午前6時の気温は、なんとマイナス10度。
お天気は晴れ、「寒の戻り」のきつ~い朝なのです。
寒くて目が覚めました。
ストーブを点けようにも、きのうが温かかったので、床下から薪を運び込むのをすっかり忘れておった。
こんなに寒くなるとは思わず、油断しちゃいました。
そこで、起き抜けではありますが、我が家の硬くて重い薪を1度に4本づつ、計24本運んだのです。
早朝からいきなり「筋トレ」してしまいましたわ。
さて、
来週3月29日、安保法がとうとう施行いたします
自衛隊による集団的自衛権の行使や、他国軍に対する後方支援の拡大などが可能となるわけだ。
だけど政府は、目先何もせず、参院選後にすべて先送りする。
すぐに運用して、海外で自衛隊員に犠牲者が出ようもんなら、参院選は自公がボロ負けすることになるからだ。
国民を舐めくさったやり口じゃ。
これに騙されるニッポン人もどうなんだろ???
ま、その国の民度に応じた政府しかできないというからねぇ、、、
3月21日付けの京都新聞電子版によると、
京都で開かれた講演会で小林節慶応大名誉教授は、集団的自衛権の行使を可能にする安保法について以下のように話したそうな。
「憲法9条の2項に国の交戦権は認めないと書いてあり、違憲。憲法改正しなければ無理」。
その上で、「(戦争が起きた場合)日本の税金で日本人をアメリカに貸し出す、ということ。人は死ぬし、テロの危険が増す。何の利益もない」と批判した。
また「賛成派は中国や北朝鮮の脅威を強調するが、北朝鮮には個別的自衛権で反撃できる。中国と日本、アメリカは経済的に依存関係で、当局者たちは戦争する気はない。国際関係はもっと余裕を持ってジャブを出し合うぐらいがいい」と述べた。
昨年6月に開かれた衆院憲法審査会では、小林さんを含む参考人の憲法学者3人全員が、憲法違反との認識を表明しておる。
しかも、そのうちのひとりは自民党が招致した憲法学者だったから大笑い。
この日呼ばれた憲法学者は以下の3人だった。
民主党が推薦した小林名誉教授、自民党が推薦した早稲田大学の長谷部恭男教授、そして維新の党が推薦した早稲田大学の笹田栄司教授だ。
小林名誉教授によると、自民推薦の長谷部さんは小林さんとともに安倍政権の安保関連法案に強く反対している方だそうな。
民主推薦の小林節を黙らせる『大物憲法学者』を参考人として連れてくることしか考えていなかったのが当時の自民党。
だから長谷部さんを呼んだらしいというのです。
ようはニッポンのチョー大物憲法学者は、みなさん安保法が違憲だと思っておる、ということ。
自民党は、最初に憲法学者の西の横綱といわれる京都大学の佐藤幸治名誉教授に依頼して断られ、その次に、『大物』ということだけで長谷部先生を参考人に招致したということだ。
どう考えても墓穴を掘ったアホバカ自民党だけど、かくしてニッポンの誇る著名な大物憲法学者3人が、そろって安保法は憲法違反と国会で述べたわけだ。
安保法は違憲だということが満天下に晒されましたわ。
また、小林名誉教授ご指摘の通り、ニッポンと中国、アメリカは経済的には相互依存関係だ。
偶発的な事故や事件はあるか知らんけど、それと安保法はどう繋がるの?
安保法なんぞ、どこに国民にとってのメリットがあるのか、さっぱり分かりません。
「自衛隊を海外派遣せよ」とアメリカから強い要請があったとしても、そんもんは知らんぷりして、ニッポンはカネだけ出しておればいい。
ニッポンには憲法9条があるから「とても戦争になんかに参加できないで~す!」とアメリカに言い続けておればいい。
そもそも安保法は1990年の湾岸戦争の際、1340億ドルのカネは出したけど、諸外国から「ショー・ザ・フラッグ」と言われ、人的貢献がなかったことで国際的に孤立した「トラウマ」だといわれる。
何おかいわんやでござる。
ニッポンには憲法9条というまことに世界に例のない特殊な憲法があって、戦争などに参加できゃしない。
ですから、アメリカからなにを言われようと、ニッポンは横向いて、したたかに舌を出しておればいい。
歴代自民党政権はそうしてきた。
なんでそこを変える必要があるのかね?
カネで済むなら、カネを出せばいい。
これまでのように、ニッポンの自衛隊は専守防衛に徹して、他国がなんと言おうが血は流さないってことで、そこのどこが悪い?
いいことだらけじゃん!!
安保法が運用開始すれば、世界のあちこちに派遣される自衛隊員が他国民を殺したり、また自衛隊員が殺されたりする。
そんな安保法、どこがいいのか、おぢには理由がサッパリわかりませんです、ハイ!!