おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

除雪機を修理

2016年01月16日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス9度。

羊蹄山ろくはきょうも厳しい寒さじゃ。

昨夜から今朝にかけての積雪はわずかばかり。

ですが先ほどから降り始めたのでしょう、こんな調子なら、これからずんずん積もる気配でござる。

どうやら今日も雪かきらしい。

とりあえず、デッキを除雪し、この冬2度目となる薪小屋の屋根雪を下ろすことに。

これでご当地の雪の量も「ようやく平年並みかしらん?」

と思って、ご当地倶知安町の「過去の積雪・降雪量一覧」を見たら、まだ昨年の半分しか降ってない。

この先じゃんじゃん降って、例年並みに帳尻が合うのか?

はたまた、暖冬少雪のシーズンで終わるのか?

ここんとこの国際経済の動きと比べちゃなんですが、先行きはまったく不透明なのでござる。

ところで、

きのう日中はこの時季には考えられないような良いお天気で、びっくりポンの一日でした。

体調が良ければ、スキーに行ったのに、残念至極でしたわ。

そこで、好天のこの機会を逃してなるものかと、デッキの上で使っておる小型除雪機の修理をいたしました。

かねてより文系のおぢではありますが、最近は見よう見まね、必要に迫られ、あれこれ機械の修理もするのです。

この小型除雪機、30年近く前、まだ二十代のハニーさんが父親のために大枚叩いて買ったホンダ製だ。

年がら年中、デッキの上に置いたままですが、エンジンはいまも一発でかかる優れものなのです。

ご親戚に貸し出していたりした時期もあり、10年ほど前にはひらふ地区で大型除雪車にひっかけられて、大破したことも。

これを真狩のTさん兄が修理し、いまも使い続けておる。

「エンジンの付いたのものは、小まめにオイル交換さえしておけばしっかり動く」とどなたかが言ってましたけど、その通り!!

車もチェンソーも薪割り機も、エンジン付いたもんは使用期間がどんなに短くても、年に一度はオイル交換しておる。

それからというもの、どれもこれも見事一発でエンジンが軽快に動く。

で話は戻って件の小型除雪機じゃ。

この除雪機のクローラ(キャタピラ)が緩んだため、除雪する際に動きがカタガタしておった。

過日はとうとうクローラが外れてしまったと、ハニーさんは申しておりました。

で、お天気が良いので、小1時間かけてデッキの上で修理したのです。

そこは想像通りの構造で、ネジを固く締めなおすだけで、めでたくも賢くもクローラはピ~ンと張って大成功だったのでござる。

今シーズンは、ヤナセの中型除雪機も、自力でメンテしたと過日書きました。

新品なら100万円はする代物だけど、30数万円で買って、その後クローラが切れたので新規にこれを20万円で交換。

ずいぶんおカネをかけたのにエンジンから何から不調なことが多く「困ったなぁ~ どうしたもんか…」、と天を仰いでおった。

だけど、シロウトなりに自分で納得いくまで、メンテナンスを施したら、これがまた、絶好調になっちゃった。

まずは、エンジンオイルをホンダの除雪機専用のものに交換。

次にキャブレタースプレーというもんを買ってきて、キャブレターをていねいに清掃、さらにエンジンプラグを新品に交換した。

加えて、雪がくっつかないように、ホンダ除雪機用の塗料をまんべんなく塗って、あちこちの駆動部分に潤滑油をていねいに塗った。

これまでは、毎年あることろにメンテナンスをお願いしておりましたけど、トラブルが頻発しておったね

きちんとメンテナンスしておるかどうか、たいした怪しかった。

それに比べりゃ多少手間はかかりますが、自分で納得するまでしっかりメンテナンスした方が確実ですし、安心もできる。

ってことで、これが良かったわけ。

複雑な故障の場合はともかく、通常のメンテナンスは自分で納得いくまでやった方が、どうやらいいようなのでござる。