心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

高知県 竹林寺名勝庭園

2017年08月19日 | 名所巡り(四国)

夏季休暇を利用して

友人からお誘いを受けて

高知県 五台山 竹林寺へと行ってまいりました。

 

竹林寺は、四国霊場第三十一番札所となっており、

ここには、高知県三名園の一つであり、

平成16年に国名勝に指定された庭園があります。

 

高知までのドライブ

さすがに高知までは、時間がかかります。

前回のドライブは、フェラーリ・F40でしたが、

今回は、ランボルギーニ・アヴェンタドール

のつもりの日本車で出発です。

 

途中でトイレ休憩で立ち寄ったパーキングから見た景色

うわっー泳ぎてえー。

 

駐車場に到着

「おっ竹林寺に多くの拝観者が車で。」と思いましたが、

近くに植物園、展望台などがあって

そちら目的の人が多かったように思います。

 

「いっとく?どうする?』なんて会話するくらいに

ここの植物園は、かなり規模が大きくて心惹かれましたが

植物園に入園すると本日は竹林寺と植物園で

終わりそうなのでパスすることに。

 

五台山 竹林寺

此処が竹林寺の山門の下。

結婚式でもあげられた方がご先祖様に報告に来ていたのでしょうか。

本当の所は分かりませんが、

本人達がふんわりと漂わせていた幸福の香りを

スーハ―、スーハ―と吸い込まさせてもらって

幸福のおすそ分けを頂きました。


本日の名所巡りは、出足から快調です。

 

弘法大使像

 

弘法大使像の横にあったズーと下へと延びる石段

昔の人は、この階段を利用して登って来たのでしょうね。

私達は、車で山門前まで。


このような階段を見つけてしまうと

何かヘリで富士山の頂上に到着した気分になります。


昔の参拝者の人達と同じように

自分の足で一段一段と石段や山道を登って来ると、

昔の人が感じたであろう特別な感じと

似た感じを私達にも感じることが出来るのだろうか。

 

竹林寺 仁王門と僧侶

カレーにトンカツ。龍に虎。白地に赤丸。

そして、仁王門に僧侶。

これら最良の組み合わせですなあ。

 

竹林寺 名勝庭園の入り口

仁王門を入ってすぐ右手にある名勝庭園のエントランス。


写真奥に見える石段の右脇の建物は宝物館で、

藤原時代から鎌倉時代にかけての

仏像12体(国重要文化財)を拝観することが出来ます。

(名勝庭園観賞後に拝観させてもらいました。)


鐘楼


書院 前庭


書院 前庭


書院 前庭


書院 客殿


書院玄関前にある拝観受付所

 

書院 玄関


書院玄関に掲げられている額

書院建物内に上がられて頂き名所庭園へ


竹林寺 名勝庭園 北庭


竹林寺 名勝庭園 北庭

鎌倉後期に造営されたとは思えないような

現代的な造りのように感じます。


書院 客殿内からの北庭


中国廬山(ろざん)と鄱陽湖(はようこ)を模した西庭



西庭

 

西庭


南庭


書院客殿内部


書院(南側広縁)


書院内部


書院内部


書院客殿内から見た西庭

名勝庭園を鑑賞できる書院は、

藩主参詣の際の接待殿として造営されたものだそうで、

その建物内に庶民の私達が入っています。


と言うことは、時代と共に物価が上がるように

何の努力もなく私達も昔の殿様と同様の身分にまで

出世したと言うことで宜しいかと。なんか面白い。


実際、昔の殿様より庶民である私達の方が

良い暮らしをしている部分がかなりありますよね。


ガスに水道に電気、豊富な食材、

テレビ、エアコン、パソコン、電話、冷蔵庫、電灯、

各種交通機関、医療技術&システム等々、

数えればきりがありません。


私達は、昔の殿様より

かなり良い暮らしをしているんだと思うだけでも

幸福な気持ちになれるかもしれません。


この時、拝観者は私達だけだったので

腰を下ろし足を延ばしたり、ゴロンと横になって眺めてみたりと

思う存分に名所庭園を楽しみました。



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夏恒例のイベント

2017年08月17日 | ライフ

私の実家はカウンセリング・ルームからそう遠くはありませんし、

前回実家に帰ったのが随分と前ということでもないのですが、

夏季休暇で里帰りして、のんびりとさせてもらいました。

 

