2017年 中国山西省で男が愛人をかばって
妻を殴る様子が記録された動画が
ネットで拡散しました。
この映像の男は、
浮気などの男女問題を扱う委員だったことが判明し、
停職処分となりました。
男女問題を扱う委員の自分が浮気をして
しかも妻ではなく愛人を庇い、
さらには妻を殴打して、
その様子が広く世間に知れ渡った。
よくまあ停職処分に留まったものです。
この男をかばう訳ではありませんが、
自分が考えることや自分の話すことや
自分の立場と自分の行動が一致しない人は、
少なくないでしょうし、
言行一致する人間で在り続けることは
簡単ではないのかも知れません。
教師でありながらとか、医師でありながらとか、
芸能人や誰かに誠実な人だと思っていたのにとか、
耳にすることがあります。
自分のイメージで報酬を得ているような
芸能人の場合は、イメージが崩れ落ちるような
振舞いが世間に知れ渡ると
致命的なダメージを負うことになるのは明らかで
全く別のイメージで再出発をするしかなくなります。
その芸能人の真の姿がどんなものであろうと、
売り物の自分のイメージを
最後まで演じ続けてもらえたら
気持ち良くファンで在り続けさせてもらえます。
教師や医師など、知識や技量で
仕事をしている人は、
仕事に悪い影響を及ぼすほどの
ハチャメチャでない限り、
教壇に立った時や白衣を着た際に
最高の仕事をしてくれる人であれば
許されるのかなとも思います。
例えば、立派とされる人、
良い人とされる人であるけれども
教師として教える技術も知識が低かったり
医療技量や知識がヤブ医者レベルの人物と、
プライベートが飲み打つ買うのハチャメチャでも
教壇に立った時や白衣を着た際には
高レベルの仕事を行う人達。
両方を兼ね備えている人物を望みますが
どちらかを選ばなければならないとなったら
後者の方を選ぶ人が多いのではないでしょうか。
ただプライベートのハチャメチャな人物像を
知りたくないので完璧に隠して
洩れ知ることにならないように望みます。
上の中国の男女問題を扱う委員の男のように
例え仕事が出来る人であったとしても
問題をスマートに解決せずに
妻を殴って解決しようとするプライベートの姿が
ここまで大っぴらになると
仮に処分が緩くなり
元の仕事に復帰できたとしても
仕事に影響が出るのは必至かも。