午前7時の気温はプラス13度。
晴れの良いお天気でござる。
きのう、この冬の薪をようやく家の床下にすべて取り込み終わりました。
天気や体調、仕事や遊びの合間を縫って行なわれた作業は計4日間。
時間にして14~5時間ってところでしょうか。
これでこの冬がどんなに寒くても、燃料の心配なく過ごせるわけですから、ホッとしております。
そんなことで、いよいよ次のステージ、今度は薪割りでござる。
体力と気力、これが続く限り、薪ストーブは続けたいわけですが、どうだろか???
さて、
国会でござる。
民主党の辻元清美議員が「機雷掃海を実施することで日本がテロに狙われ、自衛隊にも死傷者が出るリスクが高まるのではないか」と質問しておる最中でござる。
なんと総理が自席から「早く質問しろよ!」とヤジを飛ばした。
質問の真っ最中だから、おぢも口あんぐり、呆れました。
イライラしておるのでしょうけど、こんな総理大臣、我がニッポン国の政治史上初めてだ。
ついこの間、野党のヤジに「議論の妨害はやめていただきたい。少し静かにしてください。学校で習いませんでしたか」と感情露わに反発したのは、総理自身ではなかったか。
自衛隊の最高司令官で一国の総理大臣が、こんなお子ちゃまで、この先のニッポン国、危うくないか???
フクシマ原発事故の際、イライラして周囲に当り散らしたイラ管こと管元総理にも呆れたけれど、このお坊ちゃまもどっこいどっこい。
今回はホルムズ海峡で掃海艇による機雷掃海を行う基準に関して質すものだった。
これについては、元内閣官房副長官補で、防衛官僚だった柳澤協二さんは、東京新聞で以下のように述べておる。
少し長いけど引用いたします。
安倍晋三首相がこだわる中東のホルムズ海峡で機雷掃海を行う基準について、中谷元・防衛相は「どれくらいの被害を想定しているのか。死者が続出する状況か」と問われ、「必ずしも死者が出ることを必要としない」と答弁した。
首相は「総合的に判断する」と言う。
死者が一人も出なくても、集団的自衛権が行使できる「存立危機事態」と言えるのか。武力攻撃を受けたときと同じ損害というのに、一人も死なないというのは同等の被害じゃない。
国民が一番知りたいのは、政府が総合的に判断する基準が何かだ。
それについて何も答えていない。要するに政府は基準を持っていない、答えられないのだと思う。
「その時になったら政府が判断する」というのが唯一の答えのようだ。
端的にホルムズ海峡に機雷がまかれれば、まいた国が日本に届くミサイルを撃ってくるというなら分かりやすいがイランは日本に届くミサイルを持っていない。
中東の国で日本に届くミサイルを持っている国はない。
首相は「それ以外はなかなか念頭にない」と言う。
具体例としてそれしかないのであれば、そこを徹底的に議論すべきだが政府自身が他国への攻撃で日本の存立を脅かされることがあると思っているのかさえ、疑わしい。
首相は二十七日の答弁で、私が指摘した自衛隊の後方支援に関するある新聞でのコメントを「柳沢さんは間違っている。なぜ初歩的なことを分からずにべらべらしゃべっているのか」と批判した。
「べらべら」などと言うのはご不快だからだろう。
私は事実上起こる軍事的常識を指摘しただけだが武力行使を拡大させる法案を出し、実際にその重い決断をする首相自身がこのような感情的な言葉を使ってしまうことに不安を感じる。
…引用以上
おぢもこの「べらべら」だったり「早く質問しろよ!」だったり、感情的な言葉を安易に使ってしまう総理大臣に、不安どころか、その資質にさえ、疑問を持つのでした。
坊ちゃん総理は、同時に自衛隊の坊ちゃん最高司令官ってことで、この際はニッポンと北朝鮮が似たりゴンベに見えてきて、ゾゾッとする初夏の朝なのでござる。
アジャパーな人を総理にしたもんだねぇ、ニッポン国民は、、、