おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

戦後ニッポンが「一変する日」

2015年05月14日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス10度。

雨上がりの朝でござる。

昨夜は半月ぶりにスンバをしてまいりました。

汗をかくのはいいねぇ、、、

いつものことですが体はもちろん、心の方にもよろしい。

ハードな有酸素運動は心の弱いおぢにとっては必須でござる。

耳鳴りも相変わらず、ってこともありますしね…

さて、

安倍内閣は、集団的自衛権の行使を可能とすること、つまり世界各地で起きる「アメリカの戦争」に自衛隊が参加することなどを盛り込んだ、安全保障法制の関連法案をきょう閣議決定するそうな。

戦後70年にわたって培ってきた「平和国家」ニッポンは、その姿を一変することになりそうだ。

そんな戦後の大転換を、国民はこのクソッたれな政府にいつ許したのか?

憲法解釈にかかわるニッポンにとって最も重要な問題を、国民に信を問うことなく強行しようというのですぞ!!

「これはおかしい」と思っておる自民党員も国会議員もいるだろうにねぇ~

「戦後レジームから脱却」し、憲法を改正して、第9条に「自衛軍の保持」を明記することがこの政権の目的でござる。

株価の上昇も、景気回復も、そのための手段に過ぎないというのですから酷いです。

おかげで近い将来、ニッポンの若者は、ニッポンから遠く離れた異国で、日米同盟の名の下に血を流すことになる。

今年度の自衛隊への応募者、どこのマスコミも書かないけれど、どれぐらい減ったのか、ぜひ教えていただきたいものでござる。

災害派遣でも危険は伴うわけで頭が下がりますが、それでも戦地へ赴くのとはわけが違う。

後方支援や補給だというけれど、一旦戦闘が起きれば敵の「補給を断つ」のが戦争ですから、確実に敵のターゲットとなる。

この先確実に死ぬ危険を伴う職業となった自衛隊、そのなり手は増えますか?

どう考えても減るだろそりゃぁ!!

犠牲者が出ればさらに減るし、死ぬのもイヤだし殺すのもイヤ、ってことで除隊する人も出てくる。

そうなりゃ、隊員確保のため、お待ちかね「徴兵制」も視野に入ってくる。

きょうはニッポンが一変した日として、歴史に長く記憶される日となるのでしょう。

「一億総中流」とヤユされたけど、格差の少ない社会がおぢはいいと思っておりました。

「平和ボケ」ともヤユされたけど、安全で平和なニッポンは世界の人々から高く評価されました。

ところがここんとこ、どれもこれも180度の大転換だ。

国民の経済格差はズンズン広がった。

そしてこの先、アメリカ人のようにニッポンも世界中から憎まれるようになるのでしょうか。

ニッポン国の先行きに、一抹の不安を覚える朝なのでござる。