心の扉 神戸カウンセリング花時計

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島根県 名勝・桜井家住宅「可部屋集成館」Ⅰ

2022年06月27日 | 名所巡り(島根県)

 

史跡名勝・菅田庵の観賞を終えてどうするか。

 

菅田庵から出雲大社へは車で約1時間10分程度。

菅田庵から桜井家住宅へも車で約1時間10分程度。

出雲大社と桜井家住宅を結ぶルートも

約1時間10分程度。

 

つまりは菅田庵と出雲大社と桜井家住宅は、

車での移動時間的には正三角形となっていて

深田氏庭園、菅田庵の後に出雲大社、桜井氏庭園を

巡る予定(願望)だったのですが、

 

今日来て今日帰るつもりなので

あと二つを訪問するには

時間的に厳しくなったので(いつものこと)

出雲大社桜井氏庭園のどちらかを選択することに。

 

で、私達が選んだのは、桜井家住宅(可部屋集成館)。

 

 

 

島根県 桜井家住宅(可部屋集成館)

 

奥出雲町上阿井の桜井家は、大坂夏の陣で倒れた

戦国武将・塙 直之(ばん なおゆき)の末裔という名家で

 

大坂夏の陣で始祖討死の後、

嫡男直胤は母方の姓「櫻井」を名乗り

福島正則(賤ケ岳の七本槍の一人)に仕えましたが、

同家改易の時に広島の郊外「可部郷」に住み鉄山業を営みます。

 

産出する鉄は良質と評価も高く

松江藩から認められて歴代鉄師頭取を務めました。

 

塙 直之は、『難波戦記』等の

軍記物や岩見重太郎の講談など語られ、

塙 団右衛門(ばん だんえもん)の名でも知られている

知る人ぞ知るの有名人のようです。

 

 

 

 

可部屋集成館は、

櫻井家に江戸期から伝わる美術工芸品、

歴史資料を展示した歴史資料館で

“たたら製鉄”の道具や有形民俗資料、

藩主お成りの際に使用された掛け軸、

床飾り等の調度品などがあり興味深くはあるのですが、

 

私達のお目当ては、桜井家住宅【国指定重要文化財】

隣接する桜井氏庭園【国指定名勝】なので

帰りの時間を考えて可部屋集成館は観賞せずに

庭園だけを観賞させて頂きました。

 

 

 

桜井家住宅

 

可部屋集成館を奥へと通り抜けるように進むと

桜井家住宅があります。

 

 

 

水車

 

割と大きな水車があり、

水車の横で勢いよく水も流れていましたが

今日は、水車は稼働していませんでした。

 

 

 

 

 

 

土蔵

 

 

 

 

岡山県の倉敷美観地区を思い出します。

 

 

 

桜井家住宅 母屋【重要文化財】

 

桜井家住宅は、1738年建造の母屋を中心に現存し

国の重要文化財に指定されています。

 

1803年に作庭された日本庭園は、

この地を度々訪れていた七代藩主の松平治郷(不昧)から

庭園の瀧を『岩浪(がんろう)』と名付けられたことで

庭園の名称が『岩浪の庭』となっているのですが

『櫻井氏庭園』国の名勝に指定されています。

 

どっちやねん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜井家住宅母屋 前庭

 

桜井家住宅の母屋の中に入ることが出来て

有難いことに土間から建物内は撮影可能です。

 

 

 

桜井家住宅 母屋内部

 

お迎えしたお殿様が寛ぐ部屋は、

奥へ行く毎に一段高くなっています。

 

 

 

 

桜井家住宅は、

歴代の松江藩主の藩内巡視の折には本陣宿となり

御成りの間岩浪庭園は、

七代藩主の松平治郷の御成りの時に造られました。

 

 

 

 

 

 

駕籠と人力車

 

 

 

 

この奥に、お目当ての岩浪の庭があります。

 

 

 

 

母屋と庭園の境にある門を潜り少しだけ庭園を覗き、

そこでくるりと引き返して

解放されている御成門から庭園に入ることにします。

 

 

 

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