心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

医食同源

2012年11月06日 | 無意識


栄養が偏ることなく、過剰摂取することもなく

美味しいバランスのとれた食事を取ることが、

病気を予防し、かつ治療にも役立つとする考え方で

医食同源と言う言葉あります。



これからすると、巷でちらほらと耳にする菜食主義(ベジタリアン)は、

この考え方に反する食習慣と言うことになります。



ですが、菜食主義は健康のために良いとか悪いとか、

菜食主義で死にかけたとか身体の調子が良くなったとか、

情報が錯乱して本当のところは良く分かりません。



でも普通に考えると、

人間は、草食動物のように草だけを食べて生きていける

身体の構造を有している訳ではありませんから、

極端な菜食主義は、健康には良いはずはないんですよね。



僧侶の場合は、殺生が禁じられていますから

精進料理が発達した訳で健康どうこうとは別の話。

でも最近は、お酒を飲み、肉を食べ、

一般の人と変わらない食生活を送っている僧侶も

普通にみかけます。



一般の人が僧侶の如く、殺生はいけないと

菜食主義を貫こうとするのは個人の主義主張ですから、

他の人がそれについてとやかく言うもの余計なことです。



個人の主義は置いておいて、

食が健康にとって重要なことであることは、

確かな所で疑いの余地はありません。



では、どのような食習慣であれば健康で長生きできるのかと考えて、

権威ある所が公表している色々な資料やデータ―を調べて、

完璧な食事を実践しようとすればするほど、

頭で食べることになります。



そこで、それはどうなんだと思うのですよね。

身体が寒いと感じているのに、

温度計で温度を調べてから、着る服を決めたりするのと

たいして変わらないのではないかと思うのです。



もっと無意識が教えてくれるもの、

その時の個人の身体が欲しているものに

素直に従っても良いのではないかと。



ストレスを食で解消しようとする欲求はちょっと省きますが、


「あ~今日の感じは肉だな。」とか、

「あ~今日の感じは、あっさりしたものだな。」とか

「あ~今日は少しで良いや。」とか、


これが一番、個人の健康には良いように思うのです。



また、精神面でも同じように、

腹が立ったのに、

「こんなことで怒ることは正しくない人間だ。」

悲しいのに、

「こんなことで泣いたり、悲しむのは弱い人間だ。」

怖いのに、

「こんなことで怖がるのは、情けない人間だ。」


と傍から見ても当たり前と思える感情を、

どっかで身に付けた考えが正しいとして押さえつけてしまうのも、

精神の健康には良くないのは明白です。



そんなことを、あれこれと考えていると、

日本の平均寿命が男性よりも女性の方が長いのも、


「今日の夕食は何にしようかな。」

「私の感じでは、今日私が食べたいのはお魚かな。」

「よし、お魚にしよう。」


なんて、一家の食事が決定されることを考えれば、

その食事は、世の奥さん(母親)にとって

健康にとって重要な無意識からの自分の情報に従って、

作られたものを、長年において摂取し続けて来ていることが、

あの差となっているのではと思ったりするのです。



これについては、全くの個人的な考えでしかなく、

何の裏付けも、何かのデータ―を基にしたものでもありませんので、

あしからず。


催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。