2025年1月24日に四団体統一王者の井上尚弥選手が
韓国のキム選手との防衛戦が行い大方の予想通りの試合内容で
井上尚弥選手が4ラウンドKO勝利を収めました。
ひやっとするタイミングでパンチを貰ってはいましたが
さすがの反応でダメージなく対処していたので
試合内容は圧倒のKO勝利と言って良いかなと。
大方の予想通りに勝利することって
実力差があったとて簡単ではないのですが
さすがです。
ただ実力差がかなりあるはずのキム選手を
早いラウンドで仕留めようとするあまりに
不用意にパンチを貰ったのか、
反応速度の衰えによってパンチを貰ったのかは分かりませんが、
どちらだったとしても気になる所です。
次戦から実力と実績がある選手との試合が
3試合予定されているようなのでどうなるのか。
それと同じ日に
日本人として初めてのウエルター級での王者を目指している
佐々木選手も勝利をしてまた一歩世界戦に近づいたようです。
驚きなのが初回から最後までスタミナが切れることなく
あれだけの強いパンチを繰り出し続けられるのは
どんだけ練習してんだろうと驚かされます。
ただ、あのようなパワー型のボクシングスタイルで
これまでは対戦相手を吞み込めてはいましたが
ウエルター級の世界王者までも呑み込めるとは思えないので
今後、パンチの精度とタイミングの精度を
どれだけ高められるかにかかっていると思われます。
しかし、一番驚かされることは
井上尚弥選手も佐々木選手も
自分が思い描いていることが成し遂げられると
迷いなく信じている節があることなんですよね。
何々になれればいいな。じゃなくて
何々になれるっしょ!てな感じ。
どんなにセンスや能力を秘めていたとしても
その人がその道は自分には無理と信じていると
本気で試みることはないどころか試みることも無いので
当然ながら成し遂げることはありませんからね。
常識的、確率的に考えると頑張ったからといっても
思い描いたことを成し遂げられるとは限らないし
成し遂げられずに終わることの方が多いとしたものですが
あのような予知能力的な感覚は、
いつ、どこで得たのだろうか。
ある柔道のオリンピック選手がオリンピックの決勝で
惜しくも破れて銀メダルに終わった時に
金メダルじゃなくてビックリしたって
言っていた人がいたんですよね。
幼い頃に神様からお前は何々になれると告げられていたり、
両親や教師から徹底的に煽てられ暗示となっていたり、
無意識や筋肉や神経から感覚として受け取っていたり、
ひらひらと舞う蝶々を追い続けて
気が付いたらエベレスト山頂手前まで登っていたとか、
登頂していた感じなのかも。