さて、
週刊文春がSMAP騒動に続いてスクープでござる。
しかも今度は現職大臣がワイロを貰っておったという話。
つまりは、安倍政権も吹っ飛びかねない衝撃なわけで、今後の展開が楽しみなのでござる。
文春ネット版によると、甘利明TPP担当大臣と公設秘書に、政治資金規正法とあっせん利得処罰法違反の疑いがあるという。
千葉県内の建設会社の総務担当者が、文春の取材に応じて「メモや録音を基に金銭の授受を証言した」というから信憑性はお墨付きと言ってよい。
これによると、過去3年にわたり、甘利大臣や地元の秘書に資金提供や接待を続け、総額は証拠が残るものだけで1200万円に上るという。
そんなことで、テレビも新聞もこのスクープの後追いしておる。
ニッポンにおける政治スキャンダルをスクープするのは、週刊誌と相場が決まっておる。
そして、それが政権を揺るがしてきた事件は、枚挙にいとまがない。
ニッポンにおける健全なジャーナリズムは週刊誌にあるんだろ。
後追いした毎日新聞電子版も「官邸関係者は『記事通りだとしたら深刻だ』と語った。そのうえで『委員会審議への影響は出てくるだろう』と述べ、国会審議への影響は避けられないとの認識を示した」としておる。
これを弾みに極右にして、憲法違反もへいちゃらな安倍内閣が、アジャパーなことになることを心から願うおぢなのでござる。
ところで話はゴロンと変わりますが、
NHK日曜日夜10時のBSプレミアムドラマ「鴨川食堂」、たいしたいいドラマなのでござる。
すっかりはまりましたわ。
テーマは「想い出の食、捜します」。
京都を舞台に、味わいある雰囲気がとてもよい。
一流の京料理の職人が「想い出の味」を再現するって設定も、よく考えたものだと唸らせる。
久々に同世代の萩原健一さんが食堂の主人としてご出演で、作法教室の師匠に岩下志麻さんという豪華な皆さんが脇を固めておる。
主演はショーケンの娘を演じる「忽那汐里」さん。
…ってそもそも名前が読めません。
「くつなしおり」さんと読むそうです。
剛力彩芽、武井咲と共に「オスカープロモーションの3人娘」なのだそうな。
ステキな女優さんです。
劇中では、鴨川食堂に併設された「鴨川探偵事務所所長」でもあるのです。
先週日曜日の物語は「以前、別れた夫が作った『とんかつ』を探してほしい」という話。
井上晴美さんが、大人の女性をとてもいい感じで演じておりました。
昔は巨乳に1億円の保険をかけたとかなんとか、話題先行のなんじゃらほいタレントさんでしたけど、すっかり「いい女に変身」しておりましたです。
そんなこんなでおぢの新春お勧めドラマの第一号は「鴨川食堂」に決定でござる!!