おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「行政に管理能力はない」By井上

2015年06月15日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス14度。

予報では今日も終日曇り空のお天気でござる。

きのうも終日曇りの予報でしたが、実際にはピカピカに晴れたいい一日でしたので、天気予報もあんまり信用できません。

「一つの目安」程度に考えるのがよろしいのでしょうな。

ところで、毎朝拝見しておるNHK朝ドラ「まれ」。

いいねぇ~、なんといっても主役のまれのキャラクター設定がいい。

うぶで無垢な設定が、なんともいえません。

これを土屋太鳳さんが好演しております。

個人的には、まれの先輩パティシエを演じる柊子(しゅうこ)さんに大注目しております。

ヒール役の女優さんは大成することになっておるね。

古いところでは、松坂慶子さんがブレイクしたのはテレビドラマ「おくさまは18歳」でヒール役を演じてからでした。

作詞もするという柊子さん、個人的に大注目じゃ!!

さて、

漏れた年金が125万件だそうです。

2007年社会保険庁のずさんな管理が明るみに出て、安倍政権崩壊の引き金になったのは記憶に新しい。

そして社会保険庁は解体され、日本年金機構にリニューアルされた。

「ずさんな管理の実態」は相も変わらずってことで、実際には「看板が架け替えられた」だけなのでござった。

いかにもお役人さまのやりそうなことでござる。

年金が漏れるのも困るけど、それよりはるかに怖いのは、これから導入されようとしておる「マイナンバー制度」でござる。

6月18日号の週刊文春は「信用ゼロ マイナンバー制度は即刻中止せよ!」と手厳しい。

この中でITジャーナリストの井上トシユキ氏は「行政に管理能力はない」と批判しておる。

「そもそもネット上のパスワードを月に一回は変えましょうという時代に、一生同じ番号であらゆる個人情報を管理するなんて、時代に逆行している」とまことにごもっともだ。

さらに「制度の構想を始めた20年前ならまだしも、いまではマイナンバー制度は時代錯誤の制度ですよ」だそうな。

実際「1936年にいち早く『社会保障番号』を導入したアメリカでは、ネットによって他人の社会保障番号の取得が容易になり、なりすましによる税の不正還付や社会保障番号の売買が急増し、社会問題になっている」そうな。

また「カナダでは社会保険番号を民間利用していましたが、現在では税と社会保障のみに制限されています。紛失の危険もあるので、番号を記載したカードの発行も中止」したそうです。

マイナンバー、個人情報を一元管理するわけで、管理する側には確かに便利か知らんけど、これが漏れると被害は年金の比ではございません。

そしてこの先、「行政に管理能力はない」ゆえ、マイナンバーが確実に漏れる「大事件」が発生することでしょう。

以前の「国民総背番号制」は潰れたけれど、いつの間にかマイナンバーという名前で復活した。

お役人さまはヤバイもんを導入してくれるもんですわ!!

 


「一生派遣」ってどうよ?

2015年06月14日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス13度、雨上がり。

西の空は曇っておるのでこの先も良い天気は見込めませんが、北と東の空が晴れて明るいことになってます。

小鳥のさえずりもあちこちから聞こえて、清々しい朝でござる。

さて、

一度派遣社員というものになったら、どうやらこの先「一生派遣」になるという派遣法の改正案が成立しかねないってことで、おぢはたいした危惧しております。

こんな法案が通ると、若い皆さんの格差がさらに広がることが予想される。

この国はいよいよアメリカ、中国並みの格差社会になるんじゃないかと暗澹とした気分だわ。

あの1970年代、国民こぞって「我が家は中流」と思っておったころが懐かしい。

「一億総中流」などと揶揄する声もありましたけど、かつてのニッポンは格差の少ない、けっこういい社会だったのです。

それは東西冷戦がもたらした副産物でもあった。

ようは東側の共産政権に対抗するため、資本主義国も「平等」ってモンをなんとはなし意識しておった結果でござった。

ところがソビエトの崩壊に伴って、東西冷戦構造は崩壊し、資本主義が世界を席巻するようになって、やりたい放題。

派遣社員なんて発想も、冷戦崩壊以降ニッポンに上陸しておる。

それでも社員への道があるならいいけど、これが固定化するのでは若者に未来がない。

ヨーロッパにみられる「同一労働、同一賃金」がいいと思うけど、そこから段々遠くなる我がニッポンの行く末、心配だなぁ、、、


「じじいも怒った」

2015年06月13日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス15度。

きのうの予報では朝から雨でしたが、いまんとこどんより曇り空。

きょうは夕方6時ごろになって「弱い雨」と予報は変わっておりました。

ご当地は明日の日曜日も、終日曇りのどんよりとしたお天気になるそうです。

…って、Eテレ朝の体操を終えたら、西の空が明るくなってきております。

晴れそうな気もしますが、どうだろか???

