午前6時の気温はプラス8度。
近くの木々がゆらゆら揺れてますから少し風もあるのでしょう。
お天気は晴れでござる。
窓を開けると、小鳥のさえずりが聞こえて、まことに清々しい。
ウグイスの鳴き声も聞こえますが、まだ上手ではありません。
「ホーケキョ!」とか「ケキョ!」って感じですが、もう少し経つと「ホーホケキョ!」と上手になるのです。
それにしても、朝の気温がプラス8度だも、とても初夏とはいえないような日々でござる。
さて、
風力発電大国の英国で新たなプロジェクトが動き出したそうな。
英仏海峡の洋上で、116基の風力発電だそうな。
その発電能力は400MWで英国の家庭40万世帯分だ。
洋上風力発電は世界の約半数が英国にあるというから、これがさらに増えるということらしい。
この風力発電の良いところは、風きり音などの影響が住民など民家にも及ばないところ。
野鳥がぶつかるバードストライクはあるだろうけどね。
ニッポンならさしずめ津軽海峡あたりが適地ではないのか?
シロウトですからわかりませんがね。
こういうのがドンドコできて来ると夢があって楽しいけれど、ニッポンの現実はというと、あっちこっちで原発再稼動に向けて動き出しておって、さっぱり明るさも楽しさもない。
そんな中、ニッポン国では新電力のシェアが2014年度に5%を超えたそうな。
資源エネルギー庁の「電力調査統計」によると、新電力の販売量は、自由化8年目となる2012年度でもわずか3.53%しかなかった。
しかし、13年度は4.17%、14年度には5.24%へ上昇している。
来年に迫った家庭用小売りの自由化に向けて、ようやくシェアの拡大に弾みがついてきたってことだ。
いまは大規模な工場やオフィス、中小企業や自治体の利用が中心だ。
しかし、来年4月には契約電力50KW未満の「低圧」と呼ばれる家庭や商店が主な利用者となる小売りも自由化。
電気を自由に売り買いできるってとこが、なんとも嬉しい。
14年度に新電力のシェアが大きく伸びたのは「高圧」の市場だという。
6.05%にシェアを拡大しておる。
電気料金の相次ぐ値上げで、中小規模の事業者が新電力にシフトしたためだそうな。
また、全国の自治体が公共施設や学校などの電力調達を「競争入札」に切り替え始めた影響も大きいそうな。
一方、従来の電力会社はというと、販売電力量は減少傾向が続いているそうな。
14年度は、4月を除いて11カ月連続で前年を下回ったという。
年間では3%減少し、まだ自由化していない家庭向けの「電灯」でさえも4%も減ったという。
一般家庭での節電が進んだためだね。
今後も従来の電力会社の需要は減少していくことが予想される。
簡単に値上げする電力会社では、どもこもならんもんね。
電力自由化になれば、一般家庭では1円でも安い新電力にシフトする。
少なくても我が家はソッコーシフトする。
手続きが面倒かどうかは、ひとつポイントにはなるだろうけど、徐々に安い新電力は拡大するだろうね。
資本主義社会では、同じものなら安い方が売れるに決まっておるのです。
コストの高い原発は、経産省がもくろむように、税金や電気料金で「保護政策」を取ることになるのかどうか、そこが今後の見ものなのでござる。