おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ごり押し東京五輪で危惧される大会後の感染大爆発

2021年06月10日 | Weblog

午前6時になるところです。

あたりは朝霧に覆われており、「これから晴れます」ってことらしい。

ただ今の気温プラス12度だけど日中の最高気温は28度だそうな。

きのう日中も27度超え、北海道は「いきなり真夏」と化した。

つい先日までストーブ焚いていたわけで、どうなってんだ???

ここんとこの6月は、毎年そんなことを書いている気がする。

かつては、爽やかで過ごしやすい「天国に近い北海道の6月」でしたが、もう完全に一変した。

4月の寒さが続いたと思ったら、いきなり真夏の気温だ。

とてもじゃないけど、体がついていけません。

これまで秋口から延々と長袖Tシャツでしたが、きのうから慌てて半袖Tシャツに着替えたおぢでした。

さて、

世間では東京五輪がすっかり既定路線になった。

五輪が始まれば、多くの国民はテレビにくぎ付けとなるのでしょう。

おぢもニッポン選手の活躍に興奮する。

ではありますが、忘れてもらっては困るけど、我がニッポン国のワクチン接種率はまだ5%台。

しかもほぼ医療関係者とジジババに毛が生えた程度。

若い人も働き盛りも接種してない中で、世界中から大勢の人を集める五輪は相当なリスクだ。

政府はGPSで報道関係者の動向を把握するとか申しておるけど、きのうの羽鳥モーニングショーでも申しておりましたけど、スマホ2台は当然でしょうから1台はホテルに置いて外出し、あちこち取材するのは容易に想像がつく。

先進国とは程遠いワクチン接種の現状だって取材する。

がらんとした居酒屋にも行くにちがいない。

一方米国では、先月24日時点で接種率は49%、ワクチン接種を完了していれば、マスクをはずすことが認められた。

英国も同日の接種率56%で、同月17日から飲食店の営業が屋内でも再開されたそうだ。

接種が進むこうした国々では、景気も回復軌道に乗ったという。

ところがニッポンはいまだ5%台の接種率で景気も低迷中で、元気のないことおびただしい。

そこへもってきて、日テレによると京都大学の西浦博教授は、「高齢者の9割が7月末までにワクチンを打ち終えても、8月上旬以降、東京で緊急事態宣言を出すほどの流行が起きうる」とのご神託だ。

ただし、西浦教授のこの予測には、オリンピックによる人の移動や、インド型の変異株の影響、若い世代への職域接種の拡大などは加味されていませんというから、ビビる。

これまで政府は、緊急事態を宣言したかと思えば、一転「GoTo…」で旅行しろと言ったり、ちぐはぐの極み。

先進国では常識という一般的なPCR検査は行わず、ワクチン頼みというのに、これがいまも接種率たった5%。

政府によるちぐはぐな対応と、コロナ対策の後手後手で、経済も人命もズタズタだ。

対コロナ戦争は必敗の様相だ。

菅さんは党首討論で「東洋の魔女」「アベべ」などとあまりにノー天気、思い出ぼろぼろ浸ってる場合ではないのだと申しておきましょう。