さて、

亀井静香、山崎拓、武村正義、藤井裕久といった、戦前生まれの政治家が日本記者クラブで記者会見し、そろって安全保障関連法案に反対の声を上げたと、朝日新聞ネット版が伝えておる。

自民党時代は「タカ派」として知られた亀井静香さんは「国会議員だけで国是を変更するようなことをやるわけにはいかない」

さらに、「皆で飯を食ったら、日本は戦争に負けて以来、最大の危機に直面している、ということで一致した」としておる。

滋賀県知事を務めた武村さんは「琵琶湖のほとりでのんびり過ごしているが、70年間の日本の平和主義を変えようとしている状況を見て、やって来た」。

藤井さんは「(アメリカから)世界の警察官の半分くらいやってくれと言われて、安易に乗っかっていると思う」と批判。

また山崎拓さんは「上を見ているヒラメばかり。安倍政権の権力にひれ伏している」として、古巣の現状を憂えておる。

戦後も70年を過ぎ、戦争を知っている世代がどんどん少なくなっております。

なんでもそうですが、悲惨な現実、凄惨な事実を知っておる人たちがいなくなると、威勢のいい意見が跋扈し、国は危うくなる。

じじいだからこそ黙ってはいられないという気持ち、よくわかる気がいたします。

いくら衆議院で多数を得ておるといっても、現実には有権者のわずか17%の支持しかないのが現在の自民党だ。

70年間にわたり平和国家だったニッポンの姿を勝手に180度変えていいのかね???

安倍内閣打倒の声が、ほうはいと湧き起ってこない不思議を感じる今日この頃のおぢでござる。 


「かっ炭」から水素

2015年06月12日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス12度。

朝霧に覆われておるので、今日は久々に晴れのお天気となりそうです。

小鳥もさえずりもあちこちから聞こえて、たいした清々しい。

そんなことで、幸せ感いっぱいで目覚めたおぢなのでござる。

とはいえ、世間はクラクラするような嫌な話ばかり、少々うんざりしてる今日この頃でもあるのです。

そんなことで、きょうは明るい希望のお話でござる。

NEDO(産業技術総合開発機構)、いわゆる独立行政法人(独法)なわけですが、ここが海外で水素を生産、貯蔵し、日本へ輸送、国内で利用するという「実証実験」を世界に先駆けてスタートさせるそうな。

まずはオーストラリアでの水素の生産ですが、石炭から水素をつくるのではどもこもならんほどコスト高となる。

石炭はそのまま使った方が安いに決まっておる。

水素をつくるのは、「かっ炭」と呼ばれる安くて、若い石炭だ

これは世界に大量に分布しておって、ほぼ「未利用の資源」なのでござる。

水分が50~60%もあって、乾燥すると自然発火するので輸送が困難、現地の発電にしか利用されなかったので、たいした安いのだそうな。

このかっ炭はオーストラリアのラトロブバレーというところで生産されておって、地表から深さ250メートルの層があり、その下にも層があるそうで、日本の発電量にして250年分の埋蔵量があるそうな。

これを使って水素をつくり、ニッポンに輸送する。

輸送するには千代田化工建設が世界に先駆けて開発した「常温、常圧、液体の水素」(スペラ水素)とか、川崎重工が開発中の液化水素の長距離大量輸送技術を使うのだとか。

千代田化工建設の開発したスペラ水素は、一般的なペットボトルでも水素が運べるというので大注目だね。

そしてこれをニッポンに運び来んで、水素を燃料とする「発電」や、燃料電池車の「燃料」に使おうというわけ。

まだまだ実証実験のレベルですが、実用化に向けてスタートしたということなのです。

 川崎重工の「CO2 フリー水素チェーン実現への取り組み」(2014)によると、燃料電池車用に「30 円という船上コストに国内の揚荷基地、水素ステーション、配送のコストなどを上乗せして、60円の原価で水素ステーションに卸すと試算」しておるそうな。

へぇ~って話だけど、水素を実際に燃料とするには、現状はまだまだ実証実験の段階だ。

とはいえ、夢があってよろしいね。

ホルムズ海峡を通らなくても、将来はニッポンを支えるエネルギーが確保できることになるのです。

「ホルムズ海峡が封鎖」、だからどうした?

海峡封鎖なんぞ、ニッポンに関係ないじゃん、って時代が来るって話なのだ。

そうなりゃ、自衛隊も機雷掃海に行かなくて済むし、原油値上げに右往左往することもない、そんな時代は悪くはないと思うけど、どうよ???

