おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

テロの危険か? ベルギー原発で作業員避難

2016年03月23日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス1度。

昨夜から今朝にかけて3~5センチ程度の積雪ですが、晴れのよいお天気でござる。

きのうは午後2時に昼寝のつもりで床に入ったら、起きたのは午後5時。

日中3時間も寝てしまったのですが、午後10時前には眠くなり、そのまま午前6時まで8時間寝てしまいましたわ。

10代、20代のあんちゃんみたいに、よく寝るじーさんでござる。

なんとか目が覚めてよかったわ。

そのまま逝っちゃう可能性もあるしねぇ、、、

そういえば、20日は春分の日でござった。

陽も長くなってきたので、「春眠 暁を覚えず」ってことかしらん?

さて、

ブリュッセルの国際空港と地下鉄で連続テロだそうな。

2度の爆発が起きた空港では14人、地下鉄駅で20人が死亡だそうで、死者は34人に上る。

ケガ人も200人以上というから大事件でござる。

事件について、ISが犯行声明を出しておるという。

ロイター通信は、現地メディアの情報として、容疑者3人の男の写真を公開しておる。

ベルギー検察当局は捜査に影響する恐れがあるとし、写真の公表を控えるよう各メディアに要請していたが、ソーシャルメディアに投稿され漏えいしたという。

ロイター通信のホームページには、爆破当時の映像があれこれ掲載されておる。

また、

仏エネルギー大手エンジーは22日、ベルギー当局の要請を受け、同社が運営するベルギー南部にあるティアンジュ原発の大半の作業員を避難させたことを明らかにした。

ベルギー政府、国内の原発の警備を強化したという。

原発作業員の大半を避難させたって、なんだか、怖いですなぁ~

原発がテロのターゲットになり、実際狙われたりしたら、ホンにヤバイです。

ISも何をするか分かんないから怖いけど、北朝鮮も似たりゴンベだ。

いまは核だ、ロケットだと、アメリカをなんとか相手にしようと必死の北朝鮮だけど、ホントに戦争を仕掛けるなら、原発を襲う方がよっぽど簡単だ。

現役官僚の「若杉冽さん」の小説「原発ホワイトアウト」では、原発は全電源喪失してメルトダウンとなる。

送電線を爆破して、予備の電源車も壊せば、あっという間に全電源喪失して原発はアジャパーだ。

その被害は、空港で爆弾破裂させるよりも、はるかに大きい。

欧州にある最先端の原発の場合は、格納容器は2重。

それに「コアキャッチャー」も付いておる。

コアキャッチャーは、溶けた核燃料が外部に出ないように、溝を通して核燃料を流し仕込む冷却プールだ。

これがあれば、融けた核燃料も地下に流れ出ません。

これが世界最高峰の安全基準ですわ。

そんな最先端の原発でもテロには弱い。

欧州の原発なら、メルトダウンもメルトスルーも避けられるけど、旧式のニッポンの原発には、そんなもんはひとつもございません。

テロのターゲットになれば、フクシマの二の舞でござる。

安倍総理が「日本の原発は世界でもっとも厳しい安全基準にのっとっている」と申しますけど、完全に大ウソ。

原発は、テロにも弱い危険極まりない「過去の遺物」と申しておきましょう。

冒頭の原発コアチャッチャーの写真は「夢老い人の呟き」さんから勝手にいただいてきました

ごめんなさい。