心の扉 神戸カウンセリング花時計

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離婚

2019年11月16日 | 雑感・愚見

1996年 テヘランに住む6歳の男児と5歳の女児が離婚をした。

イランでは男児が15歳、女児は9歳から法的に結婚が認められていて、

それ以下の年齢でも結婚させられることがあるそうです。


この二人、

両親によって決められていた許婚を解消したと言うならまだしも

日本で言うと小学一年生でバツ1って、

冗談のような本当の話なんですよね。


親同士の都合で愛する(仲の良い)二人の仲が

無残にも引き裂かれたとするなら悲劇でしょうし、

子供同士が「もうあんたなんか嫌い!」で

親にお願いして離婚であるならイランって大らかすぎる感じもしますが、

この二人の結婚にも離婚にも

日本人では分からないような理由があるのだと思います。


私達って「ままごと遊び」の中で

何度も離婚を経験がある人もいるかと思いますが、

上の二人はリアルな離婚なんですよね。


でもまあ、二人の将来においてこの離婚劇は、

何の汚点にも弱みにもならないだろうから

ちょっと強く大らかであるなら、ネタとして使っているかもしれません。


現在の日本の法律では男女が結婚が出来る年齢は、

女性が16歳、男性が18歳なのだそうですが、

2022年の4月から女性の結婚年齢が18歳に引き上げられるそうです。


しかし、450年ほど前の戦国時代の日本の武家社会においては、

女性が9歳~15歳で結婚していた(させられていた?)ことも

少なくなかったことを知っているので、


自分の周りにイランの様なことが起きたりすると、

法律的にも倫理的にも、その他色々と心配事があるので

老婆心的に幼い二人の結婚には強く反対の立場をとりますが、

絶対悪的な感覚とはならないとは思うんですよね。


それと未成年女性の性的被害を防止することを目的にした

青少年保護育成条例と言うのが、あっという間に全国に広がりました。

私は、その条令の趣旨には全く持って賛成はするのですが、


あの条例って元々は、その頃に増え始めた高校生の援助交際に

歯止めをかけるために施行されたものだったと理解していて、

しかし、

将来ある女子高校生を逮捕するのは、

可哀そうだとか厳しすぎるとか考えた政治家達によって

男が悪い大人が悪いことにすれば良いんじゃねえのってことで

管理売春法とは真逆、提供した方ではなく提供を受けた方を

罰することになっているんですよね。

 

そこまでは良いとしてです。


ニュースを見ていると

その女性って本当に被害者なの?男性が被害者じゃないの?

あるいは、その件で被害者って存在してる?

って思えるような案件でも男性が犯人とされて逮捕されたり、


それって普通に恋愛している男女じゃないのって思えるような

案件でも男性が犯人の加害者として逮捕されていたりして、


いつの間にか援助交際に歯止めをかけるためのものから、

悪い大人をやっけろ!悪い男性を懲らしめろ!的なものへと

条令の趣旨が変質しているような感じもするんですよね。


何でもかんでも条令を盾にして逮捕!逮捕!逮捕!って振り回していたら

せっかくの正義の条令が魔女狩り的禁酒法的痴漢冤罪的

悪法と変質してしまうのではと危惧ています。


それって逮捕!逮捕!じゃなくて

警察から互いの両親に報告して両家の規律に任せてみても

良いんじゃないかと思ったりする案件があったりするんですよね。


このようなタブー化してそうなことについて申し述べると

「それじゃ甘いんじゃボケ!」

「誤魔化しや抜け穴とならないように徹底的に締める必要があるんじゃ!」

と言ったように沢山のお叱りを受けるかも知れません。


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