 


元防衛官僚、柳澤脇二さんの覚悟

2015年06月11日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス13度。

曇り空ではありますが、まずまずのお天気でござる。

さて、

週刊現代6月20日号魚住昭さんの「わき道をゆく」が、「権力を裏切った男の覚悟」と題して元内閣官房副長官補の柳澤脇二さんを取り上げておる。

柳澤さんは官邸で自衛隊のイラク派兵の実務責任者を務めた元防衛官僚。

今回の安保法制については「今までより確実にリスクは高まります。イラクではなんとか戦死者を出さずに済みましたが、あれ以上のことをやれば、必ず死者が出ると思います」としておる。

魚住さんは「安保法制の裏も表も知り尽くした人の言葉だから説得力がある」と書いておる。

そして、柳澤さんの著書「三十九年にわたる防衛官僚としての人生の集大成」には、以下のように書かれておるという。

「イラクへの自衛隊派遣は、自衛隊と日本社会、憲法解釈の限界であるとともに、人間として私自身が受け入れられる限界でもありました」と心情を吐露。

また「今の政府では『血を流すことが必要だ』と自ら血を流す立場にない人間が主張しており、元防衛官僚として、そのことに怒りを禁じえない」と申しておる。

そしてこうもある。

そもそも集団的自衛権とは、自国が攻撃されていない場合に他国を守るための根拠だから、柳澤さんは「これを行使しなければ日本を守れないという『具体例』を考え出すことに無理がある」としておるのです。

柳澤さんについては、過日も安倍総理が「柳澤さんは何でこんな初歩的なことをべらべらしゃべっているのか」と不快感をあらわにしておる。

権力の側にいて権力を支えた人が、防衛官僚としてイラクのPKOを体験し、いまは自衛隊員の側に立って「安保法制」のデタラメを批判しておるのです。

安倍総理にとっては、まことに不快な相手なのでしょう。

しかしこういう真っ当な人が権力者の側にいて、一生懸命仕事し、現行憲法下ではイラクまでが限界だと申しておるのです。

この声に耳を傾けないでどうする!!とおぢは思います。

イラクでの体験を「人間として私自身が受け入れられる限界でもありました」という柳澤さん、自衛隊を心から愛する元防衛官僚だ。

こうした人の意見を無視して進めようとする今回の安保法制、決して許されるものではないと、おぢは心底思うのでござる。


電気は「味噌」も「糞」も一緒だって?!

2015年06月10日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス13度。

どんよりした曇り空で、雨上がりの朝でござる。

昨夜は雨がパラパラと降り、遠くで雷が鳴ったりいたしました。

そんなことでご当地は、梅雨空のようなお天気が続いております。

じーさんゆえ、薪割り作業もはかどりませんです。

ところで、

来年に迫った電力の小売り自由化、あれこれ動きがあるのだそうな。

自由化とは、コシヒカリがいいとか、ゆめぴりかがいいとか、数あるおコメの中から自分のお気に入りのコメを選ぶように、どんな電気かよく知ってから、電力会社を選べるものだと思っておりました。

ところが経産省は「再生可能エネルギーの電気だと称して売ってはならない」とか「再生可能エネルギーも原発の電気も石炭火力の電気もどれも同じものとして扱う」とか、そんな制度を作ろうとしておるらしいと聞いて、びっくり仰天しておるのです。

エネルギー事情に詳しい飯田哲也さんによると、経産省の事務方の説明は次のとおりだ。

「『再エネの付加価値』はそれを負担する全需要家に帰属する。したがって再エネ電気であることを付加価値とした説明をし、販売することは認めるべきではない」のだそうな。

よくわかりませんが、「再エネ電気であることは付加価値」だから、そんな風な売り方をしてはいけないというのです。

おまけに「原発の電気」だという表示もしない方向だというのだ。

つまり、自然エネルギーが選べないだけでなく、「味噌」(自然エネルギー)も「糞」(原発や石炭火力)もごちゃ混ぜの電力市場になる恐れが出てきているというから、ありゃりゃなことなのだ。

消費者団体や新しく電力市場に参入しようとしている事業者はこれに猛反発しているそうな。

当たり前でござる。

我が家ではご飯は好き好んで少々お高い「ゆめぴりか」を食しておる。

これを「コメ」とだけ表示しておいて、お近くのブランド米・らんこし米なのか、外米なのかわかんないけど、「コメには違いがないのだから買ってくれ」と言われても、「冗談じゃない!」って話になる。

下の図は、ドイツの有名な自然エネルギー100%の「シェーナウ電力」が、消費者に説明しておる電源表示だそうな。

シェーナウの「自然エネ(FIT)」とは、固定価格買い取り制度の電気のことだ。

2013年ドイツ平均の自然エネルギーは25.9%となっておる。

過日書いた「ドイツ連邦経済・エネルギー省」の統計で2013年の再生可能エネルギーの発電割合は25.4%だったので0.5%違いますけど、どっちが正しいかは不明です。

こういうドイツでの表示が、来年の電力自由化後のニッポンでは、できない可能性もあるというから呆れるのです。

毎日使う電気が、どうやって作られるのか、ちゃんと教えてほしいです。

お役人は「由らしむべし、知らしむべからず」なのだ。

国民に詳細な情報を出さず、頼りにさせようってこと。

国民はボーッとしておっては騙されることになりかねないのです。

ちなみに去年、新しいエネルギー基本計画をつくるとき経産省が国民に聞いた「パブリックコメント」では、脱原発を求める意見が9割を超えていたという。

そして「原発維持・推進」はたったの1%だった。

朝日新聞の記者が集計し、分類してわかったそうな。

政府が原発の賛否割合という重要な情報は示さなかったので、朝日新聞が情報開示を求め、独自に集計した。

まさに「由らしむべし、知らしむべからず」だ。

ひでー話だとは思いませんか?

