心の扉 神戸カウンセリング花時計

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団子より花?

2019年11月14日 | 雑感・愚見

1985年 埼玉県に住む34歳の女性は、

34歳の夫がエッチな本や映像に強い関心を示して

夫婦生活に全く応じないとして離婚訴訟を起こし、

地裁は妻の主張を全面的に認めて離婚が成立。

 

この場合、花より団子と言うよりも団子より花かな。


現実の女性よりも二次元の世界の女性に

性的興奮を強く覚える男性が増えている?

報道で取り上げられるようになっただけ?


二次元の女性に性的興奮を覚えることは

何も変なことではありませんが、

二次元の女性だけに性的興奮を覚えるとなると

次元の違う話となります。


二次元の画像や映像は、個人のその時々の性的興奮を刺激する

最適のシチュエーションを選べることで最適の性的興奮を得られます。


ところが、これを繰り返すことで同じ条件では興奮しなくなり、

もっと最適を、もっと強い刺激をと求める内に

現実の女性には殆ど性的興奮を覚えなくなります。


また結婚して妻が子供を産んだことで

女性としてよりも母親として見ることが強くなってしまい

妻に性的興奮を強く覚えなくなることもあります。


ある時には魅力ある女性。

ある時には自分や子供たちにとって大切な妻であり母親。

と柔軟に観ることが出来ない状態となっているわけです。

(このような時に忍び寄るのが不倫の魔の手)


あるいは元々現実の女性に対して苦手意識があったり、

昔に言われていた理想の女性像、

「昼は淑女で夜は娼婦」の逆バージョンで、

誠実な男性、誠実な男性であろうとしている男性の場合、

夜の営みの時に違う自分(理性を脱ぎ捨てた自分)を

さらけ出すことに強くブレーキをかけてしまっている可能性もあります。


問題を解決するには、それぞれ違う理由が潜んでいるので

個人に合わせた取り組み方が必要となります。


以前のクライアントで妻が流産し辛く苦しい体験をさせたことで

二度とこんな思いをさせたくないと

無意識のブレーキがかかっていた男性がいたことを思い出します。


妻から離婚訴訟を起こされ離婚が成立した夫婦は、

もっと腹を割って話しあいをすれば良いのにと思いますが、

「本音を話したら」「素直な気持ちを告白したら」

きっと妻は夫の私に失望するだろう。的な怖れがあると

本音を話すことにはかなりの勇気が必要かもしれません。


しかし、

軽蔑されない立派な夫であろうとするあまりに

妻に男性として失望させてしまったとするなら

互いに生涯のパートナーと思えるまで築き上げた関係が壊れる理由としては、

あまりにも残念な離婚劇かと思うのです。


雨が降る日に微熱がある状態でランニングに出ようとした夫を

止めようとする奥さんに向かって

「健康の為なら死んでも良い!」と主張してランニングを決行して

病院に運ばれた男性のことを思い出してしまいました。

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



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