皆様と同じように、私の故郷では

お盆になると恒例の盆踊り、花火等のイベントが催されます。

町内の軒先には提灯がずらりと飾られ、

通りが盆踊りのステージと変わります。

 

私の実家の盆踊りは、広場の中央のやぐらを中心にして

その周りを回りながら音頭に合わせて踊る形式ではなくて

その昔、阿波藩だったことから阿波踊りと全く同じです。


あっでも一つだけ

全国でも唯一?の地元独特の踊り凧踊り

(無形文化財になってもおかしくないぞ。)というものがあって

一子相伝の如く引き継がれています。


お盆は、夜遅くまで太鼓と笛と鉦(かね)の音が鳴りやまないのですが、

やかましいなんて気持ちは少しも起きず、

むしろ待ってましたの気分。


私の子供頃は、町内を流し踊りする数多くの連が

西の方から東の方からやって来て

すれ違う際に他の連に踊りは負けてはならぬと、

「ヤットサー、ヤットサー、マケナヤ、マケナヤ!」の掛け声が響いたものですが、

最近は、流し踊りをする連が減り、

メイン会場で踊るのが中心となっているのがちょっと寂しくもあります。

 

 

盆踊りには定番の掛け声が他にもあって(徳島も同じ)

「踊る阿呆に観る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損々。」

「エラヤッチャ、エラヤッチャ ヨイヨイヨイヨイ。」

「一かけ二かけ三かけて 四かけた踊りはやめられぬ

五かけ六かけ七かけて 八っぱり踊りはやめられぬ」

 

最後の掛け声なんてあれです。

大人達がお酒をしこたま飲んで酔っ払ってくると

「一かけ二かけ三かけて 四かけた〇×▽◇はやめられぬ」

〇×▽◇部分が恥ずかしい言葉に変わって

無茶苦茶になったものですが、

ここ最近は、放送禁止用語の掛け声は聞いた試しがありません。


昔とは時代が違うと言うことなのでしょうか。

でもなあ、親も子供の私の耳をふさごうともせず

踊り狂っている人達を楽しげに見ていたあの時代。


お祭りなのだからと放送禁止用語を叫ぶことも

許されていたあの時代の方が

私は好きなのです。

 

誰もが美人に見えてしまう女性の装いと女踊り。

 

 

 

 

そして、最後は花火の締め

 

二尺玉が何発か打ち上げられるのですが、

その音と衝撃波がもうそれは凄くて

身体が衝撃波に押されて後ろに1メートル位ずり下がります。


自衛隊の駐屯地祭の時に体験した74式戦車の戦車砲の炸裂音と衝撃波と

いい勝負ですが距離がある分だけ花火の勝ちかもしれません。


数年前まで花火が打ち上げられると、

音にびっくりした飼われている犬たちが一斉に遠吠えをしていましたが、

ここ数年、犬の遠吠えは聞こえず

その代わり、二尺玉が炸裂すると車の防犯ブザーが一斉に鳴り出します。

 

 

まだまだ夏は終わっておらず、暑い日は続きますが、

恒例の行事を見終えると

私には、もうそこまで来ている秋が見えるとですたい。



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残念無念

2017年08月17日 | 雑感・愚見

この度の夏季休暇には

スポーツ界の一大イベントが二つありました。

一つは、プロゴルファー松山英樹選手の全米プロ選手権。

もう一つは、V13の防衛記録がかかった山中慎介選手の試合。


結果はご存知の通り

どちらも残念な結果となりました。

 

これまでの日本人が誰もまだ成しえていないゴルフ・メジャー大会での優勝。

松山英樹選手は、そのメジャー大会の全米プロ選手権の3日目を終えて

首位に1打差の2位につけており

歴史的瞬間をこの目で観ようと朝の3時に起きてテレビの前に。


ですが2ホールを観て、

今回の優勝は無しと判断して私は再びベットへ。

何故なのか、スタートホールでの絶好のバーディチャンスを逃し、

2番ホールでやってはならないようなミスでボギー。


メジャー大会に限らず、その大会で優勝する選手の場合、

優勝の運命に導かれるような流れがあって

松山選手は、その流れに明らかに乗っていないと感じたからです。


でも時に神様の悪戯なのか、

野球で言えば9回裏で5点差をひっくり返すような

何かが起きて流れが変わることがありますが、

その奇跡の様な何かを期待する気持ちよりも

眠気の方が勝ってしまったのでした。


もう一つの山中慎介選手の

プロボクシングの日本最多防衛記録に並ぶかどうかの試合。

これは松山選手のその日の流れどうこうではありませんが、

山中慎介選手は、ここ数試合において

ノックアウト負けに繋がるようなパンチを毎試合食らっていたんですよね。


衰えなのか、油断なのか、たまたまなのかその原因は分かりませんが、

新記録までの2試合をテクニシャン・タイプと戦えば

可能性も高まったと思いますが、

KO率が高い選手との試合となってしまったことが

悪い流れをさらに強くしてしまい、


友人にも

「今回の山中慎介は4:6でヤバイかも?

「試合が始まって右のガードがあごの位置にあったら

5:5で良い勝負に持ち込める。」

なんて話していたんですが、

怪しい流れを変える何かに成り得るはずだった右のガードは、

下がった位置に。


何て言うんでしょうか。

何か大きな流れに押し流されているような感じ、

それはゴルフやボクシングだけではありません。


何かそのままでは

契約がまとまらない感じ。

大好きな人と別れることになりそうな予感。

騙されそうな予感。

大失敗しそうな予感。

大損をこきそうな予感。

泥沼にはまり込んでいきそうな予感。


そして、

多くの人にとって

それらを感じ取ることは難しくないはずなのですが、

難しいのは、その流れを変えるための一手を打つこと。


私自身も肝に銘じておかなくてはと

ゴルフ、ボクシングの試合を観て

再認識をした次第です。


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東京国立博物館

2017年08月16日 | 雑感・愚見

東京の友人から素敵な写真が届きました。

 

東京国立博物館の法隆寺宝物館

 

2014年2月に中学の修学旅行以来となる

奈良・法隆寺を訪問し、

大宝蔵院の多数の展示物を

拝観させてもらったことが思い出されます。

 

東京国立博物館のホームページを開いてみると

法隆寺宝物館なんてものがあったりして

特別展ではなく宝物300あまりが常備展示品のようで、

知らないってことは怖いものですね。

(時に強みにもなりますが。)


名所めぐり奈良編で

拝観終了と書かれた門の前で呆然とした

あの正倉院の古代美術品よりも1時代古い宝物が

数多く含まれているそうで、これまたビックリ!