もう1回書きますけど、国民はボーッとしておっては政府に騙されかねないのです。

憲法学者がこぞって違憲という「安保法制」もしかりってことだと思うけど、どうよそのあたり???

 


「ベースロード電源」は古臭い?!

2015年06月09日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス15度。

曇り空で少し風もありますが、穏やかな朝でござる。

窓を開けたらウグイスがきれいな声で「ホーホケキョ!」と鳴いておりました。

我が家のそばで暮らすウグイス、短期間ですっかり鳴き上手になってます。

少し寒いけど、初夏を迎え、山暮らしはたいした爽やかなのでござる。

そんな今日は、昼から雨の予報ってことで、午前中にこの夏2度目の草刈りでもしようかしらん。

いやいや、まだ終わるまで半分に満たない薪割り作業の続行だろう。

…などとあれこれ思案する朝なのでござる。

さて、

ベースロード電源というのをご存知か?

2014年4月に閣議決定された「第4次エネルギー基本計画」で明記された言葉でござる。

「発電コストが安く、安定的に発電することができ、昼夜を問わず継続的に稼働できる電源」がベースロード電源だと政府は申しております。

しかし、

関西大学システム理工学部電気電子情報工学科准教授の安田陽さんはこのベースロード電源が今後21世紀の電力系統の設計と運用を考えて行く際に果たして本当にふさわしいかものか」と疑問を投げかけておる。

念のため申しておきますが、安田准教授は原発を否定しておるわけではない。

第4次エネルギー基本計画による政府の電源構成(エネルギーミックス)によると、2030年度のニッポンの電気は、原発が20~22%、再生可能エネルギーが22~24%となっておる。

ヨーロッパに比べて、再生可能エネルギーの割合がすいぶんと少ない我がニッポン国ですが、原発はというと2割を超える割合だ。

この原発や石炭などの火力発電を指してベースロード電源というらしい。

ところが安田陽准教授によると「欧州諸国ではベースロード電源は既に消え去りつつあり」「ベースロード電源はもう世界では時代遅れになりつつある」というのです。

さらにニッポン国民は「『ベースロード電源』以外の選択肢がないかのように思い込まされてしまっています」というから穏やかでない。

理工系に疎いおぢゆえ、うまく説明できないので詳しい説明は安田准教授の論文を読んでいただきたい。

ではありますが、安田さんはこうも申しております。

「日本では石炭火力発電や原子力発電はできるだけ一定出力を保ち、ベースロード電源として運転することがいわば常識のように考えられていますが、ヨーロッパではその前提は既に現時点で崩れつつあることが各国の実運用データからわかります」なのだそうな。

理由は「再生可能エネルギーの大量導入」だそうな。

つまりは再生可能エネルギーを中心に電気を考えるか、原発や化石燃料を先に考えるか、ってことらしい。

実際、デンマークとポルトガルのように風力発電を大量導入し、原発のない両国では、風が強くかつ需要が少ない時間帯は、石炭火力発電は出力を絞って運転しておるのだそうな。

常に一定の発電をする我がニッポン国とはかなり違う。

必要のない時間帯は化石燃料の消費を減らすのです。

一般庶民としては、ごくフツーな感じがするけどね。

しかしニッポンのベースロード電源という考え方だと、化石燃料も原発も、常に一定に運転するってことらしい。

資源小国ニッポンですから、こりゃ拙い考え方ではないのかね?

再生可能エネルギーを真っ先に考え、化石燃料は出来るだけ少なくする、原発なんぞは無くするのが正しいのではないのかね。

経産省や政府が言うことは、眉に唾つけて見ておかないと「国民こぞって騙される」恐れがあるってのが、今日の結論でござる。

 


ポツダム宣言とは…

2015年06月08日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス11度。

薄曇りのお天気でござる。

きょうは最高気温が22度まで上がるそうですから清々しい陽気となりそうでござる。

そんなことで今日も薪割りじゃ。

写真は、午前7時を過ぎてからお近くの農家の無人販売所で買ってきたレタス。

散歩がてらに野菜を買いに行ったのですが、時間が早くてまだ無人店舗には何も並んでおりませんでした。

そこへ農家のおばちゃんがやって来て「何かいるなら採ってくるよ~」ってことで、畑から採ってきたばかりのレタスを買い求めたのです。

無農薬で、採れ採れのレタスが100円でござる。

嬉しいなぁ~

さて、

今週号の週刊文春「池上彰のそこからですか?」はポツダム宣言とはなにかと、取り上げておる。

共産党志位委員長との党首討論で安倍総理は以下のように述べた。

「ポツダム宣言を受諾し、敗戦となった。つまびらかに読んでいないのでただちに論評することは差し控えたい。いずれにせよ、まさに先の大戦の痛切な反省によって、今日の歩みがある」

