おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

パナソニックのファンでござる!!

2012年03月01日 | Weblog

前7時の気温は、マイナス10度。日中はプラス4~5度にもなって、雪もジャブジャブ融け出したと思ったら、今朝はキンキンに冷えておりまする。

きょうから弥生3月というのに、どうなってんだろ?

弥生といえば、ソッコー思い出すのは、会計ソフトの会社、弥生。そんなことで、きのうおぢは、初めて青色申告に行ってまいりましたです。

一応は準備万端でしたけど、土地売買や株の損失まであって、終了まで2時間の長丁場でござった。

それでも、すっきりいたしましたです。

今回は、エクセルを使った簡単ソフトで帳簿というもんを入力。でも、ちょいと不自由でござった。なもんだから、過日、件の弥生のソフト「青色申告」を購入いたしましたです。

そしたら、また一からスタート、丸きりわけわかんないことになっちゃった。

ただし、このソフトには別料金でサポートシステムがあるので助かります。

電話であれこれ問い合わせると、しっかり1年間、あれこれお答えしてくれるというのじゃ。

おぢの場合は、売掛金がどうのとか、手形がどうとか、メンドイことがないので一度覚えてしまえば、たぶんOK。今年限りのサポートでござる。

で、さっそく今日もこれから問い合わせるのでござる。なんだかチンプンカンプンなのじゃ。

この弥生のソフトたいそう優れた点がある。ま、世間では常識か知らんけどね。

帳簿をつけるにあたって、面倒な作業のひとつに預貯金通帳の内容の転記がある。

ところがこのソフト、ネット経由で銀行にアクセスして、データを持ってきて、そこから勝手にソフトに入力してくれるというのじゃ。

これまでは、通帳をみながらポチポチとデータを打ち込んだわけですけど、それがあっという間に入力されるのだそうな。

まだよくわかってないですけど、ネット取引しておる銀行ならあちこちOKでござる。なかなか素晴らしい。利用者本位のソフトに近づいておりまする。

またきのうは、修理に出しておった食洗機が戻ってきましたです。そろそろ20年になろうかという骨董品でござる。とはいえ、つい最近まで、毎日大活躍しておりました。

この食洗機、パナソニック製でござる。数年前にも壊れたのですが、小樽からはるばる50キロ以上の道のりを、当時の松下電工の方が来てくれた。

修理費は、1万円にも満たなかったです。なんとまぁ、ご親切。松下幸之助の精神がいまも生きておるのです。

で、今回はというと、ネットで修理の依頼をしたら、100キロを超える距離の札幌からやってきましたです。

そして、壊れた部品を確認し、本体を持ち帰り、昨夜届けてくれたのです。修理代は2万円と少しだけ。

我が家には、やはり古い冷蔵庫があって、省エネものに変えたいのだけれど、家の事情からチョー薄型。いまは、同じ奥行のものがありませぬ。

そこで、買い求めたとあるメーカーにネットで問い合わせたのですが、数年たったいまも、何の返事もござりません。東芝の冷蔵庫、二度と買いませぬ。ノートパソコンではいいのも作ってますけどね、東芝は。

こういう重電メーカーとは明暗を分け、今回、とんでもない大赤字を出したのがパナソニックじゃ。原因はTVの生産にかかわる大失敗。いわば経営責任でござった。

とはいえ末端では、いまも松下幸之助の精神が生きておる。この手の食器洗い機はもう10年も前に生産中止じゃ。

次回は、システムキッチンごと変えねばなりませぬ。安く見積もっても数十万円の出費でござる。

わざわざ札幌からやって来て、生産中止の製品をしっかりサポートする企業がパナソニックでござる。ガンバレ、ガンバレ、パナソニックと申しておきましょう。

いずれにせよ、消費者に期待される企業、よい製品を提供する企業、我がニッポンにはごっちゃりあるのです。ただし、どっかの、なんかが、おかしくて、いまどこもここも、窮地でござる。

一方、庶民から世界一高い電気料金をふんだくり、その金を政界、官界にばらまいて、既得権を保持する地域独占企業の東電。

労組もグルになって、政権与党にまで影響力を行使しておる。だから、発送電分離、電力の自由化はまことに困難な道のりじゃ。

ただし、電力への新規参入を含めて、これを活性化しないことには、古いニッポンの体質は変わりません。

ついでながら、こんな独占企業を放置するようなことでは、原発事故が今後再び起きうる可能性も否定できませぬ。

高くてもクリーンな電気を使える選択の自由が欲しいです。ここは社会主義国ではないはずじゃ。

バカ高い電気代を既成の電力会社に払わざるをえないシステム、どっからどう見てもおかしくないか?

便利なソフトを開発する弥生、消費者のためなら、故障しても札幌から駆けつけるパナソニック。

常に競争に晒されながら、消費者第一と思う企業と、既得権にしがみつき、大儲けする地域独占企業。

どっちがどうか、明らかだとは思うけど…