おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

新電力シェア「高圧」で6.05%に!!

2015年05月25日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス8度。

近くの木々がゆらゆら揺れてますから少し風もあるのでしょう。

お天気は晴れでござる。

窓を開けると、小鳥のさえずりが聞こえて、まことに清々しい。

ウグイスの鳴き声も聞こえますが、まだ上手ではありません。

「ホーケキョ!」とか「ケキョ!」って感じですが、もう少し経つと「ホーホケキョ!」と上手になるのです。

それにしても、朝の気温がプラス8度だも、とても初夏とはいえないような日々でござる。

さて、

風力発電大国の英国で新たなプロジェクトが動き出したそうな。

英仏海峡の洋上で、116基の風力発電だそうな。

その発電能力は400MWで英国の家庭40万世帯分だ。

洋上風力発電は世界の約半数が英国にあるというから、これがさらに増えるということらしい。

この風力発電の良いところは、風きり音などの影響が住民など民家にも及ばないところ。

野鳥がぶつかるバードストライクはあるだろうけどね。

ニッポンならさしずめ津軽海峡あたりが適地ではないのか?

シロウトですからわかりませんがね。

こういうのがドンドコできて来ると夢があって楽しいけれど、ニッポンの現実はというと、あっちこっちで原発再稼動に向けて動き出しておって、さっぱり明るさも楽しさもない。

そんな中、ニッポン国では新電力のシェアが2014年度に5%を超えたそうな。

資源エネルギー庁の「電力調査統計」によると、新電力の販売量は、自由化8年目となる2012年度でもわずか3.53%しかなかった。

しかし、13年度は4.17%、14年度には5.24%へ上昇している。

来年に迫った家庭用小売りの自由化に向けて、ようやくシェアの拡大に弾みがついてきたってことだ。

いまは大規模な工場やオフィス、中小企業や自治体の利用が中心だ。

しかし、来年4月には契約電力50KW未満の「低圧」と呼ばれる家庭や商店が主な利用者となる小売りも自由化。

電気を自由に売り買いできるってとこが、なんとも嬉しい。

14年度に新電力のシェアが大きく伸びたのは「高圧」の市場だという。

6.05%にシェアを拡大しておる。

電気料金の相次ぐ値上げで、中小規模の事業者が新電力にシフトしたためだそうな。

また、全国の自治体が公共施設や学校などの電力調達を「競争入札」に切り替え始めた影響も大きいそうな。

一方、従来の電力会社はというと、販売電力量は減少傾向が続いているそうな。

14年度は、4月を除いて11カ月連続で前年を下回ったという。

年間では3%減少し、まだ自由化していない家庭向けの「電灯」でさえも4%も減ったという。

一般家庭での節電が進んだためだね。

今後も従来の電力会社の需要は減少していくことが予想される。

簡単に値上げする電力会社では、どもこもならんもんね。

電力自由化になれば、一般家庭では1円でも安い新電力にシフトする。

少なくても我が家はソッコーシフトする。

手続きが面倒かどうかは、ひとつポイントにはなるだろうけど、徐々に安い新電力は拡大するだろうね。

資本主義社会では、同じものなら安い方が売れるに決まっておるのです。

コストの高い原発は、経産省がもくろむように、税金や電気料金で「保護政策」を取ることになるのかどうか、そこが今後の見ものなのでござる。