心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

本法寺

2018年01月20日 | 名所めぐり(京都)

嵐電の北野白梅町駅から

そこから徒歩で40分程度の場所に

本法寺があります。


本法寺 仁王門

ここ本法寺には、国指定名勝を受けている「巴の庭」があります。


 

 

 

本法寺 開山堂

 

 

本法寺 多宝塔

 

本法寺 本堂

 

 

 

十の庭(つなしのにわ)

この庭には石が9つ配置されていて、

ひとつ、ふたつ、と数えると十(とう)だけは「つ」が付かないので、

十を「つなし」とも読むそうです。

子供のしつけは9歳までにしなさいと言う教えでもあるようです。

 

「十の庭」の名称が先に有って、石を9つ配置したのか、

石が9つ配置されていたから「十の庭」と命名したのか。。。

 

「三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理で末決まる。」

三つまでは、愛情を深く子供に接し、

六つまでには、作法の基本を身に付けさせ、

九つまでには、他人への口の利き方を教え、

十二になると文字を自在にあやつれるように、

十五になると森羅万象の真実を見抜く力を養っておく。


これは江戸の町人の子供の躾方を説いたものだそうですが、

特に「みつ心」の、三才までは、親は愛情豊かに育てることで

子供に自分は大切にされているという安心感や自己肯定感、

そして、周囲の人への信頼感を育てることは

現代の子育てにおいても基本的で最も重要なことだと思います。

 

国指定名勝「巴の庭」

 

 

 

この庭は、三か所の築山でと巴紋を表現していることから

「巴の庭」と呼ばれていますが、その巴の形は経年によって

今では非常に解りにくくなっています。

 

右奥にある石橋の左奥にある縦じま模様をもつ青石によって

水流の落ちる様相を表現しています。

 

 

 

 

これまで多くの日本庭園を見て来ていますが、

巴の庭もまたこれまでの庭園とは違う趣があり、

それが私を次の庭園へ、次の庭園へと向かわせます。

 

そして、この界隈に足を踏み入れたことで、

色々な意味でハチャメチャな戦となった

応仁の乱と関係する

室町幕府の室町殿跡に建つ大聖寺。

東軍の陣であった相国寺。

西軍の山名宗全の屋敷跡。

応仁の乱の最大の激戦地の「百々橋」等を

巡ってみたい気持ちになっています。


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