私は、姫路城、二条城等、

昔のまま残っているものと身近に接すると

「あんな大昔の人達がこれほどのものをよくぞ。」

の感動はもちろんですが、


歴史建造物や古代美術品が

時空の境界の役割を果たし境界のすぐ向こう側に

何百年前の日本人がいるような気がして

それがまた良いんです。


このような展示品は、

写真撮影禁止となっている場合が多いので、

写真を届けてくれた友人に聞いたところ、

撮影OKなところと駄目なところがあったようで、

ちょっとばかり危うさも感じますが、

写真が素敵すぎるので

まあ大丈夫かなと都合よく判断して

アップさせてもらいました。


私の東京時代、まだまだ名所に興味が無かった頃なので

休日はもっぱら日用品とか書籍の買い物。


なのですが上野にはちょくちょく行った記憶があり、

アメ横、不忍池、東京美術館、

上野公園、西郷隆盛の銅像、

上野動物園(15年の東京時代、唯一蚊に刺された場所。)等々

ですが、東京国立博物館は抜け落ちていました。


どこに行ったのか、何をしたのかよりも

誰と行ったのか、誰と何をしたのかに

大きな意味があるなんて言いますが、


複数回の上野訪問、誰と行ったのか、

何故行く気になったのか、

何となくあの人とかなとは思いますが、

東京時代の付き合いのあった多くの男性陣と

仲良くさせてもらった女性陣が数十人もいたせいで

(大きく見栄をはらせてもらっています。)

悲しいことにハッキリと思い出せません。


あの時、一緒に行ってくれた人。御免なさい。


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私達は守られている

2017年08月12日 | ライフ

写真は、記憶にも新しいJR博多駅前の

途轍もない陥没事故の様子です。

 

何でこんな事故がと。

日本の作業の質も落ちたものだと、

思ったものですが、


この後の修復作業が早いの何のって

「俺の国では一年かがりだ。」

「これからは全てを日本に任そう!」

等のコメントがわんさか有り、

世界が大絶賛だったそうです。


評価を下げる出来事であったはずなのに、

評価を上げる出来事になったなんて

なんか面白いですね。


この博多陥没事故の少し前に

規模は遥かに小さいのですが、

私もこれと同じようなことを経験しています。


その日の夜12時を過ぎて、ちょっと買い物にと

コンビニに向け出発。


通いなれたいつもの横断歩道を渡っていた時に

道路に異変を感じ、感じた方を見ると、

なんと横断歩道の脇の道路の真ん中に

マンホール大の四角い陥没を発見。

陥没と言うより抉り取った感じの穴がドーンと一つ。

 

7,8センチ程度の段差があり

このままでは大事故に繋がる恐れありで、

とにかく連絡をと「110番」へ携帯から電話。


すぐに向かわせますと言うので

その場所に立って待っていると、

数分でバイク二台とパトカー一台で

わさわさと警察が到着。


その中の一人の警察が

「あなたが電話をしてくれた藤野さんですね。」

「はい。ん?」

「なんで私の名前を知っているの?」


私の質問に

警察官がちょっとキョドりましたが、

その種明かしは、

何年か前の警察の戸別訪問の際に

私が書き込んだ情報からだそうで、がっかり。

警察官もキョドる必要なんて何もありません。


私は、逆探知で知ったのではと、

だとすると実際の逆探知は、ドラマのような時間はかからない。


ドラマであえて時間を要するようにしているのは

実際の犯人を欺くためか。

なんてワクワクしたのですが違いました。


がっかりはしたものの

何か事件に巻き込まれ急を要する時に

電話をすることしか出来なかったとしても

それで名前も住所も分かってくれて、

私のもとに即すっ飛んできてもらえることが確定しました。


道路も次の日の夜にはもう完璧に修復されて、

しかも私と最強の治安組織との間に

強く太い絆があるかのようです。


こんな仕組み、外国ではどうなのでしょう。

本当に素晴らしく有り難い国に

住んでいるなと実感した次第です。


「ああああ。今も私は最強治安部隊に護られている。」

「トレビア~ン」と感動したので、

その感動を再び味わうために毎日「110番」に電話して

「藤野さんですね。」

「ぬわははははは。そうじゃ。藤野じゃ。トレビアンじゃ。」

と、やってみたいと思ったのですが、

止めておきました。


 

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再びの竜安寺

2017年08月10日 | 名所めぐり(京都)

