グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

水中生物の名前 2

2011年01月12日 | 海の生物

今回も水中生物特に魚の名前について書いてみたいと思います。

基本的に魚の名前も~ハゼとか~ザメとか、名前の後半にその種類が分りやすいものが多いです。

ただ時折なんでこんな名前?もしくはう~ん納得!と思うものもあります。

魚の名前も日々増え続けています、新しく発見された物・以前からいたがやっと名前がついたものいろいろです。

特に最近はなんだかひねりが無い?というか面白くないものが多いような気がします、まぁ学者さんも毎回毎回名前を付けるのに苦労するのでしょうが???


今日の四枚の写真の魚はちょっと変わっているというか、なるほどね!なんて納得してしまう名前です。

まずは一枚目、何だと思います?一応ハゼの仲間ですがヒントは黒い帯です。答えは『ネジリンボウ』といいます、黒い帯がねじれているように見えるからなのでしょうね。

二枚目は同じ様に黒い帯が入っていますが、ちょっと目線を変えて『ミギマキ』といいます。何故これが右に巻いている?なんて野暮な質問は無しです、そういわれればそう見えてきませんか?

次は体の真ん中にある大きな丸いマーク、何だか射撃の的の様に見えませんか?名前は『マトウダイ』といいます、覚えやすいでしょ?

最後はかなり難問です、これを食べたらどうなるか?を考えてみてください。ご存知の様にフグの多くは毒を持っています、そのまま食べてしまうと最悪死んでしまうかも?そんなところから名前は『キタマクラ』、皆さん間違っても食べないように!北枕になってしまうかも?

こんな感じで名前の意味を考えながら見ていると、簡単に覚えられそうじゃないですか?

次回も面白名前の水中生物を紹介したいと思います。

担当 石田

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする