クイーンズランド州北部を20日に襲ったサイクロン・ラリーの被害は甚大で、イニスフェイルの町の完全な回復までには数年かかるとの報道があり、台風のメッカ日本に住む者として他人事ではない。また、オーストラリアで生産されているバナナの80%が被害を受けたとなると、毎朝のようにバナナを食べるこちらでの生活に影響は必至だ。
果物好きの私は日本に無い果物を見ると、パートナーの冷ややかな視線にもかかわらず、つい手が伸びる。しかし、残念ながら常に失敗に終わる。
去年はココナツを割る大きな包丁がなく30分以上苦心した上に、臭くて飲めずあっさり捨てた。
小さなマーケットで買ったつぼみのようなものは、名前も食べ方も聞いたが理解できず、食べる決心がつかないまま、放置した。しなびる直前で決断し、売っていた人の動作を思い出し、むしってしゃぶってみたが、苦いばかりでゴミ箱へ行った。果たして食べられるものだったかも疑問だ。
日本でも売っているが、子供の頃、塀の外からよだれをたらすばかりであったザクロを見つけて飛びつき買った。これも熟れ頃がわからず、種の周りのかすかな甘みを味わっただけで、ほとんどそのまま、これもゴミ箱行きになった。
ドラゴン・フルーツと言う名前だけは聞いていて、半分中味が見えるものをスーパーで見つけ挑戦した。周りが黄色くなり始めたので、あわててスプーンですくって食べたが、ゴマ状のものの食感と、多少の苦味があるだけで、これもほとんど行くべきところへ。どうも冷やして氷菓のように食べるものらしい。
最近、ついにスターフルーツを買ったが、決心がつかないまま気が付くと、茶色になってヘニャヘニャになっていて、つまむとドロリとして舐めると酸っぱいので、これも宿命の場所へ。
納豆を発見した先人の偉業に感謝しつつ、虎視眈々と次の獲物を狙っているが、珍味発見の道は遠い。
ハイドパークHyde Parkと言うとロンドンを思い出しますが、あんなに広々としている公園ではなく、湖の周りをぐるりとゆっくりまわっても30分程度でしょう。二つの湖があり、数多くの水鳥が居て、湖畔の大木もなかなかの見ものです。
ご幼少のころならさっそくとびついて木登りしているでしょう。そういえば、こちらでは木登りする子供を見かけません。禁止でしょうか。時代でしょうか。
観光的なものは何もありませんが、ベンチも数多くあるのでのんびりと鳥をながめたり、日陰で涼むのには最適です。
数多くの鴨と2羽の黒鳥と何種類かの鳥がいましたが、重たい図鑑を日本に置いてきたので名前がわかりません。この周辺では見かけないくちばしが長いとりを見ました。また頭部が赤いにわとりのような鳥は昨年も居て、写真を見た友人は食用の鳥ではないかと言っていました。
パース駅からWilliam Streetを北に1.5kmほど行ったWilliam StreetとVincent Streetにはさまれたところにあります。Blue CATの9番のTAFEで降りてWilliam Streetを歩いて行きましたが、中国語の看板が並び、町並みははっきり言って整頓されておらず、散歩にお勧めのコースではありません。ハイドパークHyde Park の東側のWilliam Streetから300mほど東を南北に走るBeaufort STにはいくつかのカフェなどが立ち並んでいます。こちらから行くのが良いでしょう。
帰りはハイドパーク前からバスに乗ってパース駅西口まで出ました。2 Sectionで$1.3でした。