店のドアを開けて中へ入るといきなり“お久しぶりです！”と笑顔で迎えていただく。でも当方がこのお店へ来たのはこの日が初めてなんだよ。一瞬戸惑ってしまいましたよ。 ところが出迎えてくれたネパール人の方は別のインド・ネパール料理店におられた知ってる方だったのです。聞いてみると今年の７月についに自分の店をオープンしたんだそうです。
この日のランチには紆余曲折があって、家族でランチを食べようと当初目的の洋食店へ行ったら、マスコミでも取り上げられている話題店ということもあり他府県ナンバーの車が駐車場に並び店の前には人が行列を作って並んでいる。
それならばと、2カ月くらい前に情報を仕入れたインド料理屋へ行くことに。移動中に今回の「ナマステ ネパール」を見つけたが、発見順ということで以前に聞いていた店の方へ行くこととしました。
しかしそのお店は既に閉店していて店舗の看板までもが剥がされている。
．．．ということで戻ってきて入ったのが「ナマステ ネパール」。どうやら“この店に入るべし”の縁があったようですね。
オーナーの方が食事の途中にテーブルまで挨拶に来てくださったんですが、和食やフレンチのディナーでシェフやオーナーが挨拶に来ることはあっても、インド料理のランチで挨拶に来てくれると不思議な気分になりますね。
笑顔で“お客さんのこと、実は２年くらい前から知ってるんですよ”と言われるが、彼が働いていた店はここが４件目で当方はその４店とも何度か通っていたので“最初にお会いしたのはどの店でしたっけ？”となんともとぼけた話になってしまう。
県内のインド料理屋の話などもしつつ、自分の店のこれからの展開なども話してくれましたが、なかなか夢のある話でしたよ。
しかし異国へ家族でやってきて、異国で自分の店を持ち、まだ先にも夢がある．．．なんとも羨ましいというか、馬力が凄いな。
カレーはエビとキノコのカレー・フィッシュカレー・マトンマレー・バターチキンカレーと家族のバラバラ好みで４種を注文して４種共味わってみましたが、どれも美味しい。
バターチキン・カレ－のスープが印象に残ったがチキンが苦手（スープはＯＫなんだけど固形がダメ）なので個人では注文出来ないんだよな。
セットにはタンドリーチキンが焼きたての煙を上げながら出てくるけど、う～んチキンが苦手なのが残念。
オーナーのモットーは“お客さんが求めているものを準備する”ということです。これは大事なことですね。
ところで“当方とその家族ってどこのインド料理屋にも匂いを嗅ぎ付けてやってくるなぁ～。スパイスの匂いに鼻が効くのかなぁ？”とか思われていたりしてね？
