午前7時の気温は、マイナス3度。外は完全に雪景色、どっからどうみても真冬の趣でござる。でもって、いまもジャンジャン降っておる。
昨夜、ズンバ・エクササイズをしなければ、朝一パウダーをいただきに行くところでござる。疲れが残っておって、ちょいと気合が入りませぬ。
もうこれが今シーズン最後のパウダーなんだけどなぁ… たぶん。
昨夜はズンバでジャブジャブ汗かいて、その汗を温泉で流して、休肝日明けのビールを呑んで…
いわば、幸せの絶頂。なんと、まぁ、ささやかなことで絶頂かしらん、と思うけど、しょうがない。おぢの幸せ、このあたりに尽きるのでござる。
で、TVを観ておったら、TV朝日の報道ステーションがいきなり頭から10分、「大阪府市統合本部」が関電の大飯原発を訪れたニュースでござる。
この統合本部のメンバー、古賀茂明さんと環境エネルギー政策研究所長の飯田哲也さんなどでござる。脱原発へ向けて、まことに頼もしいメンバーなのじゃ。
国民が政権交代で求めたのは、こうした方々が、既得権益を打破して、ニッポンの閉塞感を払しょくすることへの期待でござった。
だけど実際には、なんのことはない、自民党のコピー以下。野田どじょうに至っては、「政治判断で原発を再稼働させる」とのたまう、デタラメ総理じゃ。
フクシマ原発での大事故の反省などまるきりない「原発原理主義者」に過ぎませぬ。まことに情けない!!
きのうの古賀さんらの視察でも、大飯原発では津波を防ぐ「防潮堤のかさ上げ」さえ、なされていないという。かさ上げには、この先1年以上かかるという。
さらに「使用済み燃料貯蔵プール」もまもなく満杯。この先どこに使用済み燃料をどうするかも定まっていない。
全電源喪失後に稼働する電源車も、がけの下でござる。大地震にも耐えられると関電は説明するけれど、そもそも、がけの下に電源車を置くという危機感のなさが問題じゃ。
ことほど左様で、「1次ストレステストをこなすための一夜漬け」(古賀さん)に過ぎないのが大飯原発の実情らしい。
加えて、原子力安全員会の「あの斑目委員長」でさえ、原発再稼働については「1次のストレステストだけでは評価できない」としておる。
つまりストレステストの2次評価をしっかりクリアしないで、再稼働などあり得ないということでござる。
この2次ストレステストとは、「シビア・アクシデントへの対応」じゃ。つまりは、電源喪失、メルトダウンに至るなどの「過酷事故」へどう対処するかでござる。
これについては全国の電力会社、いずれも提出しておらん。ようはシビアアクシデントへの対応ができていないということを物語っておる。
なのに「原発原理主義者の野田」は再稼動へ向けまっしぐらじゃ。こんなことを言っては申し訳ないけれど、予想される3連動地震やら、首都圏直下の大地震で、そのお近くの原発が破壊され、首都圏が高濃度の放射性物質に汚染されないと分からんってことらしい。
このまま再稼動なら、こうした事態は十分予想されまする。そうなれば野田どじょう、ニッポンを滅ぼした国賊、戦犯のそしりは免れぬ。
フクシマ原発事故で世界を震撼させたにもかかわらず、このまま科学的な安全性を確保せずに、「政治判断」で原発を再稼動させたなら、ニッポン国は世界の笑いものになる、と申しておきましょう。
民主党政権、恥を知れ!!