池上さん、まずはこの「いずれにせよ」という発言に噛みついておる。

こう発言するのは「これ以上話をしたくないので、やめにする」ってことだとしておりました。

そして安倍総理は「細かいところまで目を通していないと」居直った。

ポツダム宣言が、広島と長崎の原爆の10日以上前に通告されたことは先日書いた。

総理ご本人は原爆投下後にポツダム宣言が出されたと思っておるらしいけどね。

広島、長崎への原爆投下と、ソ連の参戦で、ニッポンはポツダム宣言をようやく受諾し敗戦となった。

そのポツダム宣言の第10条、当時の外務省は以下のように訳しておる。

「吾等ハ日本人ヲ民族トシテ奴隷化セントシ又ハ国民トシテ滅亡セシメントスルノ意図ヲ有スルモノニ非サルモ吾等ノ俘虜ヲ虐待セル者ヲ含ム一切ノ戦争犯罪人ニ対シテハ厳重ナル処罰加ヘラルヘシ日本国政府ハ日本国国民ノ間ニ於ケル民主主義的傾向ノ復活強化ニ対スル一切ノ障礙ヲ除去スヘシ言論、宗教及思想ノ自由並ニ基本的人権ノ尊重ハ確立セラルヘシ」

これではさっぱりわかりませんし、読みたくもない。

とはいえ、全部でわずか13条で、それぞれこんな長さの文章ですから、つまびらかに読むことは1時間もあれば充分だ。

ってことで安倍総理、たぶん読んだことがないのだろう。

そもそも大ウソつきなのでござる。

この10条、ウキペディアによると、こういうことらしい。

「我々の意志は日本人を民族として奴隷化しまた日本国民を滅亡させようとするものではないが、日本における捕虜虐待を含む一切の戦争犯罪人は処罰されるべきである。日本政府は日本国国民における民主主義的傾向の復活を強化し、これを妨げるあらゆる障碍(障害)は排除するべきであり、言論、宗教及び思想の自由並びに基本的人権の尊重は確立されるべきである」

池上さんによると、10条は「間違った戦争で日本を滅亡の淵に引きずり込んだ戦争犯罪人は処罰すると宣言している」のだという。

つまりポツダム宣言を受諾したということは、連合軍の占領と、極東軍事裁判(東京裁判)で「戦争犯罪人」が処罰されることを受け入れたということ。

東京裁判は、「勝者による一方的な断罪」という右翼の皆さんの批判があるけれど、ポツダム宣言受諾は「裁判の結果も甘受することだったと池上さんは解説しておる。

「私たちは間違っていました、敗北を認めます。なお、責任ある立場の人には責任を取ってもらいます」ということだ。

これがポツダム宣言ですが、先の戦争が「間違った戦争」だったと認めたくないし、「戦争犯罪人の処罰は間違ってる」というのが安倍総理とその一派ってことになる。

無能な指導者のおかげで、300万人もの同胞が死んでしまったのが先の戦争だ。

しかも他国を侵略し、ちゃんと負けてしまって、このポツダム宣言を受諾したわけなのだ。

「戦後レジームからの脱却」がポツダム宣言を否定するなら、何言ってんだ!!ということになる。

こんなウンコタレをいつまでも総理にしておいては、我がニッポン国、この先危ういことになると申しておきましょう!!

 


民主推薦の教授、そもそもは「憲法改正」だってさ!!

2015年06月07日 | Weblog

 

午前10時の気温はプラス11度。

きょうも肌寒い一日になりそうでござる。

そんな中、早朝から仕事しておって、すっかり更新が遅れました。

スマンこってす!!

きょうはこのどんよりしたお天気で涼しいことから、薪割りに励むことにいたします。

ジリジリ暑くなる前に、すべて終了したいわけですが、果たしてどうだろか?

さて、

憲法学者3人がこぞって「違憲」とした政府提案の「安保法制」、この週末は自民党議員の皆さま、地元に戻って選挙民からたっぷり怒られておるに違いない。

菅官房長官「憲法違反でないという著名な学者もたくさんいる」と居直ったけど、「著名なたくさんの学者」の名前をドンドンあげていただきたいものだ。

ちなみに、今回自民党は、自分たちが推薦した長谷部恭男・早大教授でさえ、憲法違反としたわけだけど、実は別の人にも頼んで断られておったそうな。

自民党の申し出を断ったのは京都大名誉教授で憲法学者の佐藤幸治さんだ。

6日佐藤さんは、東京都内で講演し、自民は当初佐藤さんに参考人を要請したが断られ、長谷部さんを選んでいたと述べたそうな。

京都大名誉教授に頼んで断られておったわけで、ほかにたくさんいるなら、「著名なたくさんの学者」に頼めばよかったという話だ。

シロウトのおぢでさえ「憲法を改訂してからでないの?」と思っておったことが、そのまんまってことで、胸がスッキリ、溜飲を下げたのでした。

しかも、自民推薦の長谷部さんが安倍内閣のやり方を否定しただけではないのだそうな。

民主党が推薦した小林節慶大名誉教授も、そもそも憲法改正すべきだという立場だそうな。

そこは自民党と同じだけど、その学者たちが真正面から異論を唱えたわけで、完全にアジャパーだ。

この際はアンポンタンなこの内閣と総理に「バッカじゃかなかろかサンバ!!」と申しておきましょう。

 