桂春院の拝観を終了して

本日の妙心寺ともお別れです。


時間がまだ少しあるので

もう一か所どこか行こうと言うことで、

私は、等持院を提案し、友人は竜安寺を希望。


どちらも桂春院から近いのですが、

私はどうせなら一度も拝観したことがない等持院と思ったのですが、

確かに竜安寺も拝観したのは4年ほど前で

再び訪れるには頃合いと言えば頃合いではあります。


話し合いの結果、もめることなく

竜安寺に決定の運びとなりました。


ではと妙心寺北総門の方へと向かい

竜安寺参道と彫られた石柱に従って行軍開始。


嵐電の竜安寺駅を過ぎての

龍安寺参道商店街で

素敵な喫茶を発見したので行軍途中に一休み。


喫茶 たつどう

つくばいアイス最中

店内には店主なのか、店主の奥さんなのか

はたまたアルバイトなのか女性が一人。

お客は、たまたま私達だけ。


そんな状況がそうさしたのか、

東男に京女で互いの雰囲気がピッタリとあったのか、

お店の女性と話が弾み、

その中で記憶に残る面白い話をご紹介。


このお店のつくばいアイス最中が(上の写真)

関テレの番組「よ~いドン。」の一つのコーナーの

となりの人間国宝さんでリポーター円広志さんの回に

紹介されたと言うこと。


そして、もっと興味深かったのが、

その女性が言うには

蓮の花は、早朝につぼみがポンと音を立てて咲くと言うこと。

そして、その女性は実際にその音を聞いたことがあり、

蓮の花が咲く季節、何年も毎日早朝に出かけて、

ようやく聞けたそうです。


竜安寺にしてなければ、こんな面白い話を聞けなかったので

これだけでもう竜安寺決定が成功となりました。

ポンって、ポン!か~。


竜安寺へ

以前のルートは、仁和寺から「きぬかけの道」を歩いて

竜安寺の山門に辿り着いたので、

この場所は、以前来たルートとは違っているので初めてです。

(前は、奥に二人立っている所の左側から到着)

何門だろう?

 

竜安寺は、鏡容池(きょうようち)を含む竜安寺庭園全体が

名勝庭園、竜安寺方丈庭園が特別名勝に指定されています。

そして、世界遺産の一つです。

 

竜安寺 山門

 

竜安寺 鏡容池

竜安寺の山門を入るとすぐ左側に鏡容池と呼ばれる広大な池があります。

その昔は、この池で公家が船を浮かべて歌と舞と音楽を楽しんでいて

石庭よりも鏡容池の方が有名だったそうです。

 

 

竜安寺方丈庭園に続く参道

 

鏡容池と弁天島

竜安寺の鏡容池にも蓮がびっしりとですが、

法金剛院の蓮とは種類が違うようです。(この感じは、睡蓮かな?)

ちなみに喫茶たつどうの女性が、蓮の花が咲く音を聞いたのは

この竜安寺の蓮です。

 

何枚も池の写真が続ていますが、

それだけ大きな池で、龍が住んでいてもおかしくないかな。

そう言えば、天竜寺にも大きな池があるのは

竜神(水神、海神)と関係があるのでしょうか。

 

 

竜安寺 庫裡と参道と参道の両脇の竜安寺垣

 

竜安寺 庫裡玄関を入ってすぐの

4年前と同じところでハイポーズ(屏風になんて書いてあるのか分かりません。)

私の記憶に間違いが無ければ、

前回の時に、ここ庫裡と方丈を繋ぐところに

1mくらいの豊臣秀吉の木像が無造作に置かれていたんですが、

今回は見当たりません。

 

竜安寺方丈庭園 石庭(特別名勝&世界遺産)

南禅寺の方丈庭園は、「虎の子渡し」の庭園と呼ばれていて、

ここ竜安寺の石庭も別名「虎の子渡し」の庭園と呼ぶそうです。

 

