心の扉 神戸カウンセリング花時計

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神戸相楽園 旧ハッサム住宅

2018年06月02日 | 名所巡り(兵庫)

生田神社参拝からの流れで、

神戸相楽園へと向かいました。


『相楽園』は、明治末期に完成した

小寺泰次郎氏の本邸に営まれた庭園で

昭和16年以降神戸市の所有となり、

『相楽園』と名付けられて一般に公開されています。

 

神戸相楽園 正門

相楽園は、地下鉄西神・山手線の県庁前駅から徒歩5分。

阪神元町駅、JR元町駅から徒歩10分の所に有る

池泉回遊式庭園で、


平成18年1月26日に、

国の登録記念物(名勝地)に登録されました。

私は二度目の訪問となります。

 

正門を入ると、小路が奥へと延びています。

 

相楽園 蘇鉄園

 

 

 

 

旧小寺家厩舎(重要文化財)

小寺兼吉氏が、明治43年に建築した厩舎で、

北側一階に馬車を入れる車庫、

二階には厩務員のための宿舎、

東側には高い吹き抜けの天井をもつ馬房があります。

 

 

旧ハッサム住宅(重要文化財)

英国人貿易商のハッサム氏が住居として、

明治35年頃に神戸北野の異人館街に建てた

英国人設計の和洋折衷の建築物です。

 

昭和36年に神戸市が寄贈を受け、

昭和38年に相楽園に移築されました。


前庭の両側に建てられているガス灯は、

明治7年頃に街灯用として建てられていたもので

日本で最古のガス灯のようです。

 

前回、相楽園を訪れた時には

内部を拝見することは出来ませんでしたが、

今回の訪問では運良く拝観することが出来ました。

 

ここ旧ハッサム住宅(重要文化財)、

神戸の王子動物園内のハンター邸(重要文化財)、

北野の異人館街に立ち並ぶ建物、

どれもがお洒落で美しい建物です。


純和風建築を見ると、

やっぱり住むなら和風家屋だなと思い、

このような堪らなくお洒落な建物を見ると

やっぱり住むなら洋風かなと思う

ぶれぶれの私がいます。

 

日本人の私から見ると、

当時の裕福な外国人の生活ぶりを感じることが出来たり、

お洒落で美しい建物だと感動するのですが、

西洋人が見ると、どうなんでしょうね。


昔も今も当たり前にそこら中にある建築物で、

感動は全くなかったりして。。。

 

 

 

この階段の奥の扉の向こうには、

使用人達が暮らす宿舎や厨房がありますが、

現在は、施錠されていて行くことは出来ません。

 

旧ハッサム邸二階の一室から観る旧小寺家厩舎。

 

旧ハッサム住宅前に設置されているベンチで、

この建物を写し描いている人達がいました。

 

二階の一室が展示場となっていました。

 

暖炉

各部屋には、このような暖炉が設置されています。

暖炉がある部屋に住んだことがないのであれですが、

小さな暖炉でも十分な暖房効果が得られるんですね。

 

お風呂

現代と比べても古さを感じない浴室です。

 

この部屋の入り口に、額に入った

NHK朝の連続テレビ小説『ベッピンさん』の

チラシが立て掛けられていたので

後で調べてみたら旧ハッサム住宅が

ロケ地の一つとなっていました。

 

兵庫住宅百選

兵庫住宅百選に旧ハッサム住宅が選出されたプレートが

暖炉の上に飾られていました。

 

 

 

暖炉もそうですが、照明器具も控えめな感じです。

 

 

阪神・淡路大震災時に屋根から落下した煙突

阪神・淡路大震災時に屋根から落下した煙突が

前庭に保存されています。


阪神・淡路大震災の時に、

この煙突が屋根を突き破り、

二階の床を突き破り、一階まで落下したそうで、

煙突が突き破った二階の部屋の床とテーブルには、

その痕跡を見ることが出来ます。

 

思ってもいなかった旧ハッサム住宅内の鑑賞を終えて、

次に、もう一つの見所、

日本庭園の観賞へと向かいます。


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