おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

あれが「ゲン担ぎ」と言われてもねぇ、、、

2016年03月16日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス9度。

お天気は晴れ、午前6時前からす、っかり明るくなってまいりました。

きょう日中のご当地、気温はプラス7度まで上がるそうな。

まだ寒いけど、北国にもいよいよ春でござる!!

さて、

プロ野球巨人軍では、選手が試合前に円陣を組む際、気合を入れるために発声する人がいるのだそうな。

そして、その試合に勝つと、発声した人は周りのみんなから5000円づつ貰えるという。

1回の総額は6万~8万円だ。

試合に勝つと、その後も続けて同じ人が声を出すのだそうな。

3連勝すれば18万~24万円になる。

高額年俸の野球選手にしたら、屁みたいな金額でしょうけど、フツーのニッポン人からすればたいした金額だ。

年金生活者なら、3連勝で1カ月の生活費ってこと。

これ、球団の説明によると「ゲン担ぎ」だという。

試合に勝つと貰えるだけなら、ゲン担ぎも分からんでもない気がする。

だけど、試合に負けると、ひとり1000円づつを逆にみんなに支払うというのだ。

勝ってカネを貰い、負けてカネを支払う、ってそれはもう、世間常識でいうところの「博打の世界」ではないのかね。

パチンコ、競馬とどこが違う?

野球協約第177条1項6号は「所属球団が直接関与する試合について賭をすること」を禁止しておる。

おぢは法律のシロウトですけど、どうみても、これって直接関与する試合について「賭け」をしてるんでないの?

もう一つの問題は、

日本野球機構の調査委員会がこの事実を昨年11月に把握していたのに、いままで頬かむりしておったことだ。

巨人軍では、選手間での賭けトランプや賭けマージャンなどが明らかなっておるけど、この際にこの「ゲン担ぎ」については触れておらん。

なんだかねぇ、、、

スポーツ評論家の玉木正之さんによると、どうやらこの野球賭博、さらに広がる可能性があるそうな。

飲食店経営のBという男が関与しておるそうで、彼が海外から帰国すると、問題はさらに広がる可能性もあるとか。

今週号の「センテンススプリング」、元へ、週刊文春によると、

野球賭博常習者と認定された、飲食店経営者のB氏が取材に応じたそうな。

これによると、所属選手たちによる高校野球に関する賭博に関して、B氏は「昨年の夏の甲子園大会では、私も参加していた」と語ったという。

この賭けは「参加者一人が最大4チームをくじで引いて選び、1チームにつき1万円を賭ける」そうな。

夏の出場校は49チームなので、まず49万円が集まる。

それで「参加者のうち、ベスト4を引いた人に5万円、準優勝には10万円が渡され、優勝チームを引き当てた人が残りを総取りできるというルール」だそうな。

高校野球における、ちゃんとした「賭け」ですわ。

そして阪神タイガースでも、円陣での声出しやノックでも現金のやり取りがあったそうだ。

いやはや、プロ野球界は賭けのオンパレード!!

プロ野球界というところは、ドロッドロだ。

それでも、そろそろ「球春」を迎えます。

だけど、こんなんでプロ野球は、今年もフツーに開幕するんかい???

ここまでいろんな賭けが行われておって、それを「知らぬ顔の半兵衛」で、フツーに試合をするんかい???

そんなんでいいのか? どうよそのあたり???