午前5時半を回ったところ。
どんより雲が低く垂れこめてます。
気温はプラス12度で、日中の最高気温は24度、晴れのお天気だそうな。
このまま曇っていると、外での作業には都合がいいのですが…
さて、
東京五輪関係者は、観客を最大1万人とすることを正式決定するそうだ。
各紙が伝えております。
はっきり申しましょう。
「バカじゃねぇの!!」
これまで「人流を抑えて感染を抑制しましょう」と散々申してきたのが菅政権だ。
それもこれも新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため。
だから本来は中止すべき東京五輪も、どうしてもやりたいなら「無観客」で粛々と行えばいいのだ。
野球は観客入れても大丈夫だから、五輪も大丈夫って論理は成り立つかね?
五輪となれば、北は北海道から南は沖縄まで、あっちこっちから人の波がやってくる。
そして東京に宿泊し、電車に乗ってあちこちへ移動し、五輪の各種目を観戦するし、夜はうまい酒も飲みたいし、食事もしたい。
そうなれば、「観戦して感染」ですから、笑えない事態となる。
報道によると最大1万人の観客だと、400万人以上の大移動になるそうだ。
忘れてもらっては困るけど、「GoToトラベル」は感染拡大に大いに貢献し、重症者や死者多数につながった。
ゴールデンウイークは人の移動により、北海道と沖縄の感染拡大に大いに寄与し、沖縄は今も塗炭の苦しみだ。
専門家が申す通り、人流を抑制しないと感染が広がるのだ。
そんな中、ようやくワクチンが行きわたりはじめて、安心感が少しずつ広がってきたというのに、ここで400万人の大移動って、バカだろう。
イギリスだってワクチンが行き渡ったというのに、変異株の登場でロックダウンが継続する始末なのだ。
1万人の観客入れて、お祭りしてる場合かね???
そんなこんな、ちぐはぐで、方向性に欠くトンチンカンな政策を続けるのが菅政権だ。
「五輪が盛り上がれば、コロナ対策の失敗も忘れてくれて、秋の選挙は思惑通り大勝利」と踏んでいるのでしょう。
先進国にはなれなかったお安いニッポン国ゆえ、自民党の思惑通りになりそうで、クラっとするニセコのおぢでござる。