大勢の外国人の観光客も石庭の前で、

腰を下ろしてゆったりと石庭を眺めています。


今までの京都巡りの中で

何故だかこの石庭が一番心が落ち着きます。

廻廊に座って瞑想する訳でもなし、

ただぼんやりと石庭を見ているだけなのですが

一番落ち着きます。


同じように座って動かず

ぼんやりと石庭を眺めている外国人も多くいますが、

同じような感覚を感じているのでしょうか。

それとも

コレノ ナニガ イイノカ ワカリマセン。

WHY ジャパニーズ・ピープル。」と

あれこれと考えを巡らせているだけなのか。

 

竜安寺 石庭

石庭は、4年前と姿が何も変わらずに私を向か入れてくれ、

今の私は、石庭にはどのように見えているだろうか。


どれくらい座っていたでしょうか。

今回もかなりゆっくりとさせてもらいました。

 

青いTシャツを着た外国人、遠き所から来てどこに帰るのか分かりませんが、

交わることがあるはずがない二人の人生が、

竜安寺と言う場所で触れるように交差したなんて考えるとロマンを感じます。

でもまあ、

日常でも電車に乗れば同じようなことを何万回も繰り返しているのですが。。。

 

仏殿と方丈の間にある庭

 

 

方丈の裏側

 

これもまた有名な竜安寺の”吾只足ることを知る”の「つくばい」で

徳川光圀(水戸黄門)による寄進とされています。

つくばいは、4年前にも写真におさめたの良いかとも思ったのですが、

せっかくなのでパチリ。

 

奥に石庭の壁が見えます。

のんびりと寛いだ石庭を後にして、

鏡容池の周りの竜安寺庭園を拝観

 

 

鏡容池と方丈庭園の間にある庭園の景観

 

鏡容池の西側の散策路と景観

 

修学旅行を入れて生涯3度目の竜安寺訪問を終えました。

最初は、興味もなく良さも全く分からず、

2回目は、その良さを感じることが出来て、

3回目も、同じような感じ。


ん?4年前の2回目と今回の3回目の感じ方は同じ。

もしかして、石庭から見た私は、

だったかも。


 

帰路 阪急嵐山駅へ

写真を見るとまだ明るいので

もう時刻は午後6時になっていて、

お山のカラスが鳴いてないけれども帰ります。

 

一日が短く、私達の巡行のペースは、

一か所に大体1時間半から2時間位の滞在となるので

一回の名所巡りで訪問できるのは3,4か所です。


それからすると小学の2泊3日の修学旅行、

大阪城に立ち寄って京都へ、

京都は、嵐山(渡月橋界隈)、金閣、銀閣、清水、

二条城に平安神宮(庭園なし)。


奈良は、東大寺に法隆寺。。。

京都、奈良の記憶漏れがありそうなのですが、

不思議に良く回れたなと思います。

 

 

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夏季休暇のお知らせ

2017年08月08日 | お知らせ

クライアント各位

 

誠に勝手ながら

神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計では

以下の期間中を夏季休暇とさせて頂きます。

 

休業期間 

平成29年(2017年)8月10日(木)より

平成29年(2017年)8月16日(水)

 

業務開始

平成29年(2017年)8月17日(木)午後1時

 

お問い合わせについては、

夏季休暇期間中は、

メールのみの受け付けとさせて頂きます。

 

頂いたメールへのご返答につきましては

休暇期間後に順次対応させて頂きます。


皆さまにおかれましては

ますますの酷暑に夏バテなどなさいませんよう、

お身体にお気をつけて

この夏をお楽しみ下さいますよう願っております。

 

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妙心寺塔頭 桂春院

2017年08月08日 | 名所めぐり(京都)

いつものように文句を言い始めた

私の足をなだめながら

紅葉の名所であり名勝史跡にも指定されている

桂春院の庭園を

目指してえっちらおっちらと進みます。

 

妙心寺塔頭 桂春院(けいしゅんいん)

 

