おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ワクチン遅れ、安倍政権時代から続いた「不作為の連続」の結果だってさ!!

2021年06月06日 | Weblog

午前6時です。

曇り空のお天気ですが、気温はプラス16度とようやく初夏らしくなってきた。

日中の最高気温は24度にもなるとか…

今日は外であれこれ作業することにいたします。

北海道内の高齢者のワクチン接種、1回目が15.7%(6月3日時点)になったそうだ。

ご当地周辺の小さな村ではほぼ100%、高齢者の1回目接種が終了したようです。

ですが、中途半端な人口1万6000人の町、倶知安(くっちゃん)町に住むおぢにはまだ案内が来ない。

今月中に接種日程が届くと言われておりますが、どうでしょう?

さて、

今週号の週刊文春「ワクチン遅れ 元凶は安倍晋三」を拝読いたしました。

回避するチャンスは4回もあったのに、これを逃したというのだ。

おかげさんで経済的損失は相当なもので、ニッポンが英米並みの接種になっていたら、GDP予測は11兆円増えていたという。

「れば・たら」の話ではありますが、何とも情けない。

逃したチャンスのひとつは2020年4月の国産ワクチンの予算だそうな。

安倍さんが国産ワクチン研究費に割いたのはたった100億円。

米トランプ大統領は、ジョンソン・&・ジョンソンに456億円でモデルナに483億円。

英国ではアストラゼネカに1200億円だ。

ワクチンにかけるカネがけた違いだ。

一方、我がニッポン国「GoTo…」に1兆6000億円だったから呆れるのだ。

2つ目は「ワクチンの国際共同治験に入れなかったこと」だという。

厚労省幹部に取材したところによると「国際共同治験に入っておけばよかった」と吐露したという。

国際共同治験とは複数の国や地域で行われる治験のことで、これに日本も参加しておれば去年11月にはデータを得られ、迅速に使用開始となったそうだ。

これがダメでもアメリカ在住の日本人を治験に組み込んでもらう手立てもあったという。

5月にトランプさんと電話会談した安倍さんですが、ワクチンの国際共同治験に触れなかった。

安部さんはワクチンより治療薬アビガンに血道をあげ、海外ワクチンに政治主導を発揮することはなかったそうだ。

「国際共同治験」に参加するという大事なことを「アベガン」一辺倒の安倍さんにアドバイスする人はいなかったのか?

3つ目は当時厚労大臣だった加藤勝信さん、現在の官房長官が「ファイザーとの交渉を進めなかった」ためだそうな。

ファイザーとの交渉を、加藤大臣は現場に任せっきりだったそうだ。

だけど、加藤さんはトランプ政権で厚生長官を務めていたアザールさんとゴルフ仲間だそうな。

コロナ前からアザールさんと国際会合で顔を合わせてきた仲だった。

だからアザールさんとの人脈を使えば、ファイザーとも早く話が出来ただろうと推察されるけど、そもそもこの人は“事なかれ主義”で、結果、人脈も宝の持ち腐れ。

おかげでニッポンのワクチン確保に影響したのだった。

そして4つ目が菅総理による「薬機法を改正せず」。

去年11月の国会で、ワクチンの承認審査について定めた「薬機法」を改正しておけば、3か月もかかっていたワクチンの承認が早まったというのだ。

この国会では「予防接種法」の改正も行われておるというから、ワクチンの承認遅れは菅政権による不作為だ。

文春の記事はこう書いている。

「こうして検証してみると、ワクチン接種の遅れとは政治の見識とリーダーシップの欠如による“人災”だったことが分かる」

「遅れを回避、挽回するチャンスは少なくとも4回あった。うち3回に首相として携わった安倍氏は特に、ワクチン遅れの“元凶”の謗りは免れまい」。

文春さん、「まことにごもっとも!!」だ。

ワクチン遅れの元凶にして、習近平との首脳会談を見据えた去年のさっぽろ雪まつりに、中国から観光客をスルーさせ、北海道にコロナをまん延させたのも安倍晋三だった。

2度も持病を名目に国のトップをトンズラした男に3度目の登板など、あり得ないのだと申しておきましょう。