皆さん、今年の年賀状はどんなデザインだったでしょうか?
ダイビングをされている方は、結構海の写真を使ったりします。
水中の風景や生物を題材にしている方が多いです。
水中の生き物を年賀状にしてる方には、その年の干支が名前に入った生き物を使う方がいらっしゃいます。
そう考えると、水中の生物には動物・植物・昆虫・自然の風景や現象を名前に使った生き物が結構います。
今年の干支は「卯」
ウサギと付く、魚は案外少なくです。
そこで、今年多く使われたのがウミウサギと呼ばれる貝の仲間です。
沖縄などのお土産物屋さんで、真っ白な貝にお洒落な文字や柄が入った物を見た事がないでしょうか?
あれが、ウミウサギガイと呼ばれる貝です。
大島での出現は珍しく、滅多に見られません。
ウミウサギガイの仲間は、貝殻を外套膜と呼ばれる軟体部で覆っています。
その軟体部の模様が実に美しい物が多いのです。
まずは、THEウミウサギガイです。
大人になると外套膜は真っ黒になりますが、幼貝の内はこんなにキュートな模様です。
刺激を与えると写真の様に貝に中に引っ込んでいきます。
他にも色々なウミウサギガイの仲間は大島は出現しており
今現在37種類を記録しています。
その中から少しご紹介しましょう。
↑この貝はスミレコボレバケボリと呼ばれる種類です。
ウミウサギガイの仲間は、必ずホストと呼ばれる宿主に付いています。
その宿主を餌とし、そこに卵まで産み付けます。完全に寄生して居ますね・・・
宿主には、腔腸動物を呼ばれる物が選ばれ、ポリプと呼ばれる生き物の集合体になります。
このポリプを開き、宿主は餌を取るのですが、この貝は外套膜で見事にその開いたポリプも表現しています。
ホストに似せれば捕食され難くなるのは分りますが、凄すぎますね。
ウミウサギガイの仲間にも他の動物の名前が入っている種類がいます。
それが、この貝です↓
トラフケボリといいます。
阪神タイガースファンの方には大人気です(笑)
昨年の年賀状に使った方も多く見られました。
最後に私の大好きなウミウサギガイの仲間をご紹介しましょう。
ハグルマケボリと言います。
実は貝の大きさは5mm程、大島では生息水深が深いのは難点です・・・
貝殻の張り出した部分がボコボコとしており、まるで歯車の様に見える事が名前の由来でしょう。
この様に海の中にも、御目出度い干支が多く棲んでいます。
今後も機会があったらご紹介して行きましょう。
(有馬)
ダイビングをされている方は、結構海の写真を使ったりします。
水中の風景や生物を題材にしている方が多いです。
水中の生き物を年賀状にしてる方には、その年の干支が名前に入った生き物を使う方がいらっしゃいます。
そう考えると、水中の生物には動物・植物・昆虫・自然の風景や現象を名前に使った生き物が結構います。
今年の干支は「卯」
ウサギと付く、魚は案外少なくです。
そこで、今年多く使われたのがウミウサギと呼ばれる貝の仲間です。
沖縄などのお土産物屋さんで、真っ白な貝にお洒落な文字や柄が入った物を見た事がないでしょうか?
あれが、ウミウサギガイと呼ばれる貝です。
大島での出現は珍しく、滅多に見られません。
ウミウサギガイの仲間は、貝殻を外套膜と呼ばれる軟体部で覆っています。
その軟体部の模様が実に美しい物が多いのです。
まずは、THEウミウサギガイです。
大人になると外套膜は真っ黒になりますが、幼貝の内はこんなにキュートな模様です。
刺激を与えると写真の様に貝に中に引っ込んでいきます。
他にも色々なウミウサギガイの仲間は大島は出現しており
今現在37種類を記録しています。
その中から少しご紹介しましょう。
↑この貝はスミレコボレバケボリと呼ばれる種類です。
ウミウサギガイの仲間は、必ずホストと呼ばれる宿主に付いています。
その宿主を餌とし、そこに卵まで産み付けます。完全に寄生して居ますね・・・
宿主には、腔腸動物を呼ばれる物が選ばれ、ポリプと呼ばれる生き物の集合体になります。
このポリプを開き、宿主は餌を取るのですが、この貝は外套膜で見事にその開いたポリプも表現しています。
ホストに似せれば捕食され難くなるのは分りますが、凄すぎますね。
ウミウサギガイの仲間にも他の動物の名前が入っている種類がいます。
それが、この貝です↓
トラフケボリといいます。
阪神タイガースファンの方には大人気です(笑)
昨年の年賀状に使った方も多く見られました。
最後に私の大好きなウミウサギガイの仲間をご紹介しましょう。
ハグルマケボリと言います。
実は貝の大きさは5mm程、大島では生息水深が深いのは難点です・・・
貝殻の張り出した部分がボコボコとしており、まるで歯車の様に見える事が名前の由来でしょう。
この様に海の中にも、御目出度い干支が多く棲んでいます。
今後も機会があったらご紹介して行きましょう。
(有馬)