謎の小動物が出没

2015年06月06日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス8度。

きょうも曇り空、おまけに肌寒い朝なのでござる。

この寒さの中、あちこち出かけたり、パソコンに向かって仕事したりと、おぢはたいした忙しいことになってます。

昨夜は疲れて午後9時過ぎには就寝したのですが、眠りも浅かったようで、スッキリしない朝を迎えちゃったのでした。

なのに、きょう一日、しんどいことになっておる。

「貧乏ヒマなし」なのでござる。

ところで、

我が家には、ニャンコの家と物置を兼ねた小屋が玄関脇にある。

先年、おぢが手づくりした広さ3畳ほどのちっちゃなモノでござる。

この小屋で、現在はニャンコ5匹が暮らし、おぢの大事なチェンソーや薪割り機も鎮座しておる。

ニャンコはもう1匹いたのですが、現在は旅に出ており行方不明だ。

出て行ったオスのニャンコのシロは、去勢したオスのメンコというボス気取りのニャンコと、どうやら折り合いが悪かった。

旅に出たというより、ケンカして追い出されたといった方がよろしいのかもしれない。

去勢された宦官に追い出されるオスネコって構図だ。

そんなこともあるのですなぁ。

そんな小さなドラマもある小屋ですが、ここんとこ、夜な夜な野生生物が出入りしているらしい。

朝食を与えようと小屋に行くと、いつもなら皿にけっこう残っておるはずのニャンコのご飯が、きれいさっぱり無くなっておる日がある。

おまけにニャンコのご飯であるカリカリを入れたプラスティックの箱がこじ開けられ、中身を食べられた気配もある。

そこで昨夜から、皿に残ったご飯はきれいに片づけて、カリカリはすべて我が家に運び入れ、これまでご飯を入れておった箱の上には、写真のように重さ7.5キロのチェンソーと重さ5キロの万力を乗せておいた。

すると、どうだろ。

今朝見たらチェンソーも万力も箱から落ちており、フタは開けられ、中を物色した様子もあるので大した驚いた。

箱の中にカリカリはもう入ってはいないわけなのですが、たぶん匂いはするのでしょう。

必死に開けてみた、ってことらしい。

計10キロの重しが乗った箱をひっくり返し、中を物色した謎の小動物、恐るべし!!

野良猫なのか、それともテンとかタヌキとか?

いずれにせよ、やたらに力のある生き物が、やって来ておるのです。

ニャンコに被害がないのが不幸中の幸いですが、平和な山暮らし、なんだか面倒なことになっておるのでした。

「怖いニャン!!」「〇〇が来てるから、なんとかしてちゃぶ台!」とでも言ってくれるとよいのだけれどねぇ、、、

 


憲法学者がこぞって「違憲」だと!!

2015年06月05日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス8度と4月並みの一桁でござる。

日中30度近い日があったと思えば、一桁の日もあったりで、たいしたややこしいお天気が続いておりまする。

今朝は雨上がり、終日曇りのお天気で、最高気温も13度程度と肌寒い一日になりそうでござる。

さて、

衆議院の憲法審査会が4日開かれ、憲法学者3人が出席し、集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案について「憲法違反」との認識を表明したという。

3人は、「自民・公明・次世代」が推薦する長谷部恭男早大教授と、「民主」推薦の小林節慶応大名誉教授、「維新」推薦の笹田栄司早大教授という憲法学者。

3人そろって憲法違反と断じたというから、安倍総理も菅官房長官もさぞかしがっかりしたかというと、そうではないとうからあ然呆然。

自民党ご推薦の長谷部教授は「(憲法9条に抵触する他国との)武力行使の一体化が生ずるおそれは極めて高くなる」。

民主推薦の小林教授は戦争への協力を銀行強盗を手伝うことに例えて「一体化そのもの。長谷部先生が銀行強盗して、僕が車で送迎すれば、一緒に強盗したことになる」

と極めてわかりやすいご意見でござった。

当の菅官房長官はこの日午後の記者会見で「『違憲じゃない』という憲法学者もいっぱいいる」として、「今後の審議に影響がない」とまで言い放ったのには呆れましたです。

ではありますが小林教授は審査会後に「日本の憲法学者は何百人もいるが、(違憲ではないと言うのは)2、3人。(違憲とみるのが)学説上の常識であり、歴史的常識だ」と言い切っておる。

そんなこんなではありますが、自民党元幹事長の野中広務さんは、5月24日のBS-TBSの「時事放談」で、以下のように話しておったと週刊現代「わき道をゆく」で魚住昭さんが書いておる。

野中さんは、

「ポツダム宣言も読んだことのないような総理がこの国をどんな方向に持って行くのか。わずかでも戦争に参加した経験のある私としては、死んでも死にきれない気持ちだ」と述べたそうな。

