心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

京都 知恩院

2016年10月03日 | 名所めぐり(京都)

知恩院方丈庭園の拝観を終えて

次は、法然上人御廟へと向かいます。


法然上人の死後、

門弟たちの手によって勢至堂の東に建てられ

法然の遺骨が納められています。

 

 



納骨堂



 

 


 

 



経蔵

 




法然上人御廟 参道




5人ほどの外国人のグループの中の一人の女性が、

階段を見て、「フ――――」と一声。

階段続きで足にきているのは

私だけではないようです。



なんとか上まで階段を登って左に曲がれば

 

 




法然上人御廟と思ってしまいましたが

これは一心院というお寺の墓地で

知恩院の敷地内に有りながら

知恩院とは関係のないお寺だそうです。

 

 



知恩院 勢至堂



法然上人御廟はどこにと見まわしたら

もう一つ上に。

 

 





もう着いた気持になっていた私も

「フ―――――ッ。」と一声。

ここは、三波春夫の大利根無情で気合いを入れます。


「止めて下さるな妙心殿。

 落ちぶれ果てても平手は武士じゃ、

 男の散りぎわだけは知って居り申す。

 行かねばならぬ

 行かねばならぬのだ―――!」

 




 

 



法然上人御廟

 



手を合わしてお参り。



法然上人御廟を参拝を終えて大鐘楼へと向かいます。

すると



またですわ。また階段ですわ。

やけくそ気味でおっちらおっちらと登って

 

 





 

 


大鐘楼(重要文化財)と梵鐘(重要文化財)



この大きさ、おそらく写真では伝わらないと思いますが、

知恩院の鐘の大きさは日本でも最大級とのこと。

下から覗くと見える大鐘の厚みは、太もも位あるでしょうか。

この鐘が鳴らされるのは法然上人の御忌大会(4月)と

大晦日の除夜の鐘だけだそうです。



除夜の鐘の時には、

親綱1人・子綱16人の計17人で撞き、

その様子は京都の冬の風物詩になっていて

大晦日の番組で見たことがある人も少なくないと思います。


階段をどんどん通りていって

知恩院の三門横にあるもう一つの庭園

友禅苑へと向かいます。


友禅苑

有名な友禅染の始祖である宮崎友禅生誕300年を記念して、

昭和29年に改修造園された回遊式庭園。

 

 

友禅苑 拝観口



 

 


観音像

 



兎門



中国古代の伝説上の王の兎に由来し、

立身出世の関門という意味があるそうです。

 

 


 

 


茶室

 




 



茶室



どこもそうですが

茶室が庭園に良いアクセントになっていますね。

今まで訪問した中で

茶室として群を抜いて印象に残っているのは、

高台寺の傘亭と時雨亭です。

 

 


宮崎友禅斎像

 

 



枯山水の庭園



 

 



これで知恩院を後にしたのですが、

なんと勢至堂の奥にあの千姫のお墓があったようで

スルーしてしまったようです。


「また、やっちまった~。」


これは、完全体を良しとしない侘び寂びの不足の美や

「建築物は、完成した瞬間から崩壊が始まる」の

仏教の諸行無常的なの精神が溢れる

京の都が持つ力がそうさしているのだと

自分を納得させることに。



次の目的地は、知恩院の隣にあって

外国人観光客に評価が高い青蓮院門跡にGO!




催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。