自分の感情には、自分に責任があります。
自分がこんなに辛い時や、
上手くいっていない時に、
家族や周りの人が楽しくしているのを見ると、
腹が立って声を荒げてしまう。
自分がこんなに辛いのだから、
もっと気遣ってくれても良いはずだ。
だから、当然、怒って良いはずだ。
この態度には、
「自分が気持ち良く過ごすためには、
自分に責任があるのではなく、家族や周りの人に責任がある。」
と言う意味が含まれます。
自分は何をするにしても不安や恐れを強く感じて、
しり込みしてしまう。
自分は弱い、自分は何をやっても駄目な奴だ。
こんな自分を許せない。
許してしまうと本当に駄目な自分であることを、
自分で認めることになる。
それだけは受け入れられない。
だから、自分を責め続ける。強く攻め続ける。
それだけが、自分に出来ることだ。
このような姿勢でいると、
幸運が舞い降りるような偶然の何かが起きなくては、
現状を打開できません。
自分が持つ感情には、自分に責任があります。
感情は、宇宙からの光線や、
誰かの魔術によるたくらみや、
ウイルスや細菌によって起きるものではありません。
自分ではどうすることも出来ないような、
何か大きな力によって
起こされているものではありません。
自分がどのように考え、
どのように理解するかによって、
自分の持つ感情が決まります。
自分が自分でその感情を持つのか決めているのです。
自分でその感情のスイッチを押しているに過ぎません。
そして、今、どんな感情に振り回されていようとしても、
あなたは、それを変えるために必要なものを、
もう全て持っているのです。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計