心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

成せば成る

2019年09月27日 | 雑感・愚見

2008年に閉園した小豆島孔雀園は、

約3,000羽の孔雀を放し飼いにし、

音楽に合わせて高さ10mの高台から40羽の孔雀を羽ばたかせる

飛行ショーが1時間に一度、多い時には複数回開催されていて、

年間に50万人も訪れる人気の園だったのですが、

 

2002年あたりから飛行ショーで

園内を囲む高さ5mの柵を越えて飛び去る孔雀が続出して

約3000羽いた孔雀が500羽へと激減。


その影響なのか孔雀園を訪れる人も次第に減少し、

2008年に38年続いた孔雀園は閉園となりました。

 

柵を飛び越える孔雀が続出したのは、

本来、飛ぶことが得意ではない孔雀達が、

飛行ショーを何度も繰り返す内に

飛行することが上手くなったことが原因のようです。


私は、人間に飼われている動物は危険が一杯の中で生きる

野生の動物よりも運動能力が低下するものだと思っていました。


ところが、小豆島孔雀園で飼育されていた孔雀の飛行能力が

野生のままの孔雀よりも向上したと言うのですから

人間が無理やりと言うか、飛ぶことを促す鬼コーチの人間の存在が、

孔雀のポテンシャルを引き上げたことになります。


この出来事って、才能や能力や環境の所為にする前に、

何か一つの物事に真剣に打ち込めば、

誰もがその分野で自分が思う以上の実力、能力を持てるって

孔雀が教えてくれてんじゃねえの。

って思ったりするんですよね。


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