムそのものに問題ありとしておる。なにせ福島県では山下俊一とかいう県立大学副学長が中心となり、わけわからん健康調査が行われておる。
なんといってもその山下氏、こんなことを講演で話しておる。「放射線の影響は、実はニコニコ笑っている人には来ません。クヨクヨしている人に来ます。これは明確な動物実験で判っています」だと!!
これ、科学者の発言かねぇ??? ことほど左様なお方に放射線の影響調査などさせておいていいのかね。口あんぐりでござる。
青沼陽一郎氏は、今回札幌で検査した結果、甲状腺に5ミリを超える結節が見つかった26人のフクシマの子供について、積極的にフォローすべきとしておる。
チェルノブイリに学ぶなら、甲状腺がんが確認されたピークは、事故から4年後。調査結果を紙切れで通知するだけで、二次検査の必要なしとする福島県の実態に、憤りを覚えるとしておる。
そして、ふたりとも、福島県の学校の安全基準を20ミリシーベルトとしておることを「途方もない数値、ドイツの原発労働者の被ばく限度」「チェルノブイリ原発4号炉の石棺からわずか200メートルの地点で子供を放置していることと、ほとんど変わりない」と批判しておる。
フクシマの子供を被爆実験のモルモットにしてよいというのか? 国民の生命、財産を守るべきニッポン政府、これでいいのか???