午前6時の気温は、なんとプラス1度。
朝の気温がとうとうプラスになっちゃった。
薄着になったせいか、外に出ると寒いような気もいたしますが、とにもかくにも、嬉しい春なのでござる。
ところで、
昨夜、とあるところで札幌五輪の話になった。
誘致できると、2026年に開催となる札幌冬季五輪のことでござる。
今年2月初め、国際スキー連盟(FIS)のアルペン競技責任者であるベルンハルト・ルッシさんと、ディディエ・デファゴさんの2人がご当地を訪れた。
目的は、札幌市がスキーアルペン競技の滑降コースについて、倶知安か富良野を候補に挙げたためだ。
ルッシさんは1972年の札幌五輪で滑降競技の金メダリスト、そしてFISアルペンの委員長。
デファゴさんは、2010年バンクーバー五輪の滑降メダリストだ。
予定では、1日づつ倶知安と富良野を視察することになっておった。
だけど、実際には倶知安が2日の視察で、富良野は2時間だった。
視察は2人にとっては仕事なわけだけど、本音はすっかり世界的に有名になったニセコで、パウダーを楽しみたかった、ということだったそうな。
視察後まもなくして、富良野では斜度が足りないとして、滑降競技はご当地ニセコに決まりました。
前回の札幌冬季五輪では、主会場となった手稲山では斜度が足りず、滑降競技は札幌近郊の恵庭岳で行なわれた。
そこでルッシさんが優勝したわけだけど、コースを設置するための環境破壊がその後、大問題となった。
現在はかなり回復して、パッと見、分かんないそうだけどね。
ご当地で開催される際は、現在立ち入り禁止区域に指定されているガレ場を整備することになる。
樹木もほとんどありませんから、環境問題が浮上することは考えにくい。
また、他のアルペン競技、回転、大回転なども、ご当地での開催が見込まれるそうな。
今や世界的に知名度が高くなってきたニセコでのアルペン競技の開催は、グッと現実味を帯びておる。
となると、どうなる?
そう、2030年といわれておる「札幌-倶知安間の新幹線開業」を4年以上前倒しする構想が浮上する。
なにせ札幌-倶知安間は新幹線なら、わずか30分だ。
でもって、これは夢物語ではない。
前例がある。
そう、長野新幹線だ。
当時の政府は、長野五輪の開催に合わせて新幹線の開通を前倒ししておる。
しかも、長野五輪が無ければ、軽井沢-長野間はミニ新幹線だったが、それもフル規格になった。
そんなこんなで道内政財界も前倒しで動いておるという。
その大前提は札幌冬季五輪の誘致でござる。
なんとか生きてる間に、ご当地で新幹線に乗れそうな気もしてきた。
ススキノで呑んで、我が家に日帰りするのが想像出来ちゃうわけ。
札幌-倶知安は通勤圏内だもねぇ、、、
いやぁ、こりゃ、死んでられませんです、ハイ!!