寝坊いたしました。
午前7時の気温はマイナス15度。
3月に入ってから、ずいぶん寒い朝が続きます。
日中は温かいのですが、朝の冷え込みはずいぶんと厳しいものがある。
さて、
東京新聞電子版によると、「本紙が実施した『保育緊急アンケート』(20区が回答)で、4月に認可保育所に入れない子どもが2万人余りに上ることが分かった」という。
衆議院予算委員会では、安倍首相が「確かめようがない」と木で鼻をくくった発言をしたけど、東京新聞が確かめた。
これによると、保育園に申し込んだのに入所できない子の割合は36%というから、約4割が入所できないことになる。
酷いです。
3人に1人は確実に保育園に入れない。
「私 活躍できない」と言ったお母さんの発言、まことにごもっともなのだ。
東京新聞によると、20区の合計で、認可保育所の募集人数は3万5596人だった。
これに対し、入所申込者は5万5937人で、入所できないのは2万341人と、昨年より2560人増加したのだそうな。
中でも台東区は、入れない子の割合が最高の60%だったとか。
「1億総活躍社会」が聞いて呆れるわ。
3900億円で1人3万円のカネをジジババに配るなら、保育園や保育士に使うのが筋ってもんだろう。
チョーおバカなバラマキをしてる場合ではない。
ついさきほどのTBSテレビサンデーモーニングでどなたかが申してましたけど、3600億円ほどで、保育士の給料月額10万円程度上げるのが可能だというではないですか。
トットと保育士の待遇改善を、この3900億円でしてはどうだね、安倍総理!!
国会答弁で、保育所を「保健所」と言い間違える、まことに失礼千万な総理ゆえ、こんな善政はできゃせんか。
ついでながら、
預貯金の金利低下が著しいですわ。
ゆうちょ銀行の普通貯金の金利は、0.001%だというから100万円を1年預けても利息は1000円だ。
おぢは生まれてこの方、こんな低金利を聞いたことがない。
ニッポン経済が元気なころ、市中金利は3%とか4%はあったはずだ。
100万円を1年預ければ3万円や4万円の金利が付いた。
好景気になると、景気の過熱を防ぐため、カネの蛇口を絞るために金利を上げる。
バブル後の金利は凄かった。
金利を上げ過ぎ、カネの蛇口を絞りすぎて、カネの回りが極端に悪くなり、バブルの崩壊を招いたほどだ。
当時の三重野日銀総裁の大失敗じゃ。
20代後半の若いころ、おぢは札幌に小さなマンションを買いましたけど、当時の住宅金利は4.2%もあった。
返済を終えた35年後までに支払ったのは、買値の約2倍の金額でしたわ。
いま住宅ローンは10年固定で1.07%とかいうからまことに羨ましい。
住宅がニッポン中でごっちゃり余る時代に、住宅を新築するのがいいのかどうか、疑問はありますけど、金利は驚くほど低いことになっておる。
金利が下がるってことは、不景気だからに他ならない。
現状の低金利、ニッポン経済だけの問題とは申しませんが、「アベノミクスがうまくいって好景気」というのも、どっからどうみても大ウソ!!
景気が良くなれば、景気の過熱を防ぐため、おのずと金利を高くするんでないの?
「チョー低金利だけど好景気!!」
そんな話はついぞ聞いたことがない。
ニッポン経済が好景気に湧くなら、「史上空前の低金利状態」な~んてな話になるはずがない。
安倍総理の話だけ聞いてれば、アベノミクスがたいしたうまくいっておって好景気だそうで、もしかするとニッポンの景気は良くなってきたんじゃないかと錯覚しそうだわ。
実際には、2012年には世界14位だった我がニッポン国のGDP、なんと2014年には22位に下がっておる。
ついでながら、「アベノミクスの3年間で失業率は4.3%から3.1%に下がりほぼ完全雇用を達成した」と自慢しておった。
これも「景気回復というよりも生産年齢人口が8018万人から7785万人(2.9%)に減ったからだ」。
ようは団塊の世代やおぢ世代などが大量にリタイアし、生産人口が減ったため。
そんなこんなで、その発言、まことに信用できないのが、我がニッポン国の総理大臣なのでござる。
子どもは「保健所」に預けるってどうよ!?