桂春院 庫裡

退蔵院とは違って、桂春院の拝観は、

靴を脱いで建物内に上がってのスタートです。


最初に出迎えてくれるのが、

廊下右脇に造られた清浄の庭と言われる壺庭で、

全体を写真におさめようとしたのですが、

後ろには壁、そして壺庭で

1ショットで全体を収めることが出来ずに

まあ良いかと断念しました。

 

桂春院 侘の庭

清浄の庭と言われる壺庭を通り過ぎると

左側に行けば、茶室 既白庵(きはくあん)

右側に行けば、方丈、

私達は、まず茶室 既白庵から侘の庭を拝観。

そこから見る景色は、深い緑一色で包まれていました。

 

 

桂春院 思惟(しい)の庭

 

美しすぎる緑色の世界

 

方丈から観る桂春院 真如(しんにょ)の庭

 

 

方丈(本堂)をおりて庭園を歩くことも出来ます。

 

真如(しんにょ)の庭の垣根の向こう側に広がる庭

 

 

 

侘の庭側から観た茶室 既白庵(きはくあん)

 

 

紅葉の名所として知られる桂春院。

深緑の庭園の様子から

それを察することは難しくありません。

 

京都の他の素晴らしい庭園と同じく

退蔵院も桂春院も一歩中に足を踏み入れると

静かで厳かな時間が流れ、

現代とは違う別の時代にいるような錯覚に陥ります。


それが何とも言えなく良いんです。


どうでも良いことなんですが、

東京時代15年で蚊に刺されたのが一度だけ行った上野動物園でだけ。

そして今回の退蔵院で久しぶりに蚊に数か所だけですが刺されました。

夏場、流れの弱い水場のある所に行く際には蚊にご注意を。



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妙心寺塔頭 退蔵院

2017年08月07日 | 名所めぐり(京都)

退蔵院は、妙心寺46の塔頭のなかでも

屈指の古刹としてしられており

有難いことに通年公開となっています。


見所は国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」(模本)。

史跡名勝・枯山水庭園「元信の庭」。

四季折々の景色が美しい池泉回遊式庭園「余香苑(よこうえん)」です。

 

退蔵院 山門

 

 

山門を奥へと進み

 

 

退蔵院 方丈

 

 

国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」(模本)

退蔵院の目玉で国宝に指定されている『瓢鮎図(ひょうねんず)(模本)

山水画の始祖と言われる如拙(じょせつ)が足利義持の命により

心血を注いで描き、現存する如拙の作品のなかで

最高傑作と言われているそうです。


この絵は山水画というよりも

「ただでさえ捕まえにくいなまずを、こともあろうに瓢箪で捕まえようとする。」

この矛盾をどう解決するかの禅問答の絵で、

絵上部の文字は、当時の京都五山の禅僧31人が

頭をひねって連ねた回答のようです。

 

 

池泉回遊式庭園「余香苑(よこうえん)」へ向かいます。

 

門をくぐって正面にある紅枝垂れ桜

当然ですが、桜の花は咲いておらず葉桜です。


陽の庭

 

陰の庭

門をくぐってすぐ両側には、敷き砂の色が異なる陰と陽の二つの庭があります。

この二つの庭は、物事や人の心の二面性を伝えているのだそうです。


 

 

「余香苑(よこうえん)」

 

退蔵院 水琴窟

 

退蔵院 水琴窟

水をすくって撒いてやると、

例の高い音(キン・キン・コン)が気持ち良く響きます。


私は、この水琴窟は大発明だと思っていて、

小堀遠が創案した洞水門が、

水琴窟の原型と言われています。


小堀遠州と言えば、この前訪問した

南禅寺塔頭の金地院、鶴亀の庭も小堀遠作で、

安土桃山時代から江戸時代前期に活躍した茶人であり、

建築家であり、作庭家であり、書家であり、

備中松山藩第二代藩主、のち近江小室藩初代藩主。


美的センスに、建築の知識に、発明家、

もうこの人は、天才であり化け物ですね。


大休庵

 

「余香苑(よこうえん)」

 

栗林公園のような壮観な庭園ではありませんが、

コンパクトにまとめられた美しい庭園です。


なのですが、あれ?

