2011年2回目のツアー報告です。
1月4日、山頂口からスコリア斜面を表砂漠側に降りるツアーに行ってきました。
ご参加いただいたのは、ご両親とアメリカから里帰り中の娘さんの3名のご家族です。
この日は風も弱く、青空も出て快適な1日でしたが、夜中に雨が降ったためか、
あちらこちらからモクモクと、湯気が上がっていました。
1950年~51年の噴火で誕生した大島の最高峰三原新山も、山体から白い湯気を排出中。
いつもは山の頂上付近からだけ湯気が出ている事が多いのですが、
山全体からこんな風に白いモクモクが出ていると、とても迫力があります。
「ああ、ここは生きている火山なのだな~」という事を、実感する瞬間です!
この日はホルニトからスコリア斜面を下りるコースをとりました。
下山開始はこんな景色でした。
夜中の雨でまだ葉が湿っていたのか、ススキも海もキラキラ光っていました。
海の色より少し濃いブルーの島々が、まるで空に浮かんでいるように見えます。
爽快~!
さて、下山途中にいつも足を止めて見入ってしまうのは、このハチジョウイタドリです。
地上に出ている部分は低いのに、この根っこ太さをご覧ください!
これなら風で多少スコリアが飛ばされても、安定して体を支えられそうですよね。
さすが噴火後の溶岩流上に一番乗りするパイオニア植物です。
たくましい~!
目の前に広がる大パノラマを楽しみながら下山した、笑顔の皆さんです。
ところで帰り道、お客様から「これ、なんですか?」と質問されたのが、この写真に写っている物です。
砂の道にラインを引いたように、長いひも状の物が数本伸びていました。
皆さんはこの、細い紐が束になったようなシロモノは、何だと思われますか~?
誰かの悪戯?
それとも風で枝が吹き寄せられたとか?
近づいて良く見てみたら…
何だ~ヘクソカズラではないですか~(^_^;)
長い紐を編んだように見える束に、少しだけ実が残っていました。
でも、何でこんなに皆で一斉に、広い砂地を横断して向かいの藪を目指しているのでしょうか??
やっぱりヘクソカズラの気持ちがわかりません(^_^;)
すこし歩いたら、今度は人の背丈ほどの木に這い上って、たわわに実をつけたヘクソカズラを発見。
そうそう、こうやって身近な場所で、よじ登れる手ごろな物を見つければ良いのに…
どうして向かいの藪まで、新天地を求めて冒険する必要があるのでしょう??(まだ疑問)
ひとしきり、ヘクソカズラのもとで時を過ごした後、歩き始めたら客様が今度は
「あ、馬が下りてくる!」とおっしゃいました!
「え?馬??」
なんと外輪山の斜面を、太陽の光を背に受けて2頭の馬が下りてきました。
登場の仕方がかなり格好良くて、まるで映画の1シーンみたいでした(^O^)
山頂で馬を飼っている方の“初乗り”の日なのだそうです。
最後は馬と人間入り混じっての1シーンとなりました(^O^)
…ということで今回も「?」や「!」や(^O^)がたくさん散りばめられた、楽しい時間となりました。
ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
このままだと2011年もたくさん楽しいことがありそうな予感が…。
一瞬一瞬の美しい大島の風景を、少しでも皆様にお届けできるように、
今年も一杯歩きたいと思います(^O^)
(カナ)
1月4日、山頂口からスコリア斜面を表砂漠側に降りるツアーに行ってきました。
ご参加いただいたのは、ご両親とアメリカから里帰り中の娘さんの3名のご家族です。
この日は風も弱く、青空も出て快適な1日でしたが、夜中に雨が降ったためか、
あちらこちらからモクモクと、湯気が上がっていました。
1950年~51年の噴火で誕生した大島の最高峰三原新山も、山体から白い湯気を排出中。
いつもは山の頂上付近からだけ湯気が出ている事が多いのですが、
山全体からこんな風に白いモクモクが出ていると、とても迫力があります。
「ああ、ここは生きている火山なのだな~」という事を、実感する瞬間です!
この日はホルニトからスコリア斜面を下りるコースをとりました。
下山開始はこんな景色でした。
夜中の雨でまだ葉が湿っていたのか、ススキも海もキラキラ光っていました。
海の色より少し濃いブルーの島々が、まるで空に浮かんでいるように見えます。
爽快~!
さて、下山途中にいつも足を止めて見入ってしまうのは、このハチジョウイタドリです。
地上に出ている部分は低いのに、この根っこ太さをご覧ください!
これなら風で多少スコリアが飛ばされても、安定して体を支えられそうですよね。
さすが噴火後の溶岩流上に一番乗りするパイオニア植物です。
たくましい~!
目の前に広がる大パノラマを楽しみながら下山した、笑顔の皆さんです。
ところで帰り道、お客様から「これ、なんですか?」と質問されたのが、この写真に写っている物です。
砂の道にラインを引いたように、長いひも状の物が数本伸びていました。
皆さんはこの、細い紐が束になったようなシロモノは、何だと思われますか~?
誰かの悪戯?
それとも風で枝が吹き寄せられたとか?
近づいて良く見てみたら…
何だ~ヘクソカズラではないですか~(^_^;)
長い紐を編んだように見える束に、少しだけ実が残っていました。
でも、何でこんなに皆で一斉に、広い砂地を横断して向かいの藪を目指しているのでしょうか??
やっぱりヘクソカズラの気持ちがわかりません(^_^;)
すこし歩いたら、今度は人の背丈ほどの木に這い上って、たわわに実をつけたヘクソカズラを発見。
そうそう、こうやって身近な場所で、よじ登れる手ごろな物を見つければ良いのに…
どうして向かいの藪まで、新天地を求めて冒険する必要があるのでしょう??(まだ疑問)
ひとしきり、ヘクソカズラのもとで時を過ごした後、歩き始めたら客様が今度は
「あ、馬が下りてくる!」とおっしゃいました!
「え?馬??」
なんと外輪山の斜面を、太陽の光を背に受けて2頭の馬が下りてきました。
登場の仕方がかなり格好良くて、まるで映画の1シーンみたいでした(^O^)
山頂で馬を飼っている方の“初乗り”の日なのだそうです。
最後は馬と人間入り混じっての1シーンとなりました(^O^)
…ということで今回も「?」や「!」や(^O^)がたくさん散りばめられた、楽しい時間となりました。
ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
このままだと2011年もたくさん楽しいことがありそうな予感が…。
一瞬一瞬の美しい大島の風景を、少しでも皆様にお届けできるように、
今年も一杯歩きたいと思います(^O^)
(カナ)