いや~本当にスゴイですね!!!
九州の霧島連山の噴煙が上がるシーンが、
テレビのニュースになっていました。
新燃岳(しんもえだけ)の噴煙だそうです。
昨日の夕方から何度か爆発的噴火があったようです。
遠い場所で窓ガラスが揺れたりする空振現象も
起きているようです。
ニュースの画像でモウモウと上がる黒い噴煙から、
噴石がたくさん飛び出しているのが見えました。
あの下では、大島の三原山火口の周辺のように、
スパター(溶岩餅)やスコリア(軽石)が
降り積もっているのでしょうね。
今日は火口付近に数十メートルの
溶岩ドームが出来ているのも確認されたそうです。
小規模の火砕流も。
生きている地球を感じますが、
周辺地域の皆さんに被害がこれ以上ありませんように・・・。
さて、今週は「ほこら」の話をひと休みして
「洞:ほら」について少し・・・
見出しの写真は、フラッシュを使ってしまったので、もう一度。
シロダモという木の幹に開いた小さな穴です。
穴の大きさは、短径3センチ、長径4.5センチ程でした。
この木はクスノキ科ですが、クスノキの樹皮とは随分違いますね。
大島では、よく見られる樹木です。
こんな具合に穴が開きやすいのかどうか・・・
今まで気づきませんでした。
(近くにあったヒメユズリハの幹も大きな空洞が出来ていました)
角度を変えて穴を覗くと・・・こんなふうに向こう側が見えます。
タネ明かしは、こちら↓
幹の裏側にも、穴が開いているのでした。
上の面の切り口から分かるように、幹の中は空洞です。
冬には薪(まき)ストーブを使いますので、使った分の薪を新たに作って、
次の冬の薪を確保し、積んで乾燥させて置きます。
晩秋から今頃の時季は、そんな作業に丁度良い季節です。
このところ、強い風も吹かず仕事がはかどります。
割ってみると、この木は割りやすい木です。
特に空洞になった幹は、すぐに割れました。
中には、ムカデの仲間やハリガネムシの仲間、
それからキセルガイの仲間なども棲んでいました。
この木の直径は30センチ弱でした。穴の所で輪切りにしてみると、
切り口は「こ」の字の形。
幹にはツル性の植物が這っていたこともあって、
こんなに幹の中が空っぽとは、切り倒すまで分かりませんでした。
こんな穴を木の「うろ」と呼びますが、
樹洞(じゅどう)などとも言います。
枝が折れた部分から腐って穴になったり、
鳥などの動物が穴を開けることもありますね。
ずっと以前、神奈川県内の桑畑にあった古木に開いたウロを
覗くと、フクロウの雛が4羽いたことがありました。
大島では、生息(棲息)が確認されていませんが、
本州には、樹洞に棲む樹洞棲コウモリ---
ヤマコウモリ、ヒナコウモリ、ウサギコウモリ
---などもいるそうです。
空洞になった幹の輪切りを見ていたら、
割って薪にしてしまうのがもったいないような気もして・・・
・・・何か、オブジェになりそうな・・・
こんなに色々な形の物がありまして・・・
まだ他にも・・・
幹の上の方では、今まさにトンネル工事、進行中の部分がありました。
幹の芯の部分が美味しいのでしょうか?!
この↑部分には、幼虫が大小5匹も出てきました!
大きな幼虫は、4センチ~4.5センチ程です。
カミキリムシの仲間の幼虫のようです。
しばらく調べましたが・・・
種を特定するまでには至りませんでした。残念!
どなたか、詳しい方がいらしたらご教示ください。
(なるせ)
今夜のBGM♪
映画『ガンジー』のサントラ盤で、
ラビ・シャンカールのシタールを聞きたくなる時季です。
シタールとタブラの音が、
列車で旅して回るガンジーの姿と
インドの風景を思い出させてくれます。
九州の霧島連山の噴煙が上がるシーンが、
テレビのニュースになっていました。
新燃岳(しんもえだけ)の噴煙だそうです。
昨日の夕方から何度か爆発的噴火があったようです。
遠い場所で窓ガラスが揺れたりする空振現象も
起きているようです。
ニュースの画像でモウモウと上がる黒い噴煙から、
噴石がたくさん飛び出しているのが見えました。
あの下では、大島の三原山火口の周辺のように、
スパター(溶岩餅)やスコリア(軽石)が
降り積もっているのでしょうね。
今日は火口付近に数十メートルの
溶岩ドームが出来ているのも確認されたそうです。
小規模の火砕流も。
生きている地球を感じますが、
周辺地域の皆さんに被害がこれ以上ありませんように・・・。
さて、今週は「ほこら」の話をひと休みして
「洞:ほら」について少し・・・
見出しの写真は、フラッシュを使ってしまったので、もう一度。
シロダモという木の幹に開いた小さな穴です。
穴の大きさは、短径3センチ、長径4.5センチ程でした。
この木はクスノキ科ですが、クスノキの樹皮とは随分違いますね。
大島では、よく見られる樹木です。
こんな具合に穴が開きやすいのかどうか・・・
今まで気づきませんでした。
(近くにあったヒメユズリハの幹も大きな空洞が出来ていました)
角度を変えて穴を覗くと・・・こんなふうに向こう側が見えます。
タネ明かしは、こちら↓
幹の裏側にも、穴が開いているのでした。
上の面の切り口から分かるように、幹の中は空洞です。
冬には薪(まき)ストーブを使いますので、使った分の薪を新たに作って、
次の冬の薪を確保し、積んで乾燥させて置きます。
晩秋から今頃の時季は、そんな作業に丁度良い季節です。
このところ、強い風も吹かず仕事がはかどります。
割ってみると、この木は割りやすい木です。
特に空洞になった幹は、すぐに割れました。
中には、ムカデの仲間やハリガネムシの仲間、
それからキセルガイの仲間なども棲んでいました。
この木の直径は30センチ弱でした。穴の所で輪切りにしてみると、
切り口は「こ」の字の形。
幹にはツル性の植物が這っていたこともあって、
こんなに幹の中が空っぽとは、切り倒すまで分かりませんでした。
こんな穴を木の「うろ」と呼びますが、
樹洞(じゅどう)などとも言います。
枝が折れた部分から腐って穴になったり、
鳥などの動物が穴を開けることもありますね。
ずっと以前、神奈川県内の桑畑にあった古木に開いたウロを
覗くと、フクロウの雛が4羽いたことがありました。
大島では、生息(棲息)が確認されていませんが、
本州には、樹洞に棲む樹洞棲コウモリ---
ヤマコウモリ、ヒナコウモリ、ウサギコウモリ
---などもいるそうです。
空洞になった幹の輪切りを見ていたら、
割って薪にしてしまうのがもったいないような気もして・・・
・・・何か、オブジェになりそうな・・・
こんなに色々な形の物がありまして・・・
まだ他にも・・・
幹の上の方では、今まさにトンネル工事、進行中の部分がありました。
幹の芯の部分が美味しいのでしょうか?!
この↑部分には、幼虫が大小5匹も出てきました!
大きな幼虫は、4センチ~4.5センチ程です。
カミキリムシの仲間の幼虫のようです。
しばらく調べましたが・・・
種を特定するまでには至りませんでした。残念!
どなたか、詳しい方がいらしたらご教示ください。
(なるせ)
今夜のBGM♪
映画『ガンジー』のサントラ盤で、
ラビ・シャンカールのシタールを聞きたくなる時季です。
シタールとタブラの音が、
列車で旅して回るガンジーの姿と
インドの風景を思い出させてくれます。