そう言えば史跡名勝の退蔵院・元信の庭は???

退蔵院を出てからそのことに気が付き

参拝受付時に頂いたパンフレットを見ると

通常参拝では方丈脇より見ることが出来ると記載されていました。


方丈の写真に収めた鶴の絵の横から

覗き見ることが出来たようです。

あの鶴の脇からとは。。。油断大敵火の車。」


城壁の脇を抜けていくことが重要な謎解きに繋がった

ドラクエのような仕掛けが施されているとは。。。

(勇者フジノは元信の庭をみつけられなかった。)



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京都・妙心寺

2017年08月06日 | 名所めぐり(京都)

蓮の寺、法金剛院を後にして、

えっちらおっちらと徒歩で来た道を戻り、

妙心寺に戻ってきました。

 

朝の雲が覆って光遮り、暑さ程良くの絶好の観光日和だったのが、

今や雲は湧~き、光溢れて~♬

 

臨済宗妙心寺派 大本山妙心寺

南総門

 

妙心寺 勅使門


妙心寺は、日本最大の禅寺で

日本にある臨済宗寺院約6000か寺の内、

なんと約3500の寺を妙心寺派で占めています。


境内の敷地はかなりの広さで塔頭も46もあるので、

興味惹かれる塔頭も数多いのですが、

通年で公開されている塔頭は3か所のみとなります。


いくつかの他の塔頭で、

期間限定で特別公開・限定公開として

拝観できるものもあります。


そして、妙心寺境内全体が史跡に指定されており、

それとは別に史跡名勝に指定された庭園(妙心寺庭園)があり、

前庭、大方丈庭園、小方丈庭園の3つ合わせたものを

妙心寺庭園と呼ぶらしいのです。

 

史跡名勝 妙心寺庭園の前庭

放生池と三門

境内に入るのに、まずはの拝観料はありませんでした。

参拝者、観光客に混じって

近所の人達が境内を生活道路のように通り抜けていきます。

 

妙心寺 三門

 

妙心寺 仏殿

何やら工事中。

 

妙心寺境内、ずっと向こうまで続きます。

 

妙心寺塔頭 霊雲院(特別公開のみ)

 

霊雲院門前から中を覗く

 

妙心寺 鐘楼

 

拝観受付 寝堂・玄関

 

妙心寺 大方丈



大方丈

 

名勝史跡の一つ 大方丈庭園

史跡名勝の一つ。小方丈庭園が

写真の左側、築地塀を隔てた向こうにあるはずなのですが、

拝観の仕方が分からず断念。(後に非公開が判明)


妙心寺 法堂

妙心寺の見どころの一つ、

法堂天井の狩野探幽の筆による日本最大級の雲龍図。


この渡り廊下を通って見に行けるはずなのですが、

拝観の仕方が良く分からず、

いつもなら分からないのなら受付等で尋ねて拝観となるのですが、

まあ良いかと迷いなくスルーしてしまいました。

(せっかくなのに。なんでかなあ。)

 

妙心寺境内

 

これも妙心寺境内

ひょっとして妙心寺の外に出てしまったのかと

思ってしまうほど境内は広いです。

 

妙心寺塔頭 玉鳳院(特別公開時のみ)

 

妙心寺塔頭 東海庵

妙心寺の拝観を終えて振り返ってみると

出来るだけ多くのものを一回の訪問で体感し、

出来るだけ写真に収めようとしたことで

何が何やらと混乱し、焦りのようなものを感じながら

拝観していたように思います。


その結果、

見どころの雲竜図、浴室を簡単にスルーして

通年公開の3つ塔頭の一つ

大心院を見逃してしまっています。


ああああ、やっちまったなあ。


<!-- 京都 妙心寺 -->


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