心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

コナン・ドイル

2021年06月24日 | 人物

 

イギリスの作家コナン・ドイルは、

推理小説、歴史小説、SF小説等多数の作品を発表しましたが、

その中でも『シャーロック・ホームズ』シリーズの

著者として知られています。

 

短編小説『白銀号事件』は、

馬の額から鼻先にかけて流れ星のような白い斑が

特徴の馬『白銀号』の窃盗事件に絡んだ調教師の殺人事件で

名探偵『シャーロック・ホームズ』が活躍する話なのですが、

 

この作品を執筆したコナン・ドイルは、競馬に詳しくなく

競馬についての調べも甘かったのか、

競馬に関して非現実的な誤りが発見されたので

かなり批判を受けたようです。

 

 

小説も映画もそうですが、観る人をスクリーンの中の世界に

物語の最後までどれだけ引き込めたかどうかで

その作品の良さが決まります。

 

なので作品の構成の良さはもちろんですが、

作品内に「ん?」とか「あれ?」とか思わすような

違和感のある描写があると一瞬にして観客や読者は

現実の世界へと戻されてしまうので

作者は、十分に注意が必要となります。

 

これって恋愛も同じで、

恋心を覚ますような出来事が積み重なったり、

時に一撃で相手は恋愛の世界から離脱して

その恋愛は終了となります。

 

催眠誘導も同じです。

どんなに良く催眠に誘導された被験者でも

誘導者からの「ん?」や「あれ?」、

被験者の安全や安心を脅かす誘導があると

一瞬で催眠状態から覚醒状態へと戻ることになります。

 

なので被験者が深い催眠状態であろうとも

心の改善をもたらすためには、いくら正しい方向であろうと、

いくら被験者が求める方向であろうとも、

強引で無理な誘導をすると被験者の「ん?」や「あれ?」によって

心の背中を押すことが出来なくなりますし、

これらのことは催眠に限らず心理療法においても同じです。

 

ちなみに皆さんもご存知かと思いますが、

漫画やアニメでお馴染みの名探偵コナンは、

名探偵シャーロック・ホームズの名前と

作者の名前を入れ替えたものなんですよね。

 

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。