おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

専門家としての尾身茂さんの発言はごもっとも、自民幹部の「言葉が過ぎる」こそ、言葉が過ぎる

2021年06月04日 | Weblog

まもなく午前8時になります。

夫婦していつもの時間には起床できませんでした。

だるくてのどが痛いのです。

熱はありません。

コロナではないとは思いますけど…

さて、

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が苦言を呈した。

「本来こういうパンデミックで五輪をやるのは普通でない。それをやろうとしているわけで、やるなら強い覚悟でやってもらう必要がある」

まことにごもっとも!!

医学の専門家としての矜持を貫いた発言だ。

医師の立場からの発言ですから、政治家にどうのこうの言われるものではない。

政治家が東京五輪やりたいならやりなさい、医師としては開催するのは普通でないと申したわけ。

医師として、あたり前田のクラッカー発言なのだ。

これに対して自民党幹部が「言葉が過ぎる」と発言したとされる。

各紙が伝えておる。

内容はこうだ。

自民幹部は「ちょっと言葉が過ぎる。(尾身氏は)それ(開催)を決める立場にない」とし、「(首相は五輪を)やると言っている。それ以上でも以下でもない」と不快感をにじませた。

尾身さんが開催を決める立場にないのは当然のことだ。

だから専門家としての矜持を貫いたわけです。

「おかしいことをおかしい」と言っただけだ。

このパンデミック下で「右向け右」でこぞって五輪に走り出す方がおかしい。

至極まっとうな尾身茂さんに座布団1枚だ!!