ポツダム宣言について安倍総理は「つまびらかに読んでいない」と先の党首討論で申しておったね。

そして、月刊誌「Voice」05年7月号で葛西敬之JR東海名誉会長との対談で以下のように述べておったそうな。

「ポツダム宣言というのは、アメリカが原子爆弾を二発も落して日本に大変な惨状を与えたあと、『どうだ』とばかりに叩きつけたものだ」

ハァ???って話だね。

一国の政治家として、呆れるのを通りこして、バカじゃなかろかと思うね。

シロウトのおぢでも知ってますけど、ポツダム宣言が通告されたのは、原爆投下の10日以上も前のことでござる。

その時点でポツダム宣言を受諾しておれば、広島と長崎の惨状はなかった。

原爆を市民に落すなんぞは、とんでもないアメリカの戦争犯罪ではあるけれど、広島と長崎で計40万にも及ぶ人々の犠牲のあとからポツダム宣言を受諾して降伏した内閣も、とんでもない戦争犯罪者なのでござる。

番組の最後に野中元幹事長は「あの戦争がどんな恐ろしいものだったか。現役の政治家の皆さんに真剣に歴史を勉強してもらいたい」と述べたそうな。

ついでながら、野中さんは終戦を知ったとき「桂浜の坂本竜馬像の前で自決しようとした。そしたら小隊長の大西という人が飛んできてバツーンと僕らを殴った」

「大西少尉は死ぬ勇気があるなら、故郷に帰って、できるなら国を誤らせた東条英機を殺せ。そして若いのだから日本の再興のためにがんばれ、若いんだから」と話した逸話を披歴したそうな。

ポツダム宣言もよく知らない無知な男を、これ以上総理にしておいて、憲法違反と学者が指摘する安保法案を、このまま通していいのかね!!


北電さん、ごめんなさい!!

2015年06月04日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス10度。

雨上がりのどんよりしたお天気でござる。

昨夜は一時バケツをひっくり返したような大雨となりました。

短時間に終わった雨でしたので、ホッとしましたけど、ここ数年、年に一度は「スコール」ってこんなの?みたいな雨が降るのでおちおち寝ておられません。

ニッポンも北海道も、昔とはずいぶん気候が違ってきておるようだと、しみじみいたします。

ところで、

きのう以下のように書いたら旧友からお叱りの電話が来た。

「燃料費高騰という都合により、電気料金が値上げされたわけだけど、燃料費が下がったのに『知らぬ顔の半兵衛』を決め込むってどうよ?」

「電気料金値下げの話などさっぱり聞こえてこない」

旧友によると、実は、北電には「燃料費調整制度」というのがあって、原油や海外炭などの「貿易統計価格」により毎月算定された平均燃料価格と基準燃料価格の差にもとづき、毎月電気料金を調整しておるのだそうな。

ようは燃料費が安くなれば、それなりに調整して値下げしておるのだという。

知りませんでした。

「知らぬ顔の半兵衛」は失礼でした。

北電さんにお詫びいたします。

ごめんなさい。

もっとも、こういうことは毎月いただく「電気ご使用量のお知らせ」に詳しく書いて、もっとアピールしてもいいね。

原料が何円安くなったので、今月の電気料金はいくら安くなりました、と書いてくれれば「企業の誠意」も感じるわけでだけど、どうだねそのあたり???

ほかに旧友からはヨーロッパの再生エネルギーが総電力量に占める割合について問い合わせがあった。

元経産官僚で、報道ステーションで物議をかもした古賀茂明さんは週刊現代5月30日号「官々諤々」で以下のように述べておる。

「2014年上半期の各国の総発電量に占める自然エネによる発電量の割合は、ドイツ30%、英国18%、スペイン50%、イタリア40%、フランス20%、デンマークは風力だけで41%だ」

これについては、ドイツ在住の環境ジャーナリスト村上敦さんにメールで問い合わせをいたしました。

今朝、早速返事をいただきましたです。

「欧州他国のことは、ご自分でお調べ下さい」とすげないお答えもありましたが、ドイツの事情についてはお教えいただいた。

これによると、ドイツにおける2014年実績の全電力消費量における自然エネルギーの割合は27.8%だそうな。

ま、古賀さんのいう30%は大雑把に正しい。

村上さんの著書「キロワットアワー・イズ・マネー」(2014年改訂版)によると、「ドイツ連邦経済・エネルギー省」の統計で2013年の再生可能エネルギーの発電割合は25.4%。

