今日から仕事始め、と言う方も多かっただろう。
「仕事はじめ」とは言うものの、まだまだお屠蘇気分が抜けず、本格的な仕事始めは来週14日からという感じかもしれない。
ならば!今週は「ちょっと発想を変える週間」と、考えてみてはどうだろう?
先日紹介した「抹茶シャンパン」を提案していたのは、京都の老舗茶舗・一保堂茶舗さん。
その関連で京都の日本酒のサイトをチェックしていたら、「桃の天然水スパークリングと日本酒を合わせて、カクテルのようにして・・・」という一文を見つけた。
カミング:上京区で唯一の酒蔵佐々木酒造さんをたずねて
余談だが、この「佐々木酒造」さんは俳優の佐々木蔵之介さんのご実家だ。
「老舗だから冒険的で大胆な発想が生まれる」と言う部分は、若干なりともあると思う。
自分の事業となる基礎がしっかり出来ているので、何かあれば原点に戻り、また新しいことにチャレンジするコトができるからだ。
しかし、何も老舗でなくても、発想を変えるコトはできると思う。
変えるコトは出来なくても、「少しずらしてみる」と言うことはできるのではないだろうか?
例えば「寝台特急」をテーマに揚げてみる。
ご存じの通り、「寝台特急」は廃止の一途を辿っている。
残るのは、いわゆる「走る高級ホテル」のようなタイプだけだ。
廃止される理由の一つが、新幹線に代表される「高速化」。
それに拍車を掛けそうなのが「リニアモーター」ということになるのだが、「高速化」を進める大きな理由はなんだろう?と、考えると「昼間の長距離移動の時間短縮」ということになると思う。
「昼間の長距離移動の時間短縮」と言う点だけで考えれば、確かに「寝台特急」は向かない。
しかし「寝ている間に長距離を移動できる」と考えると、また違った需用が起きてくるのでは?
これまでの様な2段ベッド(3段ベッド)の「ベッドを座席と考える」のではなく、「一つの部屋」の様に考え「ファミリータイプ」の座席にすれば、このお正月休みの大渋滞に巻き込まれることもなく、運転手役のお父さんもラクだろうし、子ども達も周囲に気兼ねなく、旅行を楽しむことができるのではないだろうか?
場所と時間によっては、自然を満喫できるロケーションや朝食サービスとして沿線の名物を提供すると言う方法もあるのでは?
ファミリー向けと言うだけでは無く、ビジネス向けとしても「寝ている間に移動できる」というのは、魅力的だと思う。
もちろん運賃などの問題も大きいが、移動先で十分楽しむ・仕事をするため「時間を買う」と言う発想になれば、それも違ってくると思う。
「寝台特急」といのは、あくまでも思いついた一例。
仕事の合間に、この様な「(無駄な?)発想トレーニング」をして、仕事に向かってみてはいかがだろう。