心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

人徳

2021年06月26日 | 雑感・愚見

 

我ら大谷翔平選手は、

メジャーリーグでの活躍が

全米で注目されるようになっています。

 

23号ホームラン。あれは凄かったあ。

 

そんな大谷選手の活躍ぶりも気になる所ですが

全米の野球ファンやメジャーリーガー達から

人間として好印象を持たれているのが

喜ばしいんですよね。

 

大谷選手が投げたボールが打者の顔付近にいき、

打者が激怒して乱闘勃発かと思いきや、

打者の激怒は直ぐに収まり、

一塁上ではもう笑顔を見せていました。

 

あれこそ人徳のなせる業ですよね。

 

 

 

それとボクシングでは、ノニト・ドネアの

ボクシングの実績はもちろんですが、

映像で見る限り彼の人柄が素晴らしい。

 

WBCのチャンピオンを奪取したことで

再び井上尚弥選手との対戦がありそうですが

井上尚弥選手は、ドネア選手と一度対戦をして

ドネア選手の人柄に触れたことで

対戦前より仲の良い関係になっているので

再戦する場合に心配しているんですよね。

 

 

あんなに好印象を持つ選手の顔を

殴りつける際に

無意識でブレーキが働いてしまって

自分の力を十分に発揮できなるのではと

思えたりするんですよね。

 

ドネア選手の人柄が本人も気が付いていない

隠れた強みになっているんじゃないかと

思ったりしています。

 

 

ビジネスでもスポーツでも

勝たなくてはならない相手を挑発して

冷静な判断を失わせて

優位に戦えることもあるかと思いますが、

 

匙加減を間違えると

相手の闘志を良い感じに燃え上がらせて

優位どころか不利に陥ることもあります。

 

なので匙加減が難しいことをするよりも

相手の闘志が燃え上げりにくい態度である方が

戦いを優位に運びやすいように思ったりします。

 

人格者であること、人徳があることは、

誰かの為でもありますが

自分の為でもあるように思うのです。

 

簡単ではないと思いますが、

人を思い通りに動かすよりは簡単だと思えるし、

完全体になれなくとも意識しておくだけでも

少しは違ってくるような気がします。

 

合気道の達人と言われた塩田剛三氏が

合気道で一番強い技は、

自分を殺しに来た相手と友達になること

と話していたことが思い出されます。

 

 

 

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