内訳は、陸上風力8.7%、バイオマス7.8%、太陽光5%、水力3.5%、洋上風力0.2%、地熱・坑道ガスその他で0.2%の計25.4%だという。

2013年から14年の1年間で、再生可能エネルギーは2.4%伸びて27.8%となったわけだ。

また、ドイツ政府の「エネルギーシフト構想」によると、2050年までに、全電力消費量に占める再生可能エネルギーの発電割合を80%にするという。

ようは電気の8割を再生可能エネルギーにするというのです。

国として、エネルギーの自立を目指しておるね。

これをドイツでは「エネルギーヴェンデ(エネルギーの大転換)」と呼んでおるそうな。

「再生可能エネルギーは不安定で使えない」ってのは、やっぱ我が経産省のプロパガンダって話だ。

いまドイツで起きておるこの大転換は、「エネルギー革命」と言ってよい。

もし我がニッポン国もエネルギーで自立すれば、ホルムズ海峡の機雷掃討に自衛隊をうんぬん、なんてな話も雲散霧消してしまう。

そういう意味では、「水素社会」を目指すというのも、あれこれ高いハードルはあるものの、ニッポンがエネルギー自立へ向かう手段としてはまことに結構なことなのでござる。

太平洋戦争以来、延々と続いておる我が国の大命題だった「原油確保」から解放されるということでもある。

ま、石油メジャーや産油国などは、そんなもん断固阻止したいのかも知らんけどね。

いずれにせよ、ヨーロッパ各国で起きているエネルギーの大転換、フクシマで心底痛い目をみて、その解決のめども立たないニッポンこそ推進すべきことだと思うけど、どうよそのあたり???

 


電力会社の燃料費が減ってる!!

2015年06月03日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス13度。

曇り空の朝でござる。

きょうは午後3時ごろから雨の予報、明日も雨だ。

そんなことで、きのう薪割りしたあとは、薪割り機などを片づけたのです。

都会に住んでおるときは、その日の天気だけチェックしましたけど、田舎暮らしでは翌日以降のお天気も気になる。

外で作業することが多いためでしょうかね。

それにしても、きのう日中は暑かった。

薪割り作業中、体感温度は30度以上でジャブジャブ汗もかいたし水も呑んだ。

「6月も初旬というのに、こんなに暑くてこの先どうなるんだろ?」ってなことを、ここんとこ毎年書いておるような気がいたします。

やっぱ温暖化かねぇ、、、

ところで、

電力会社の燃料費がジャンジャン安くなってきておるそうな。

石油とLNGの輸入価格が下落したためという。

我が北海道電力は、電力10社の中では最も削減幅が大きく、半年間で2.65円も下がったという。

月間300KWhの電力を使う標準的な家庭の場合で、月額500円以上の削減になるそうだ。

なのに「電気料金値下げ」の話などさっぱり聞こえてこない。

市場原理が働かない地域独占の現行の電気システム、「値下げ圧力」ってもんがないに等しい。

燃料費高騰という都合により、電気料金が値上げされたわけだけど、燃料費が下がったのに「知らぬ顔の半兵衛」を決め込むってどうよ?

電力自由化の前年というのに、これではどもこもならん。

っていうか、いまのうちに「稼いでおけ」ってことだろか?

これを世間では〝ぼったくり〟と申します。

そんな中、長崎県ではゴルフ場跡地に巨大メガソーラー発電所が完成したそうな。

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1506/01/news047.html

ゴルフコースの地形に合わせ、5万枚のパネルを並べておる。

年間の発電量は一般家庭3500世帯分を見込んでおり、年間4100トンのCO2削減効果があるという。

ゴルフ場の跡地利用なら、土地代などのコストも安くなる。

原油価格、LNG価格に左右されない発電システムは、電気料金の値下げに寄与するし、温暖化を抑える効果も期待できる

そして、天候に左右されるこうした太陽光発電を、ヨーロッパ各国のように安定供給できる方策を、ニッポンでもトットと確立しないといけません。

なにせヨーロッパではこの不安定とされる太陽光や風力発電が総発電量の半分を占めておるのです。

「不安定な再生エネルギーは22~24%が限界」と、大々的にプロパガンダする経産省の大ウソには気を付けないといけません。

なにせ、いまになってもなお「原発はコストが安い」と大ウソこいてるのが経産省だ。

そんな中、ドイツの太陽光発電事業者が九州五島列島にある、宇久島(長崎県佐世保市)という離島に、出力475MWのメガソーラーを建設するそうな

計画したのはドイツの太陽光発電事業者「フォトヴォルト・デヴェロップメント・パートナーズ」

同社はドイツやイタリア、スペインに13のメガソーラーを建設した実績のある企業で、海底ケーブルを敷設し、九電に売電するのだそうだ。

ニッポン国内では、ほかに5か所のメガソーラーを建設する計画だ。

電気の完全自由化を前に、あれこれ大規模な再生可能エネルギーによる発電が登場してくるのです。

政府や経産省の思惑はともかく、古臭くて危険極まりない原発におさらば出来る環境は、ずんずん整ってきておるのです。

なんだか楽しくなってきませんか?

 


朝から薪割りじゃ!!

2015年06月01日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス6度。

晴れの良い天気ですが、半袖Tシャツで外に出たら、寒くてトットと引き返しましたです。

きのう日中は最高気温が27~28度もあって、たいした暑かったのにねぇ、、、

朝夕の温度差にはビックリさせられる今日この頃なのです。

とはいえ、きょうから6月、北海道は一年で一番いい季節を迎えておりまする。

そんなこんなで、これから薪割りでござる。

いまは寒いけど、このあと最高気温は23度というから、実際にはもっと暑くなりそうじゃ。

少々しんどいけどガンバルぅ~

ってことで、当ブログは今日も手抜き、スマンね!!