心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

足らないんですけど

2019年11月22日 | 雑感・愚見

2012年 アメリカ・ニューヨーク州の銀行に

強盗が入り多額の現金が奪われ、

警察が到着する前に犯人は見事に逃走します。

ところがです。有り得ないことが起きました。


警察の現場検証中に強盗が舞い戻って来て

「要求した金額より少ないんですけど!」と

不足していたお金を要求!


銀行「えっ?」警察「えっ?」強盗「えっ?」

もちろん即座に逮捕された。


前にも盗んだ商品が壊れているから交換してくれと

被害を受けたお店に持ち込んだ犯人もいましたが、

普通に考えると、あまりにも太々しいと言うか、

被害者を愚弄しているとしか思えてしまうのですが、


あまりにも斜め上の行動なので反社会性パーソナリティ障害か

発達障害の可能性も考えられます。


ここでは発達障害の中の注意欠陥・多動性障害(ADHD)

言われるものについて少しだけご紹介させて頂きます。


その特徴は、

①落ち着きが無い。

落ち着きがない。と言うよりも

ゆったりと落ち着いていることが出来ません。

 

一定時間、ジッと座っていることが不快で、

頻繁に姿勢を変えたり、貧乏ゆすりをしたり、

手足を動かしたり、絶え間なく話したりします。

 

②注意力が散漫

仕事の最中であっても、会議の最中であっても、勉強においても、

簡単に注意力が切れて他のことに意識が向いてしまいます。


相手の話を聞くことが出来ずに

自分の話だけを一方的に話してしまいがちになります。


何かをしている途中に、

ふらっと別の何かに関心が向かいます。


③物事の優先順位が付けられない。

自分の関心があるものを優先して取り組んだり、

あれやこれやと同時に多くのものに手を出してしまいます。

また、仕事の期限を守れなかったり、整理整頓が出来ず、

約束を忘れたりします。


基本的に飽きっぽくて、それでいて退屈に耐えられず、

直ぐに新しい何かを探して関心事が変化します。


④マニアックな傾向

基本的に注意が散漫で飽きっぽい反面、

地図、電車、車、歴史等々、自分の興味あることに

強いこだわりを見せてのめり込みます。


⑤思い付きで行動してしまいます。

物事の良し悪しや後先のことを考えずに、

思い付きで行動を起こしたり、口に出したりします。

 

他にも特徴と言われる傾向があるようですが、

注意欠陥・多動性障害(ADHD)の方の主な特徴については、

上の5つのことがあげられています。


注意欠陥・多動性障害の原因については、

現時点では、決定的な原因はないとされているので

改善の方法についても決定的な方法も発見されていないのですが、

改善の取り組みが全く出来ないと言うことではありません。

 

改善のための第一歩は、

本人が注意欠陥障害であることを自覚することになります。


注意が必要なことは、注意欠陥障害の特徴だけを拾い上げて

私も集中力が弱い、忘れ物が多い、整理整頓・掃除が苦手なので

自分がそうであると判断する必要は全くありません。

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



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