そろそろ林道へ行ってみたい季節が訪れ、晴れた朝に出向いてみました。
移動中に聞きなれぬ鳥の声が近い位置から聞こえてきたので道はずれの奥まったスペースに車を止めて観察を始めたところ...。
脇道にも関わらず、車が横付けしてくる。
知り合いかなとも思ったが知り合いではない。こんな場所で近づいてくる人なんでバーダーなんだろうと思っていたら、年齢を重ねたおじさんが車を降りてきた。
(カワガラス若...話とは関係なしです)
「そこをこないだ○○○○が飛んでいたよ!」
当方:その位置ならナイスなコースやなぁ~と思いつつ、“いいポイントをゲットしたな”とほくそ笑む。
この方は野鳥に詳しそうだが、バーダーって感じでもなさそうな感じもする。面白そうなので話を聞いていると...。
「昔は禁止されていなかったから霞網でよく鳥を捕まえて売りにいったよ」
続いて、「わしが子供の頃には村に鳥売りがいて、小鳥を捕まえて売りにいくと、いい小遣い稼ぎになったよ」
何となく野鳥が竹かごに入れられて吊るされている小汚い店のイメージが湧いてくる。
(鳥獣保護法で霞網の狩猟目的での所持・販売・頒布が禁止されたのは1991年)
(カワガラス成鳥...これも関係ない写真です)
「よく売れたのはヤマガラでね。こいつは芸を覚えるから人気があったんだ」
「ベニマシコやヒュア(そう聞こえた)もよく獲ったな」
当方:ヒュアってなんだろう?この人の土地の訛りか?
「田圃に来る黄色のヒュアとは違って、山のヒュアや」
当方:あぁマヒワのことか。ヒワをヒュアと発音するのか。
(キビタキ...関係ない写真です)
「たくさん捕れる日もあったけど♀は山で焼いて食べちゃうんだ」
当方:思わず「♀の方が美味しいんですか?」と聞いてみると...。
「鳥売りは、♂は買ってくれるけど♀は安くしか買ってくれないんだよ」
当方唖然。
(キビタキ...関係ない写真)
「山菜を採りに行った時に木のうろにフクロウの子供たちがいるのを見つけてね。」
当方「えっ?フクロウのヒナも食べちゃうんですか?」と早合点して聞いてしまうと...。
「いや食べないよ。第一そんなもん持って帰ったのがバレたら警察に捕まっちゃうよ」
って感じで野鳥を捕まえたり、食べたりしていたのは遥か昔のことかと思いきや...。
「知り合いがツグミを捕って冷凍にして送ってくれたんだけど、冷凍したツグミはパサパサして不味いな!」
「やっぱ活きのいい野鳥はうまいんだよなぁ~!」
当方:“やっぱりまだ食べてるんや”と呆れ顔。
(アナグマ...関係ない写真)
「野鳥は美味い」と満面の微笑で言われても、当方は元々鳥肉自体が食べられないので“そうですよね!美味しいですもの”なんて言えませんわ。
ホントはかなりヤバイ話も聞けたんだけど、そんな話はこんなところには書けませんけどね。
ところで、長々と話している間に近くで鳴いていた謎の野鳥の声は遥か彼方へ消えてしまいましたとさ!
移動中に聞きなれぬ鳥の声が近い位置から聞こえてきたので道はずれの奥まったスペースに車を止めて観察を始めたところ...。
脇道にも関わらず、車が横付けしてくる。
知り合いかなとも思ったが知り合いではない。こんな場所で近づいてくる人なんでバーダーなんだろうと思っていたら、年齢を重ねたおじさんが車を降りてきた。
(カワガラス若...話とは関係なしです)
「そこをこないだ○○○○が飛んでいたよ!」
当方:その位置ならナイスなコースやなぁ~と思いつつ、“いいポイントをゲットしたな”とほくそ笑む。
この方は野鳥に詳しそうだが、バーダーって感じでもなさそうな感じもする。面白そうなので話を聞いていると...。
「昔は禁止されていなかったから霞網でよく鳥を捕まえて売りにいったよ」
続いて、「わしが子供の頃には村に鳥売りがいて、小鳥を捕まえて売りにいくと、いい小遣い稼ぎになったよ」
何となく野鳥が竹かごに入れられて吊るされている小汚い店のイメージが湧いてくる。
(鳥獣保護法で霞網の狩猟目的での所持・販売・頒布が禁止されたのは1991年)
(カワガラス成鳥...これも関係ない写真です)
「よく売れたのはヤマガラでね。こいつは芸を覚えるから人気があったんだ」
「ベニマシコやヒュア(そう聞こえた)もよく獲ったな」
当方:ヒュアってなんだろう?この人の土地の訛りか?
「田圃に来る黄色のヒュアとは違って、山のヒュアや」
当方:あぁマヒワのことか。ヒワをヒュアと発音するのか。
(キビタキ...関係ない写真です)
「たくさん捕れる日もあったけど♀は山で焼いて食べちゃうんだ」
当方:思わず「♀の方が美味しいんですか?」と聞いてみると...。
「鳥売りは、♂は買ってくれるけど♀は安くしか買ってくれないんだよ」
当方唖然。
(キビタキ...関係ない写真)
「山菜を採りに行った時に木のうろにフクロウの子供たちがいるのを見つけてね。」
当方「えっ?フクロウのヒナも食べちゃうんですか?」と早合点して聞いてしまうと...。
「いや食べないよ。第一そんなもん持って帰ったのがバレたら警察に捕まっちゃうよ」
って感じで野鳥を捕まえたり、食べたりしていたのは遥か昔のことかと思いきや...。
「知り合いがツグミを捕って冷凍にして送ってくれたんだけど、冷凍したツグミはパサパサして不味いな!」
「やっぱ活きのいい野鳥はうまいんだよなぁ~!」
当方:“やっぱりまだ食べてるんや”と呆れ顔。
(アナグマ...関係ない写真)
「野鳥は美味い」と満面の微笑で言われても、当方は元々鳥肉自体が食べられないので“そうですよね!美味しいですもの”なんて言えませんわ。
ホントはかなりヤバイ話も聞けたんだけど、そんな話はこんなところには書けませんけどね。
ところで、長々と話している間に近くで鳴いていた謎の野鳥の声は遥か彼方へ消えてしまいましたとさ!