グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

藍染

2011年01月10日 | 歴史・文化
“そうめん絞り”の藍染めに挑戦しています。
4年目を迎えた藤井工房のそうめん絞り復活プロジェクトは生藍染めに挑戦すべく、去年は畑に藍の葉を植え現在このようになっています。




新しい畳の様な匂がします。お茶にして飲んだらおいしそう  か?
今年の藍植え付けに向けて種も採って置きました





小さな種です。  この種で、藍を育ててくださる方募集(ボランティア)


しかし今回は



この薬品を使います。インド藍K・ハイドロコンクです


インド藍Kは形状がスコリヤのようで裏砂漠に行ったら集めてこられそうですが、これを溶かして藍液を作ります。(インド藍から抽質したものか、化学合成されたものか分かりません)


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表面の泡を漉くって藍建て完了。



表面は青色なのですが生地を入れると緑色がかっています。生地を浸すこと5分

液から出すとやはり緑色っぽいですが、空気に触れると酸化されて青くなります。
重ならないように大島の大気に触れさせます



長~いけれど“ふんどし”ではありません。5本分の生地です

30分以上おいて1工程終了。これを5回繰り返します。どんどん藍が濃くなってきます

次に、温水で洗浄。酢酸液にて中和し又洗浄、乾燥
今日中には乾かないので次の作業は来週に!


藍染の作業の前に“そうめん絞り”のそうめん由縁の作業があります。
点を打ってある生地を丁寧に串縫い



縦・横をそろえて縫わなくてはいけないのですが、これは根気がいる作業でなかなかはかどらないのです。(眼はしょぼしょぼ、肩ガチガチでも頑張りま~す)       (しま)


コメント
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