洋画等でプロポーズの際に男性が片膝をついて指輪を示して
「わてと結婚してくんろ?」
と告白する様子を見ることがあります。
あの欧米のプロポーズの際の定番のポーズは、
元々イギリス等の中世の時代に騎士が領主に対して
敬意と忠誠心を示すための姿勢だったと言われていて
その姿勢には、服従の意味もあるようです。
だとしたら片膝をついてプロポーズした男性は、
その女性に対して敬意と忠誠心と服従をすることを
絶対的な誓いをしたことになるので
欧米では、君主たる妻に絶対的服従をする夫といった
関係性ばかりの夫婦なのかとなるはずですが、
実際は、そこまでの覚悟と誓いを意味していないようで
「僕と結婚してくんろ。」と
物凄く下出にでた懇願のポーズでしかないような………
騎士のそれとは比べ物にならない程、軽い印象がありますが、
家の中のことは、しっかりとした女性が主導権を持ち、
子供ぽさとやんちゃ性を残す男性は、妻から叱られることが多く、
男性は、妻の言い分に対する反論や言い訳をしたとて
正論でぐうの音も出ない程打ち負かされて
気が付いたら自然と服従させられることになるんですけどね。
ひーはー!
さて各国のプロポーズ事情は、私が読んだ記事では
アメリカのプロポーズ事情は、
多くの男性は2月14日のバレンタインデーに
プロポーズを行うらしくプロポーズの定番の言葉は、
日本の様に詩的と言うか、間接話法と言うか
「僕に毎朝、味噌汁を作って欲しい。」………じゃなくて
Will you marry me?
イタリアのプロポーズ事情は、
イタリアの男性は、女性を見ると話しかけて
褒めて褒め捲る的な軽い印象がありますが
1970年代までは法律で離婚が認められていなかった影響か、
結婚については非常に慎重らしい。
これ誰の?オラんだのオランダのプロポーズ事情は、
1998年に登録パートナー制度を導入して
登録すれば法的に夫婦と同じ様な扱いを受けられることで
結婚に拘らない人が多いとのこと。
でもさあ、こうなると結婚の届け出と
登録の届け出と何が違うのだろう?
くっついたり離れたりが簡単に出来るってこと?
その際のややこしい責任を負わずに済むってこと?
何かが違うんだろうけど、なんかよく分からんなあ。
フランスのプロポーズ事情は、
二人の愛の為だけに交わされるために
プロポーズは密やかに行われ婚姻届けには拘らない。
スウェーデンのプロポーズ事情は、
婚約後、二人で一緒に生活をする事実婚のような
お試し期間を持ち、中には数年から10年以上経ってから
結婚する夫婦もいるらしい。
フィリピンのプロポーズ事情は、
家族との関係性を非常に大切にする国で
意中の女性の家に行って窓の下で『ハラーナ』と言う歌を
弾き語りして家族にもプロポーズの意志を伝えるとのこと。
これほんまかいな?
ギターを弾けなければ、弾ける友人に助けてもらうのか、
お金を出して楽団を雇うのか、
まあ楽器付きでなければ駄目なんてことは無いと思うので
独唱も有なんだと思うのですが、どうなのか。
日本の場合、婚姻届けを提出することで
色々な制度にも都合が良いことが
何かと増える印象があるのですが、
欧州では、婚姻届けにあまり拘っていない印象があるので
それほど不都合を感じることがないのかも知れませんね。
知らんけど。